中小企業が費用をかけてでも社内研修を実施したほうがいい理由
こんにちは。エフアンドエムクラブの藤本です。
9月29日(金)に会員インタビュー撮影で千葉県佐倉市の株式会社PRIME様に訪問しました。不動産業の会社さんですが、本店はとてもキレイで開放的な店舗でした。
橋本社長がおっしゃるには、お客様によっては「不動産屋は怖い」との印象がどうしてもあるようで、少しでも気軽に来店してもらえるように、外観だけでなく内装までこだわりをもっていらっしゃるようでした。
橋本社長へのインタビューでは会社や店舗運営のほか、今後の事業展開の見通しなんかもヒアリングすることができました。
社内研修で社員のスキルアップを図る
また、今回の訪問撮影では社長へのインタビューだけでなく「社内研修」の様子も撮影させていただきました。
株式会社PRIME様では、社員教育に特に力を入れていらっしゃり、この日の社内研修では、店舗の店長さんや仕入れ担当、スーパーバイザーが方々が研修を受講していらっしゃいました。(このときはフレームワークや財務基礎の勉強をされていました)
外部講師を招いての社内研修を実施するには、まとまった金額の費用がかかるので、中小企業にとってはかなり大きな“投資”とも言える金額だと思うのですが、橋本社長はどのようなお考えでこの社内研修を実施しているのでしょうか。
このあたりも橋本社長へのインタビューの中でお聞きすることができました。まず前提として、橋本社長も30代のころにたくさんのビジネス研修を受講されてきたようです。
遅くても30代にはビジネスの勉強を済ませておくべき
そのご自身の経験から、遅くても30代でビジネスに関する勉強をしておかないと、40代以降になってから焦っても取り返せないと考えているようです。だから社員教育には時間もお金も惜しみなく投下するのだと、橋本社長は強いこだわりをもっていらっしゃいました。
何より橋本社長から感じ取れたのは、「売上のため」でなく「社員の人生のため」に社内研修を実施しているということでした。きっと社員さんのことを自分の息子、娘のように考えていらっしゃるのだと思います。
続けて橋本社長がおっしゃったのが「1万円の研修には1万円の価値しかない」という言葉です。安価な研修というのはほとんどが集合研修ですから、そこから学べるものは限られてしまいます。
集合型研修には、参加者同士での出会いやコミュニケーションという魅力があるのですが、実務に直結するスキルアップという面では社内研修のほうが断然効果は高いです。
こういった点も橋本社長ご自身の経験から、どこに時間とお金をかけるべきなのか判断基準を明確にお持ちなのだと感じました。
インタビューにご協力いただいた橋本社長、ご多用のところ誠にありがとうございました。
社員さんにもインタビューしてきました
また、本店のほかに八千代中央店へお邪魔して、従業員さんにもインタビューしてきました。この様子は後日エフアンドエムクラブのYouTubeチャンネルで公開予定ですので、楽しみにお待ちください。
株式会社PRIMEの皆さんありがとうございました。