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【2020.06.25】たとえ目指す先が虚構でもいい。動く。その先で、現実が変わる。

明け方に地震が起きて、「地震で目が覚めた」という感覚になったことがない。なぜかいつも、「ちょうど起きたところに地震が来た」という感覚。地震で目覚めたならば「起きたら揺れていた」になるはずなのに、揺れが来る前の感覚が身体にも意識にも残っている。初期微動の段階で起きているのだろうか。不思議。

SNSに流れている警句が、まるで全部自分に向けて言われているかのうように感じるときは、あまりいい状態じゃない。「自意識過剰」の一言では片付けられない何かが起きている。

直接自分の身に何か悪いことが起きているわけでもないのに(むしろ楽しいプロジェクトに没頭しているのに)、日々不安が大きくなっている。睡眠が崩れ、身体の調子がととのわないからかもしれない。

鬼門の季節の、まだ入り口。ここからが本番なのに、いまからこれではまずいな。一回、心のなかを静かにしたい。


とても面白かった。日本人作家の小説を読んだのは、実はけっこう久しぶりだったかもしれない。残り100ページになって「まだ終わらないでくれ〜」と名残惜しく思えたのも。

たとえ目指す先が虚構でもいい。動く。その先で、現実が変わる。

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