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「娘もFANKSにしようか、と思っています。」Naomiさん②

⑧一番好きな曲を教えてください。
(
第1話からの続き)
 
Naomi:一番好きな曲は、どれもこれも本当に好きで選べないんですけど、思い出深い曲は、今でもゲン担ぎになっている曲があって。「JUST ONE VICTORY」。
これがですね、私、中学校時代、実は2、3年不登校をやっていまして。いじめられて学校に行けなくなっちゃって。
で、高校受験するということになって、私、「高校行かない。」って言ったんです。ごねたんですね。だけど、「高校ぐらい出ておけ。」って担任の先生に言われて、しょうがなく「高校行くわ。」って。
 
私立と県立があって、私立は、私の頃って結構人気が高くて、出席日数が足りないと、なかなか入れてもらえないところがあったんですね。「たぶん私立は受からないよ。」って、言われていたんですね。希望していた所には。
「県立なら入りやすいよ。」って言われて、「ん~、どうしよう…。」って悩んでいた時に、昔、目覚まし付のラジカセってあったじゃないですか。
うちのは気分屋な子で。ちょっと壊れかかっていたんでしょうね。CDをかけても、目覚ましが鳴ったり鳴らなかったりするんですよね。それで、ちょっと賭けてみたんですけど。
 
「JUST ONE VICTORY」って、たった一度の勝利っていう意味じゃないですか。「試験の日に、もし目覚ましが鳴ったら、私は私立の高校に行けるし、駄目だったら友達と一緒に県立に行ったらいいや。」って思って、それにちょっと賭けたんですね。
そうしたら、その試験の当日に「JUST ONE VICTORY」がちょうどかかってくれて。行きたかった高校に受かったんですね。だから、「JUST ONE VICTORY」がかかってくれなかったら、木根さんファンの先輩にも会えなかったし、きっと嫌な思いをして3年間過ごしたんだろうな、なんて思ったりして。なので、それが私の中でゲン担ぎの曲になりまして。
 
大学受験や介護福祉士の試験を受ける時もそうだったんですけど、あんまり自信がなくて。その時にも、朝かけて聞きながら行ったんですね。そうしたら受かったっていうのもあって。もう、本当に私の中ではゲン担ぎの曲なんですよ。勝負曲っていうか。

金谷:素敵!それはもう、勝利に繋げてくださる「JUST ONE VICTORY」ですね。
 
Naomi:うん。もう、一番。なんかね、気持ちが高ぶるっていうか、頑張れるっていうかね。どんな励ましの言葉よりも、この曲が1番頑張れる気がする。私の弱い心を鼓舞してくれる曲!
 
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⑨一番初めに行ったライブを教えてください。

 
Naomi:高校の時に、木根さんファンの先輩と一緒に行った「EXPO」が初めてです。代々木第一体育館ですね。女子高生にはちょっとね、あれは目の毒でしたね(笑)。ちょっと、刺激強過ぎですよ、高校生には。
先輩とか、隣で「やめてぇ~!」って言っていましたもん。「先輩、木根さんファンじゃん。」とか言いながら。「違うの!これはダメなの!」とか言って(笑)。

私なんか結構冷めた目で見ていましたけど、でもやっぱりちょっと、「え?え?」「何してんの、これ?」って思って。見ている方も恥ずかしかったですね(笑)。
その頃って(ウツさんが)「誘惑」ってドラマをやっていたじゃないですか。それと被っちゃって「何、リアルでやってんの?」みたいな感じで、もうなんか、何も言えなかったですね(笑)

「月はピアノに誘われて」とかもすごい好きで。なんかうっとりしながら聞いて。私、「木根バラ」が好きなんですよね。またウツとは違う。何となく声質が似ているんですけどね。ウツとは違う、木根さんの歌で作りだす世界観が好きかもしれないですね。
 
あとは、やっぱりダンスですよね。カッコ良かった!ダンスが一番なんか、すごく印象に残ったんですよね。今(「FANKS intelligence Days~DEVOTION~」ツアーでは)、マイクスタンドを振り回していますけどね(笑)。
 
(その後は、) チケットを取りたかったんですけど、ファンクラブに入っても取れなくて。先輩も頑張ってくれたんだけど、全然取れなくて。「ラスグル」ですね。18日だったかな。それもファンクラブで取ろうとしても取れなくって。
部屋の片隅でワンワン泣いて拗ねていたんですよ、私。「もう、TMに会えない!」って泣いていて。そうしたら、友達が電話をかけてくれて、「あんた、何しょげてんの?」って言ってくれて。
「TMのライブに行けない!」って言ったら、「あ、友達の友達で、『1枚余っちゃったから行かない?』って声かけている子いるよ。行くかい?」って言うから、「お願いします!」って。嬉しかったです。でも、行っても泣いているんですけどね、「ラスグル」だから(笑)。
 
私、今年、「UTSU BAR (TOUR 2023)」に2回行っているんですけど、初めてウツにファンレターを書いたんですね。で、「TIMEMACHINE」と「Nights of The Knife」はいまだに聞きたくない、って感じで。だって、「ラスグル」のことを思い出して、悲しくなっちゃうんだもん。いまだに泣いちゃう。
 
その後は、ウツさんのファンクラブにも入って、ちょっとアルバムも買っていたんだけど、ライブには行くことはなくて。プライベートが楽しくなってきちゃって、音楽もあんまり聞かなくなっちゃったんですよ。学校も忙しくなって。
 
それで、去年辺りぐらいから昔のTMの曲を聞き始めまして。「またライブ行きたいな。」って思っていた矢先に「FANKS intelligence Days」というのを去年やって。三郷のやつに応募してみたんですけど、駄目で。
で、旦那に言ったら、「チケット取れる訳ないだろ。取れるんだったら一緒に行ってやってもいいけど。」って笑いながら言うから、ちょっと悔しくて、神奈川のぴあアリーナかな。やってみたら取れたんで、「じゃあ。」っていうことで行ったら、やっぱりドハマりしちゃって。
 
「ライブに行って、再燃するんだろうな。」って思っていたら、本当にまたFANKSに逆戻りになっちゃって。会場で踊り狂っていたら、旦那が「お前が邪魔で全然見えなかったんですけど。」って言われて(笑)。「踊らなきゃ意味ないんです!」って言ったら、「黙って聴けよ。」って言われて。
隣にいる人も女性だったんですけど、すごい踊り狂っていて。だから、「負けない!」と思ってしまったのが事の発端でしたが(笑)。なんか、去年は本当に久しぶりで、踊り狂っていたんですよね。

でも、旦那もXが好きだったり、洋楽とかが好きで、パンクバンドとかも好きなので、モッシュとかが結構すごいらしいんですけど。「Xだって、Xジャンプとかするじゃん。」って言ったら、「あれは、『X』って曲だけだわ。」って言われて。でも、「TM、初めて聞いたけど、いいよ。良かったね。」みたいな感じで言ってくれて。
それから、私が「UTSU BAR」に行ったりとか今回の「FANKS intelligence Days~DEVOTION~」も、2回公演に行ったんですけど、駅まで送り迎えしてくれたり、「気をつけて行ってきてね。」とか言ってくれたり。

金谷:優しいご主人様ですね。
 
Naomi:「君が好きなのは知っていたけど、ここまでとは思わなかったけどね。」って言っていましたけどね。たぶんヒートアップしたFANKSの私に呆れていると思います。(笑)

(第3話へ続く)
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