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子どものかわいい時期

昨日は夫に子どもをお願いして、一人で出掛けてきました。
道中で赤ちゃん連れの夫婦とすれ違ったのですが、お母さんの抱っこ紐に埋もれてしまいそうなほど小さい赤ちゃんで、うわあ〜かわいい!と思わずガン見してしまいました。あの小ささは生後1、2ヶ月かなあ。

うちの子はもうすぐ1歳半になりますが、この赤ちゃんと同じくらいの月齢の時ってどんな感じだったっけか。
どのくらいの大きさで、どのくらいの重さで、どんな表情をしていて、自分はどんな風にお世話をしていたか。首はまだ座ってなかったよな、睡眠はまだまだ不規則だったけれどもミルクはちゃんと飲んでくれていたかな、いやでも吐き戻すこともまあまああったような…

色々と思い返してみようとしても、出てくるのは随分とぼんやりした記憶ばかり。
たった1年ちょっと前の出来事のはずなのに、なぜこんなにも覚えてないんだ。…ま、きっと自分に余裕がなくて、とにかく日々をこなすだけで精一杯だったんでしょう。
当時撮った写真を見てようやく少し思い出すけれど、それすら何だか自分の記憶でないような、あれは夢かもしくは誰かの記憶がどこかで入り込んだのではないか?という感覚にすらなります。

振り返ればあっという間に終わってしまった、我が子の赤ちゃん時代。
あの貴重な時期、あの頃ならではの可愛さをもっと楽しめたらよかったな、もったいなかったな…と少し後悔はします。
だけど、まさに今布団の上でぐーすか眠っている1歳の娘に対しても、もう少し経てばきっとまた私は「あの頃可愛かったな」と思っているに違いありません。
一生に一度しかないその日その日を、記憶にしっかり刻んでおきたい…なんて思えるのは比較的自分の気持ちにゆとりのある時だけで、今は今でまた違う種類の大変さが発生しておりそれらの対処に追われる日々です。
小さい子どもを持つ友人や知人が近くにいたら「今の可愛い時は今しかないよ!あっという間に終わっちゃうから、今を楽しんで!」なんて思わず上から目線でアドバイスしてしまいそうですが、1年ちょっと前の自分に同じ言葉を掛けたらきっと、寝不足の充血した目で「うるせえ」と返ってくるはずです。

そんなこと繰り返しているうちに、気付いたら大きくなっちゃうんだろうな。
んで、どの時期もきっとそれぞれに可愛いし、それぞれに自分の想像の斜め上を行く大変さがあるのだろうなと思います。


相変わらず勢いのままに書いただけの内容になってしまいましたが、とにかくとにかく、育児中のみなさまお疲れさまです…というのと、
今の私は周りの方の力を借りながら何とかかんとか育児らしきものをやってますが、
その助けてくれる方々も、道行く人達も、自分と同じように皆それぞれの現実の中を生きているということは忘れずにいたいです。余裕のない時は特に視野が極端に狭くなりがちなので…



ちなみに外出先はアイドルのコンサートでした(特に要らん情報)