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「夢って、こんなに早く叶うんだ。」KEN3TVさん①

第6回は、映像関連会社でお勤めの傍ら、クリエイターとしてもご活躍のKEN3TVさんのご登場です。FANKSとなった後、関西から単身上京。TMと哲っちゃんを追いかけながらガジェットを駆使し、瞬く間にサブカルチャー界の時の人となったKEN3TVさんから、素敵なサクセスストーリーをお聞きしました。

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【インタビュー日:2023年7月5日】

①お名前:KEN3TV(仮名)

②年齢:47歳

 
③ご職業:映像関連会社勤務
 
④お住まい:千葉県
 
⑤FANKS歴:36年
 
⑥推しメン:哲っちゃん

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⑦FANKSになったきっかけを教えてください。
 
KEN3TV:一番初めは、元々、北条司が好きで、「キャッツ・アイ」が好きで、その後やったアニメの「シティーハンター」を見て。当時はオープニングが小比類巻かほるでしたっけ。大沢誉志幸とかですけど。エンディングがね、FENCE OF DEFENSEも、とにかく当時のアニメの中ではもう、オープニングとエンディングがズバ抜けてかっこよかったじゃないですか。
最後「Get Wild」が劇中で、イントロがかかってセリフがあって、伴奏に入っていくっていう流れがもう、これは皆さんも言っているけど、ストーリーに沿った音楽って初めて聞いた感じですよね。「わぁ、すごいな。」って。なんか終わり方がかっこいい。
 
TM NETWORKってね、「逆襲のシャア」もそうですけど、初めに「ジャラーン♪」ってかかった瞬間の、イントロで「わぁ!」っていうのが多いじゃないですか。特に、「CAROL」とかまでの初期の頃。僕は、現役の(音源)を買ったのは「EXPO」からですけど、やっぱり「Get Wild」は衝撃的でしたよね、あの始まり方はね。

(当時は)そんなにCDとかも持っていなくて、レコードもあったんだけど、カセットかな。「シティーハンター」のカセットを買ったんですよね。そうしたら、それに「Get Wild」とかが入っていて、毎日ずっとそれを繰り返して、寝る前に枕元にラジカセだったのか、コンポだったのか。毎日繰り返し聴いていたりとか。確か、テープに同じ部分をずっと録音してずっと繰り返して聴いていたような。とにかくなんか、ずっと聴いていた記憶がありますよね。

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⑧一番好きな曲を教えてください。

KEN3TV:これがですね、僕、一番好きな曲でいったら、「MESSaGE」。これ、「なんでかなぁ。」って、これも記憶がまたおぼろげなんですけど。
僕、ちょっとウツと自分を勝手に重ねちゃったんですけど、当時2013年ぐらいだったと思うんですけど、なんかウツ、病気になったじゃないですか。
同じ時期に、同じ年に自分もちょっと体調を崩して、1回(東京から)京都に帰ったんですよ。結構どん底で京都帰っちゃっていたんだけど、だけど、何かTMのライブが発表されていて。

(傍から見たら、療養中のはずが) 「また東京に戻ってきて、ライブ見に行っている、こいつ。」と思われるじゃないですか。でも、あの時は、もう、ひょっとしたら、マイケル・ジャクソンの時もそうでしたけど、「自分の好きなバンドが、もう一生見れなくなっちゃうかもしれない。」とかって、ちょっと危機感もあったりして。
チケットを取って、その時は1人だったんですけど、武道館だったかな。一番後ろの席だったんですけど、全然見えなかったんですけど。
 
金谷:2013年の武道館?

KEN3TV:確か武道館だったような記憶があるんですけど、違うかもしれない。とにかく「MESSaGE」。
もちろんCDも良かったんですけど、その時のライブの始まり方の間。「ダッダン♪」って(鳴った後の)なんか一瞬、空気を吸ったような感じでバーンと始まるのは、なんかもう、ずーっと泣いていた記憶がありますね。「MESSaGE」。

哲っちゃんってなんだかんだ言われても、でも、めちゃめちゃなんかヒューマンな感じ。あの曲は特に何か、結構、国、世界中のことを歌っている感じでもあり、自分のことを言ってるような感じでもありっていう感じの曲だったじゃないですか。
他にもいっぱい好きな曲があったのに、なんかあの曲が自分の中ではめちゃめちゃ自分の記憶に残っている。いまだにライブでかかると、「あー、この曲やっぱり好きだなぁ。」って思いますね。なぜか「MESSaGE」は。

TMが第1、第2、第3期とかあったとしたら、たぶん第3期ぐらいだと思うんですけど、サウンド的に。だけど、めちゃめちゃいい!「哲っちゃん、まだ全然大丈夫じゃん!」って。「TM、まだ大丈夫じゃん!」って思った曲でもありますよね。っていうか、CDよりもやっぱりライブいいなって。
 
金谷:(「MESSaGE」はライブだと)2007年の「メジャタン」とかでやっているのかな?

KEN3TV:「MESSaGE」じゃないな、俺、間違えました。「MESSaGE」じゃない。エイベックスになってからのやつなんですよ。「No I can’t♪ No I can’t♪」ってやつ。

金谷:
「I am」!(爆笑)

KEN3TV:それ!(爆笑) すいません。「I am」でした!ずっと「MESSaGE」「MESSaGE」言っていて、「I am」でした!

金谷:「I am」の武道館は「インキュベ」ですね(笑)。

KEN3TV:あれがね、なんかめちゃめちゃ好きですね。「I am」、めっちゃプロモーション(ビデオ)もかっこ良かったし。なんか全体的に、アー写もかっこ良かったし。ライブが毎回、始まり方が哲っちゃん的に毎回違うから。武道館で聴いたやつが、一番僕は良かったけど。

(「I am」から30周年の頃は)ウツも大変だったと思うんですよね。だけど、(ライブでも)すごく歌い切っていて。あの時って、ウツを労わるために、哲っちゃんと木根さんが2人だけって結構多かったじゃないですか。演奏だけのシーンとか映像ばっかし流していたりとか、黒人さん使って何かやったりとか。
あれ?TM ってひょっとしたらこのままインストバンドでもいけちゃうかも、って思いながらも、やっぱり「I am」が始まったら、やっぱりウツがいないとダメだなって。
始まりがなんか、「タンターン♪」とかって鳴るやつ、かっこ良かったな。
あれ?また記憶がちょっと違うな。僕、京都に帰ったのが2013年なんで。

金谷:2013年(のライブ)は、さいたまスーパーアリーナですね。

KEN3TV:それかな?それかもしれないな。なんかとにかく笑われたっていうか。1回京都帰っちゃったのに、また東京来てるって。

金谷:ウツが具合悪くなっちゃったのは2013年ですね。黒人さんがいっぱい出てきてっていうのは、確実に(「FINAL MISSION」の)さいたまスーパーアリーナです。
 
KEN3TV:武道館じゃなくてそれですね(笑)。一番後ろでひとりだったんだけど、ずーっと泣いていて。
 
(
次回へ続く)

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