テレ東音楽祭の渡辺満里奈さんを見て思ったこと

テレ東音楽祭で、渡辺満里奈さんが歌手として出演されていました。

生放送で歌われるのは何年ぶりなんでしょう!
これは貴重だ!とテレビをつけっぱにして心待ちにしていました。

「何を歌ってくれるんだろう。マリーナの夏がいいな~」と楽しみにしてたら、期待通り!
歌ってくれてめっちゃ嬉しかった✨

いやー…『マリーナの夏』改めて、良かった…(余韻に浸る)

満里奈さんは緊張されていましたが、ちゃんと歌われていましたね。

満里奈さんの曲は、やっぱり聴いてると落ち着く…と改めて思いました。
そこで気づいたことが。

「渡辺満里奈の曲ってthe・シティポップじゃん!」

今まで全然気づかなかった。
彼女、素人集団と言われてたおニャン子にいたから、気づかれてないだけで
佳曲ばっかりでは!?


そう。おニャン子クラブは後藤次利サウンド(ノリノリ系)が多いなかで、
満里奈さんだけは、後藤次利の手ではなかったのだ。
それと、所属するEpicソニー自体がアーティストが多いのですから、
今日で言う【シティポップ】に傾倒していくのも自然なことだよねえ。


満里奈ちゃんの歌声も、高すぎず低すぎず、主張も激しくなく、聴いててちょうどいいのですよ。
その歌声が、楽曲のリラックス感とうまく調和している気がします。
私はやっぱ今日歌ってくれた『マリーナの夏』が好きかな。



そして、やっぱり満里奈ちゃんはカワイイ。
昔の映像見てると、アイドルになるのも納得なかわいさ。

曲のほうは音楽的に豊かな一方で、“渡辺満里奈”というアイドルの印象は、良い意味での素人っぽさがあったと思います。
素朴な感じっていうか、染まってないかんじ。


満里奈ちゃんのソロデビューは、今思うと【おニャン子世代交代】を象徴したものだったかも。

素人感で人気の新田・福永が卒業。続く人気メンバー、国生・高井はアイドルらしくなって中堅となり。
そのタイミングでのW渡辺(美奈代・満里奈)のデビューでした。

美奈代がアイドルらしさで引っ張っていった一方、
満里奈ちゃんは先輩たちの持つ素人っぽさを引き継ぎました。
W渡辺の二人の売り方は、うまく役割分担していたのです。

ゆったりめの音楽は、その素朴さを出すためにも一役買っていたのですねえ。



私にとって満里奈さんはタレントのイメージが強く、
物心ついたときには、既に『学校へ行こう!』や『どうぶつ奇想天外!』のレギュラーとして活躍されていたので、
今回の生歌唱は本当に新鮮に感じました。


音楽的には、おニャン子解散直後に発売したアルバム『EVERGREEN』が名盤だそうで。
また改めて聴いてみたい…と思ったのでした。

いやはや、満里奈さんの楽曲の音楽性の高さは、もっと知られるべきですね。



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