大丈夫。知っています。安心してください。
ファンタジスタまゆみです。
今日はわたしの心情について書かせてください。
わたしはインスピレーションアートというものを描いています。現在210名、5歳から80代まで描かせていただいてきました。
その中で、顔写真を送っていただくことがあるのですが、ああこの方は強面だけど、とっても優しくて繊細な方なんだろうなぁって思いながら描いた方がいて、間のやりとりに入った方にもそのことを伝えていました。
お伝えしたメッセージは、
「大丈夫。知っています。安心してください」でした。
心の優しい方であることも、想いも全部わかってますから大丈夫ですよ。とお伝えしたかった。みて、心が安堵するような、絵を描きたいと思いました。
その方は、とても気に入ってくださって、その絵をプリントしてパウチにいれたり、お仏壇にも飾ってくださっていたそう。ガラケーの待ち受けにもしてくださっていたとのこと。
それがこの絵です。
その方が最近亡くなられたそうです。
実は闘病されていたようで、わたしはそんな状況も知らず、ただただどこまでも広がる優しい宇宙が浮かびインスピレーションのままに描いたのだけど、最後までこの絵に眺め、励まされていたと後日談できいて、涙がとまらず。
そんな大切な人生のシーンで、わたしの絵を眺めて、励まされていたなんて。
畏れ多くて、そして描かせていただいたことに本当に感謝で、少しでも誰かの救いにわたしの絵がなれたのなら、少しでも心に希望を見出せたのなら、私は生きていてよかったなって今本当に思って、嗚咽するほど泣いてしまいました。
あの世とこの世のはざま。
わたしは今、その相互のはざまには浮遊しているような感覚でいて、身体はこの世にあるのに、心は魂の里に戻っているような現実味のない場所を漂ってる。
人が生きること、人が死にゆくこと
魂がこの世から離れるとき、
あの世の世界が、平安に満ち心安らかな世界であるということをわたしは祈ってやみません。
心よりお悔やみ申し上げるとともに、これからもわたしは一期一会の気持ちで、絵を描き、文章を書き、そして出会う人々と生きる喜びを生み出していきたい、そう思いました。
本当にありがとう。