「歌い方も息継ぎも、全部ウツがお手本だった。」チャイTさん①
第13回は、7歳でTMに出会い、終了後の復活を待ちに待って、20周年でライブ初参戦を果たしたチャイTさんのご登場です。「FANKS intelligence Days ~DEVOTION~」Day10も鑑賞したチャイTさん。幼少期のTM体験やFANKSに対する思いに加え、所々で「Day10」の模様もお聞かせくださいました。
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【インタビュー日:2023年9月17日】
①お名前(仮名):チャイT(仮名)
②年齢:42歳
③ご職業:事務職
④お住まい:千葉県
⑤FANKS歴:35年
⑥推しメン:ウツ
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⑦FANKSになったきっかけを教えてください。
チャイT:きっかけは、「ザ・ベストテン」でTMの3人を初めて見た時に。ビジュアルがカッコ良かったんですけど、その時は、小学校低学年ぐらいだったんで、TM NETWORKっていうのが、あまり分かっていなかったんです。たぶん「SEVEN DAYS WAR」をやっていて。そのベストテンで歌っていた時に、ロンドンに行っていたと思うんですよ。
それで、哲っちゃんがすごい可愛い帽子を被っていて、「可愛い!何、この人!」みたいになって。ウツの声もすごく良いし、髪の毛が長くてロックミュージシャンみたいな恰好をしていて。それを見て、「この3人すごい!カッコいい!」みたいになって。
(その前後に)「シティーハンター」のエンディングで聞いた「Get Wild」の歌を覚えていて。歌だけ聞いていると、誰か分からないじゃないですか。アニメの曲だから。それで、「カッコいい曲!」みたいになって聴いていて、ビジュアルで初めて見たのは、ベストテンですね。
その人たちが(同じアーティストだと)繋がっていたのかな。たぶん分かっていたと思います。ウツの声を覚えていたので。あと、あのサウンドの感じとか。歌が好きだったから、やっぱり耳で覚えていたので。CDとか買ったりとかっていう術がちょっとなかったですけど。
金谷:小学校2年生とか3年生ですものね。
チャイT:そうですね。だから、ビジュアルは覚えていたので、「(ウツは)髪長いカッコいい人。」みたいな。あと、「哲っちゃんの帽子、可愛い!」って言って、同じような帽子を買いに行ったんですよ。「ああいう風に被りたい!」って。それはもうちょっと後で、4年生くらいかな。
TM っておしゃれですよね、本当に。3人がおしゃれで。見た目もカッコいい、音楽もおしゃれでカッコいいみたいな感じで。そういう、目からも耳からも、っていう感じで出会いましたね。
しかも、ベストテンの時のロンドンって松ちゃん(松本孝弘さん)もいるんですよ。それを見た時に、「ここでも私、(後々好きになるB’zの)松ちゃんに会っているのか!」って思って。奇跡だと思いました、いろいろ。
(コンテンツを自由に買える年齢ではなかったので、)テレビで流れてきたのを見て、「あー、あの人の曲だ!」みたいな。その後に、「もう、完全に好きだ!」ってなったのは「ラスグル(LAST GROVE)」の時ですね。「あ、この人たち、私、好きな人たちだ!」ってなった時に、もう、終了。「ラスグル」が中1ですね。
あの時に、ちょうど「シティーハンター」の再放送が夕方に日テレでやっていたんですね。クラスでみんな流行っていて。「シティーハンター」も好きだし、「Get Wild」も好きだし、なんなら、次の「STILL LOVE HER」も好きだし、みたいな。
あれって、4月じゃないですか、終了が。で、「ラスグル」が5月。中学入学しました。クラスでバーッて流行っています。終了です…(笑)。
それで、「Nights of The Knife」が発売して、買いに行くっていうのもなんかできなくて。限定版みたいなのを買えなかったんですよ。だから、買えた人と交換してもらったりとか。別にファンじゃないけど、とりあえずCDが出たら買う人とかがいて。TM がクラスで流行っていたからかもしれないですね。結構、サイン帳に「哲哉命!」とか書いている人がいて。
で、終了は、「せっかく今からCDとか集めようと思っていたのに…。」ってなっていた時で。もちろん、ライブに行く術も分からないし。Mステの最後の出演は、「出るよ。」って、クラスの中でみんなから情報が入ってきて、「録画しなきゃ!」みたいになって。
あと、NHKで生放送でやったやつ。ニュースかな。その後、特番で確か1時間ぐらいやったやつは録画して。それを何度も何度も繰り返して見てっていうのが、中学1年生ですね。完全にFANKSになりましたね。
5.18と5.19のCDが出て、(お小遣いの関係で)私は5.18しか買えなくて、友達が5.19を持っていたから、貸してもらったりして。
あと、「RED」と「BLUE」と「BLACK」のCDが出た時も、ウツが好きだから、私は「RED」を持っていて、だいたい哲っちゃんファンの人が多かったんで、「BLACK」を持っていて、お金がある人は「BLUE」も持っていて。その人たちと、「私、『RED』」持っているから、貸すわ。」みたいな。それで、みんなでカセットテープに落として。
だから、私の「RED」はもう、(貸し借りでケースが)バッキバキに割れていましたね(笑)。自分もガンガン聴いているから、歌詞カードもグニャグニャになって、ボロボロですね、本当に。
5.18とそれはもう、すごい当時は聴いていましたね。ウツセレクトだったし、「RED」は。そこがもう中1で。(FANKS活動が)始まったのに、終わったっていうね(笑)。
金谷:そこから、チャイTさんの根性の「復活待ち」が始まるんですね。
チャイT:「また3人が、絶対もう、復活するって言ったじゃん!」みたいな。あれを信じていて。「また3人が何か集まって、悪巧みをしてたら、教えてあげてください。」みたいな哲っちゃんの言葉を、もう100%で信じていて。まだ中学生だし、純粋だし。「絶対じゃあ、やってくれるのね!」みたいな。
で、哲っちゃんが「プロデュース、始めました。」ってなって、「やったぁ!」と思ったら篠原涼子だったり、globeだったりっていう。そこに流れていきますね。
金谷:ウツさんのファンになったのは、どの辺からですか?
チャイT:帽子が可愛いのは、キーボード弾いている哲っちゃんだったんですけど、やっぱり、「髪の毛長い人、カッコいいな。」っていうのがあって。声はもう、「シティーハンター」の時からずっと聞いていて、放映してた当時からウツの声っていうのはもう耳に入っていたので。そこからですかね。
初めてのベストテンもすごいカッコ良かった。で、(自分も)髪の毛を伸ばすっていう。 小学生の時は、そこまでこだわりがなかったんですけど。美容師さん任せ、親任せみたいな。
あんまり興味がないっていうか、服とかも出された服を着るみたいな。その辺からやっと、なんか(おしゃれとかも)分かってくるようになったというか。だから、結構TMの影響が大きいですよね。
なんかあの頃って、(メンバー3人の)髪の毛も、ちょっと茶色かった気がするんですよね。それもなんかカッコ良くて。私、元々地毛が茶色なので、それもなんか嬉しくて。真似できると思って。
第2話へ続く
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