見出し画像

土を触れる

幼い頃、砂遊びは好きだった。
だけどある日、砂遊びをしたあとに手に湿疹ができて、親に砂遊びを止められた。

そこから、土に触れる機会が減っていったように思う。

大人になってからも、ガーデニングよりフラワーアレンジメントのほうに興味があり、
ますます土に触れる機会はなくなった。

だけど、昨年、友人が始めた畑に参加するようになり、久々土に触れる機会ができた。

土の癒し

土に触れて、土の上に立つ。
このシンプルな行為は、私にとって癒しともいえるぐらい、心を無にして洗い流してくれる効果があった。

いつもは、土の上に立って暮らしていることを当たり前すぎて何とも思わないけど、
実際自分の足で土の上に立つことは
すごく土からエネルギーをもらっているような気になる。

いつか土に還るその日まで

上辺のことばかり目がいってしまい、
いらぬ不安ばかりを想像して、
「今ここ」に目を向けられない。
そんなときに、土を触れるというシンプルな行為は、「今ここ」に引き戻してくれる。

いつかは土に還るのだからこそ、
大事な今を噛み締めて、今の自分を大切にしていきたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?