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【2020.04.25】穏やかな川の流れに浮いて、空を見ながら、心身を100%委ねて流れていくような夢でも見られるようになればいいのかもしれない。

家に帰ると、暖房がつけっぱなしになっていた。「部屋が暑い」と思いながら靴を脱いで玄関から足を踏み入れると、なんとガスコンロの火まで付けっぱなし。

鍋から異様なものがあぶくを立てながら吹き出し、火の近くにあった正体不明のものがドロドロに溶け、気味の悪い煙を上げている。そのドロドロが流れ、火力調節のつまみも、そしてガスの元栓も飲み込んでしまっている。

慌ててタオル越しに元栓を締めようとするも、ドロドロが詰まっていて閉まる方向になかなか回らない。それでも無理矢理ひねると、鈍い感覚とともに「メキッ」という音を立てた。

これはダメだと思い、今度は火力調節のつまみ。こちらもなかなか回らない。グッと力を込めると、今度は「パキッ」という乾いた音を立てて、止まるはずの場所を通り越して回り過ぎてしまった。

その瞬間、火力が一気に強まり、コンロからバチバチと白い閃光まで放たれ始めた。爆発するんじゃないかと、片手を顔の前に構えながら、もう片方の手でもう一度元栓をいじろうと足掻くが、ゆるくなってしまったつまみがくるくると空回りするだけ。

もうどうしようもない。なんでこんなことになってしまったんだ。弾ける閃光はどんどんと強まっていき、「キーーーーン」という甲高い音まで響き始めた。

あーもうこれは大爆発だ。


と思ったところで目が覚めた。今朝の夢の話。汗びっしょり。かけ布団を跳ね除けて慌ててコンロに向かったけれど、元栓はちゃんと横向きに閉じられていた。暖房もついていない。

めちゃくちゃ急いでいるのに、手元が狂ってスマホのパスワードが何度やっても解除できない夢(夢の中では顔認証ではない)。本棚に本を入れようとしているのだけど、どうしても入らない夢。誰かが運転するクルマに乗せられ、よそ見運転や無謀な運転をされて為す術がない夢。

そういう、コントロールが効かない系の夢をよく見る。ひっくり返して考えるならば、普段から何かを過剰にコントロールしようとしすぎているのかもしれない。だから「思い通りにいかなかったらどうしよう」という不安が生まれ、こういう夢を見るのではないか。

穏やかな川の流れに浮いて、空を見ながら、心身を100%委ねて流れていくような夢でも見られるようになればいいのかもしれない。


いやーしかし、今日は朝から疲れた......。非現実の世界の出来事とはいえ、心労はリアルな影響を及ぼす。身体すら一緒に疲れているような気さえする。

そんな疲れを引きずりながらも、今日はボランティアで受け持っている原稿の校閲を何ページか進めた後、ランニング。20km走ろうと思ったけれど、いつもの6kmコースを折り返して戻ってきて、12km走ったところで「なんかもうやめたい」と思ってしまった。先週も12kmで止めていたので、せめてそれよりは長くしようと、15kmまで走って終了。

こういうところでの「あとちょっと頑張る」の踏ん張りが効かなくなってきている。ウルトラマラソンにおいては、限界が訪れてから「あとちょっとだけ」を数百回繰り返して自分を騙しながら進むことを繰り返さなければならない。

それなのに、いまはこんな堕落をしてしまっている。やはりモチベーションがガクンと落ちてしまっている。安全配慮のために長い時間は走らない、という自粛もあるけれど、この感じはそれだけによるものではない。

来週こそ20kmは走りたい。それ以上の距離は、緊急事態宣言下ではちょっとやりづらいな......。ネックウォーマーを鼻まで覆って走るので、低酸素トレーニングになるのはなかなか良いのだけれど。


本も読まずに、今日がもう終ろうとしている。なんだかな~な一日。今晩は夢を見ませんように。

今日は誤字脱字のチェックがめんどくさいので、見直さずにそのままアップします。明日読み返して、どれくらい間違いがあるのかチェックしてみよう。なんだか、それはそれで楽しいな。

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