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「TM NETWORKの絶頂期は、今!」タカユキさん③

⑨一番初めに行ったライブを教えてください。
(
第2話からの続き)

金谷:
ちょっと話が戻るんですけど、「インキュベ(Incubation Period)」はいかがでしたか?
 
タカユキ:「インキュベ」はすごく覚えています。スタンドだから、そこまで良い席ではなかったです。2日目だけ参加しました。「We love the EARTH」が最初で、「あの頃の青春が戻ってきた!」みたいな衝撃を受けたのを、はっきり覚えています。
 
私、その頃ですね、TMが活動してなかったので、完全に自分の頭からは離れていて、「インキュベ」は、あらかじめライブの情報は知らなかったんですよね。
昔のFANKS友人に誘われて、たまたま行ったのがこのライブでした。TMが活動しているってことを、そこで初めて知りました。それで、「TM魂」に私も火がつきました。「これがTMだな。」ってすごい見せつけられたみたいな感じでした。

哲っちゃんのソロが良かったじゃないですか。哲っちゃんのキーボードソロがすごい激しかった。これは、一番激しかったんじゃないですか、それまでで。もう、これでTMに完全に傾いたって感じなんです、私は。
 
ウツは、すごい哲っちゃんの無茶ぶりの歌に、すごいめっちゃ難しい曲に、あそこまで対応できるのはすごいな、ってずっと思っています。
木根さんもやっぱり、同じく哲っちゃんの無茶ぶりに応えてくれるじゃないですか。
結局、そうなんですよね。哲っちゃんの無茶ぶりに対応してくれる2人(笑)。だからすごいんだな、って2人は。それがTMなんだな、って認識です。

(その後は)「FINAL MISSION」は両日埼玉に伺って、「ビギエン(the beginning of the end)」は、府中の初日と東京国際フォーラム2日ですね。3公演ですね。
「ビギエン」の最後のエンディングがすごいカッコいいと思いました。東京国際フォーラムだけの。CAROLちゃんが出てきて、あの辺のやり取りと音楽がすごいカッコ良かったです。あそこから「Winter 2014」っていうテロップが出てきて、痺れましたね。
それと、哲っちゃんの足技(笑)。足でシンセを弾くという、ソロから。それがすごい衝撃的でしたね。
 
「QUIT30」は、呑んだ思い出しかないですね、FANKSと(笑)。ひどいですよね。ライブよりむしろ、呑みがメインじゃないかっていう(笑)。
ここは、横須賀に2日行って、大阪に行って、大宮に行って、東京国際フォーラムは両日行って、最後、愛知に伺いました。
 
横須賀の初日だけ「Nights of The Knife」をやって。それをどこかでまた聞きたいな、って思うんですけどね。その様子を。
あとは、「Get Wild」も横須賀と大宮以降では、アレンジが全然違った記憶があります。今の木根さんの「ジャン、ジャ、ジャン、ジャン♪」っていうのがあるじゃないですか。あれが、たぶん大宮辺りが最初だと伺っています。
 
ツアーの魅力ってやっぱり、最初と段々音が変わってくる。それが魅力だと再認識しましたね。だから、同じ曲に見えても、複数参加するのかな、って思います。
 
金谷:遠征もなさったんですね!よくそんなに会社を休めましたね。この30周年関連のツアーで思い出に残っていることってありますか?

タカユキ:なんで、あんなにサイゼリヤが(各会場の)近くにあるんでしょうね(笑)。なんでだろう?どこの会場にもあるんですよね、恐ろしいことに。そこで(FANKSさんがみんな)集まるんですよ。いっぱい呑ませていただき、ありがとうございました(笑)。

楽しかった!その頃。やっぱりFANKSとのやり取りが。TMの楽曲も最高なんですけど、それよりもやっぱり、FANKSとのやり取りがすごい楽しかった印象が残っています。この「QUIT30」辺りのツアーではですね。
「インキュベ」の頃に、(mixiより)Facebook(で連絡を取ること)の方が多くなった感じですね、私の場合は。
 
「HUGE DATA」は、埼玉に2日行って、「30 th FINAL」は両日行きましたね。 (「HUGE DATA」は)「QUIT30」のおさらい、復習みたいな構成でしたね。この演出はすごいなって。
 
いろいろ思い出が多いです。なんて言うんだろう。楽曲一曲一曲が、懐かしいっていう感覚は一切なくて。やっぱりみんなアレンジが新しくて、それで、常に進化しているんだなって。新曲みたいな感じでみんな受け止めていますよね。

「CAROL」を全部やったんですよね。ひと通り。「この外人さんは誰だ?」と思いながら(見ましたけど)。
でも、TMってちょこちょこ新曲を出しているじゃないですか。だから、それをベースに、(全体の)アレンジとかを決めているのかな、という印象ですね。
 
やっぱり新曲があるだけで、印象がもう全然違いますね。「Alive」は当時、ラジオで結構宣伝されたんですよ。今もTMがやってるって、それで知った方も多いんじゃないかと、この辺では思いました。
(メンバーのお三方も)いろんな番組でゲストとかで出ていたんで、メディアの露出も多かったです、この頃は。こんなテレビに出ているの、しばらくなかったんじゃないか、っていうぐらい。

金谷:私も、(この時期は)テレビに久しぶりにいっぱい出ているな、って思いました。

(第4話へ続く)

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