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第21回:番外編リメイクして欲しいゲーム

今回は、番外編として私がリメイクして欲しいと思っているゲームを3本紹介していきます。

まず1本目は、
『ルドラの秘宝』

このゲームは、進化や環境破壊などを軸とし、繰り広げられる壮大な物語です。

まず、この作品を語るにあたって、避けては通れないのが言霊システムです。このシステムは、プレイヤーが文字を入力し、魔法を作るもので、作れる魔法は無限大と言っても過言ではありません。

例えば、ケアルと入力すれば回復魔法、ファイアと入力すれば攻撃魔法、プロテスと入力すれば補助魔法といったように、名前の元ネタと同じ効果の魔法が作れたり、ふざけて下ネタやバカバカしい言葉を入力しても、それなりの効果を持つ魔法が作れたりします。

なので、言霊システムが持つ可能性は無限大なんです。

言霊システムの他にも、戦闘では敵味方とも常時動いており、ドット職人のワザが光ります。
戦闘は、FFと同じサイドビューなので、FF好きな方はかなりとっつき易い作品です。

その他、キャラクターデザインにあの雨宮慶太氏をはじめ、篠原保氏、松川健一氏(キャラクターデザインについて、私が直接クラウドに質問した際の返信がソースです)など錚々たるメンバーに加え、音楽は『ファイナルファンタジーUSA』でもお馴染みの笹井隆司氏と非常に豪華です。

物語、システム、グラフィックどれを取っても超一流のゲームだと断言します。ただ、物語は完結していない為、そこが一点心残りではありますが、HD-2Dという新たな表現が生まれた今こそ、リメイクして欲しいゲームです。

2本目は、
『ソーマブリンガー』

このゲームは、世界に普遍的に存在するエネルギーの謎に迫るロマンチックな物語です。

この作品は、全体的にバランスが良くて好きなんです。物語も、あくまで私の考えとしてはですが、マイルドになった『ゼノギアス』という感じです。『ゼノギアス』ほど複雑ではないですが、根幹に流れているものは同じだと思っています。

フィールドや戦闘システムに関しては、『ゼノブレイド』の雛形と言っても良いのではないでしょうか。

音楽も『クロノ・トリガー』や『ゼノギアス』の光田康典氏で、心地良く感情に訴えてきます。

このように、このゲームはゼノシリーズの遺伝子を持っています。だから私は、ゼノシリーズの一つだと位置付けています。

物語と音楽は完成されているので、システムやグラフィックを強化してSwitchあたりでリメイクされて欲しい作品です。

最後は、
『クーデルカ』

このゲームは、愛や生命をテーマに、霊媒師クーデルカが体験する一夜の物語です。

この作品について私が最も伝えたいのは、怖さを克服したホラーゲームという事です。

ホラーゲームにおいて、1番怖さを感じる場面は、やはりクリーチャーとの遭遇だと思います。
『クーデルカ』は、基本的に『バイオハザード』や『サイレントヒル』と言ったホラーゲームのような作りで、唯一戦闘システムが違います。

普通のホラーゲームだと、リアルタイムでクリーチャーが登場し、息つく暇もなく戦う形ですが、このゲームは非リアルタイムのコマンドバトルなんです。

これはホラーゲームの常識を覆したと言えるでしょう。コマンドバトルにする事によって、リアルタイムで感じる恐怖が緩和され、一種の安心感が生まれます。

つまり冷静に気味の悪いクリーチャーと対峙出来るんです。私にとっては画期的でした。

しかし件の戦闘システムですが、怖さを克服した代わりに、テンポが悪いんです。このテンポさえ違っていれば、本当に素晴らしい作品になったと思います。

グラフィックは申し分ないし、音楽は『聖剣伝説2』などの菊田裕樹氏です。戦闘音楽は、いずれも奇妙ですが、素晴らしいです。

また、このゲームはあのシャドウハーツシリーズの下地になっています。このゲームにはギャグこそなく、戦闘のテンポの問題はありますが、続くシャドハシリーズの原点なので、未プレイの方は是非プレイして欲しいです。

そして、戦闘テンポを改良して是非リメイクして欲しいです。

以上、リメイクして欲しいゲーム3本の紹介でした。ここまで読んで頂き、ありがとうございました!次回もお楽しみに!

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