「TMを見てきたから、自分も頑張れる。」じゅんさん④
(前回からの続き)
⑩一番好きなライブを教えてください(行ったことが無い方はライブ映像でも可)。
じゅん：初めて行った「KISS JAPAN」もやっぱりそうですし、自分が戻ってきた「Log-on」もすごく印象に残ってるし。他のライブも、いろいろ思い出や思い入れがあって。
余談なんですけど、「SPIN OFF」ってやってるじゃないですか。(当時、)宇都宮さんのファンクラブに入っていて、こういう「SPIN OFF」をやるっていうのを知って。一番最初の2003年の時じゃないかなと思うんですけど、ちょっと印象に残ったのは、「FANKS女子」「FANKS男子」っていう言葉が使われていて。初めて見る言葉だな、って思ったりして。
あと、2005年のZeppTokyoがファイナルの時に、ライブを見終わってヴィーナスフォートに行って。ペットショップがあったんですけど。たまたま何の気なしに立ち寄っていたら、大ちゃん(浅倉大介さん)が入ってきて。すごくびっくりしたっていうのはあります。至近距離にプライベートの大ちゃんがいるっていう。初めてのことで。
(2005年の「SPIN OFF」は)「CASTLE IN THE CLOUD」から始まったのがすごく印象に残っていますね。その当時くらいにリリースされて、ライブで聴くのは初めてだった気がするんですよね。
「CASTLE IN THE CLOUD」は、吉本にいた時の曲ですよね。MV、PVが森三中が出てるやつなんですよね。木根さんに扮する黒沢さんがいて、なぜかいつも黒沢さんの上で雨が降ってるっていう。なんか面白いな、と思って見てたんですけど。祖師ヶ谷大蔵在住っていう設定で。
で、吉本興業が「明日があるさ」という映画を作って。「CASTLE IN THE CLOUD」とどういう関係だったかは、ちょっとはっきり覚えてないんですけど、新宿の厚生年金会館でやるイベントにTMが出るって知ったんですね。それで、生で聴いたのが初めてでしたね。ベースが吉田健さんで。「こういう方がTMのベースを弾かれるんだな。」って思いながら鑑賞していたんですけどね、当時。
あと、(ライブの思い出は) イベントっていうかライブっていうんですかね。エピックレコードが25周年かな。「Live EPIC25」っていうのを代々木の第一体育館とあと大阪でやったんですけど、それも行きましたね。2000年ぐらいだったかな。
金谷：今度、そのライブが映画館でやりますよね。
じゅん：そのライブも久々になんかTMを自分として見たかな、っていう風に思って、印象に残ってますね。ちょっと宇都宮さんがぽっちゃりっていうか、そんな感じになったりしてますよね。
あと、また余談なんですけど、葛城さんのところ(ロフト)に行くと、いろんなことを教えてくれるんですよ。
葛城さんのファンクラブのイベントに行った時も、いろんなお話も聞けて、面白いなぁって。
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⑪FANKSになったことでの人生の変化を教えてください。
じゅん：真っ先に浮かんだのは、こうやって(他のFANKSの人と)話せてるっていうのは、FANKSにならなかったらできなかったことだと思いますし。(金谷が運営していたFANKSのFacebook)コミュニティでお世話になったのがきっかけだったので。
自分もこれだけ長く一つのアーティストを追うっていう風に、まったく考えてなかったんですけど、今でもそれができてるっていうのはすごく良いなと思いますし。
哲っちゃんがいろいろあったりして、いろんな壁というかを乗り越えてきてるのを見たりすると、自分も何か、全然比較にはならないんですけど、何かあっても「何とかなるや」って。いうか「乗り越えられるよ」っていうか、そんな風に思えたりもしますし。
たまたまなんですけど、TMがいろんなレーベルを変わってきたっていうのが、(自分も)最初に就職したところからいくつか(勤務先を)変わってきているので、何となく共通しているような。これは勝手に自分がそういう風に結びつけているところがあるんですけど、思い込んで頑張れるっていうところもあったりですとか。
自分はそんなに(転職についてはTMのように)戦略的には考えてなくて。今、サービス業で働いているんですけど、(それまでは営業を多くやってきたので、今の) 接客販売は似た仕事ではあるんですけど、扱ってる物も全然違って。今扱ってるものって、無きゃ無いで生きていける物で。それをどうやってお客さんに買っていただくかってことは大変なんですけど、そういうのを少しずつできるようになっていくと、嬉しかったりですとか。
これまで経験してきた仕事でもそうだし、初めて経験することもいろいろあったんですけど、完璧にとかはできないんですけど、全然できなかった時よりは、それなりにある程度はできるようになったりすることが自信になったりするので。
なんかそういうことを(TMと) 勝手に結びつけて、「なんか、これでいいかな。」っていう風に思っているところがありますね、自分としては。
営業の仕事ってどんな時も無くならない仕事だと思っていて。(勤め先が変わっても)どういう風な状況になっても、「何とかなる」とか「やっていけるな」っていう思いがあります。
(次回へ続く)
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