動画クリエイターとして継続して売れるためにやるべきこと
こんにちは片山史哉です。
今日はこれから動画クリエイターとして売れるためにやるべきことについて僕の考えを書いていきます。
動画制作の仕事とは
まず、動画クリエイターとして現在ある仕事の多くは
・企業PV
・Wedding
・YouTube動画編集
・ミュージックビデオ
など他にもたくさんあります。
これらの現在の単価ですが、
企業PV:20~100万円
Wedding:5~20万円
YouTube動画編集:1~3万円
ミュージックビデオ:5~30万円
ざっとこんなところでしょうか。
動画クリエイターの仕事は消える
これらの仕事のほとんどはクライアントの要望や指示によって内容や構成が変わっていくものがほとんどです。
つまり、多くの人が作りたそうなものを技術的に動画クリエイターしかできないから映像制作の会社に依頼しているということです。
さらに言えば、もうすでにAIの進化でアプリを使って個人で簡単に作ることができる時代はすぐそこにあるということです。
実際に、YouTube動画編集はクラウドワークスやココナラなどをみると3000円くらいの単価からあります。それだけ値段を下げないと依頼がこない状態にあるんです。
ではなぜここまで安くなったのか。
それは誰でもできるようになったからです。
動画編集のためのPCのスペックや、カメラ性能が向上し動画編集というのが身近になったことがこの原因とも言えます。
現在、M1チップやIntel第11世代など素晴らしいCPUが続々と発売され、価格も10万円位で購入できるものもあります。
いまはCPU過渡期で性能、静音性、大きさなど進化が目まぐるしい産業です。
つまり、M1チップくらいの性能をもったスマホが誕生するのもそう先の話ではないとも言えます。
動画クリエイターとして目指す場所
これを聞くと、動画クリエイターとして生き残るためにすることは
・技術の向上
・人脈
・効率、生産性の向上
と思われる方も多いのではないでしょうか。
ぼくはその競争に入っていったらただの延命治療にすぎないと思います。
やがて、スマホで誰もが個人でなんでも作れるようになってしまうからです。
もしかしたら、カメラワークまで支持してくれるアプリなんかが出るのかもしれませんね。
では、今後自分がどのように動画クリエイターとして生き残っていくのか。
それは、お客さんの要望に応える再現性の高さではなく、アートとしての自分の価値を高めることです。
皆さんは映画監督や映像のクリエイターと聞いてどんな方を思い浮かべますか。
ぼくは色彩豊かな蜷川実花さんなんかがいい例だと思います。
これ、きれいな映像だなぁ。
これ、いい写真だなぁ。
というのはそこら中に転がっています。Instagramでもめちゃくちゃ上手な写真が山のようにあります。
蜷川実花さんの作品を見た時はどうでしょう。
これ蜷川実花っぽい!
この言葉が出てきます。
つまり、いい感じのものを作ってくれる人よりも、その人の世界観で作ってもらうことの方が競争相手が少ないということです。
動画クリエイターとしてやるべきこと
動画クリエイターとして成功するために一つでも多くの仕事をとり、数をこなして、人脈を作り、絶え間なく仕事が回るように・・・というのは10年先を見越したビジネスモデルではないということです。
各企業や個人の方が、自分でもできることをわざわざ人にお金を出して頼むことはしません。
それなら、極度の機械音痴でお店や会社を動画で広めたい人を探したほうが効率的でしょう。
いまやるべきことは自分の『作品』を作っていくことです。
作品を作り続けることで
この人の作るものが好き
という人を一人でも多く作っていくことが必要だと感じます。
世界観を作るというのは簡単なことではありません。
しかし、数多くの仕事を請け負うより、数多くの作品を作り上げていく方が確実にそのビジョンには近づけます。
もしよかったらぼくの『作品』ものぞいてみてくださいね
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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