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【2020.07.17】そのこだわりは誰のためのものなのか。

神は細部に宿る。

最終的に他者に見えない、気づかれない部分であったとしても、細やかなところにまでこだわる。その姿勢はとても大事だと思っている。「そこまでやり切った」という納得感は、その作品を発表するときの自信にもなる。

ただ、気をつけなければいけない部分もあると感じた。

それは、細部にこだわる理由が「自分のため」になっているとき。「こだわり抜いた」という安心感を得たいがために、優先順位の低い細部に時間を割きすぎてしまうことがある。受け手のためを考えたときに、その時間と労力を充てるべき、もっと肝心な要点があるかもしれない。

そのこだわりは誰のためのものなのか。

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