キンバリーの使い方【Year2】

キンバリーの使い方【Year2】


はじめに

 前回の記事公開から4か月近く経ちました。アップデートの影響もあり、キンバリーのコンボや立ち回りに変化があったので、ここで紹介します。
 前回の記事で紹介したコンボや起き攻めもまだまだ現役ですので、よろしければ前回の記事をご覧くだささい。

Year2のキンバリーについて

 2024年5月のアップデートで大幅なバランス調整がおこなわれました。共通システムである「起き上がりDリバーサル」の追加によって、キンバリーの防御の難しさが緩和された反面、攻めの継続が困難になる場面が増えました。また、各種通常技や必殺技の調整もされたため、コンボルートが増えました。

共通システム「起き上がりDリバーサル」

 起き上がりにDリバーサルをすることができるようになり、柔道(画面端等での投げのループ)や、相手の強力な起き攻めから脱することが比較的容易になりました。
 しかしその反面、キンバリーの強みであるスプレー缶を用いた起き攻めを拒否されやすくなりました。

「起き上がりDリバーサル」に対する起き攻め

 Dリバーサルは発生が遅いため、中攻撃であっても持続部分を重ねることで、ガードが間に合います(詐欺重ね)。

・中大TC→疾駆け(236K)→影すくい(中K派生)後
 前ステップ→疾駆け(236K)→急停止(P派生)→屈中P

・疾駆け(236K)→弧空(自動派生)→武神鉾刃脚(K派生)後
 生DR→3中K

この2つは特によく使うため、ヒット確認してコンボに繋ぎましょう。

スプレー缶起き攻めについて

「起き上がりDリバーサル」の追加によって、スプレー缶起き攻めを拒否されやすくなったので、その対策を紹介します。

・OD疾駆け(236KK)→武神鉾刃脚(K派生)→疾駆け(236K)
→胴刎ね(弱K派生)→中設置(22中P)

胴刎ね(弱K派生)後、中で設置することで、Dリバーサルの硬直を爆弾が自動で狩ってくれます。その場受け身をして、DRからコンボに繋ぎましょう。
ブランカはDリバーサルが前に出るため、爆発を避けられます。

Dリバーサルに対する確定反撃

Dリバーサルをガードしたら、6フレーム以内の技で確定反撃をとりましょう。
・屈中P→立大P→強流転一文字(236強P)→OD荒鵺捻り(236PP)
→疾駆け(236K)→胴刎ね(弱K派生)→弱流転一文字(236弱P)

・屈中P→立大P→強流転一文字(236強P)→OD荒鵺捻り(236PP)
→6大K→9214K

※あくまで一例です。場面ごとに応じて、SAなども絡めて使ってください。

コンボ、連携など

コンボ関連

 屈中Pのヒットバックが縮小した影響でコンボで2回刻めるようになりました。

【使用例】
・立中K→キャンセルDR→屈大P→疾駆け(236K)→急停止(P派生)
→屈中P×2→中大TC→疾駆け(236K)→影すくい(中K派生)
{→前ステップ×2 or 前ステップ→前ステップ→疾駆け(236K)
→急停止(P派生)で起き攻めへ}

リーサル用
・立中K→キャンセルDR→屈大P→疾駆け(236K)→急停止(P派生)
→屈中P×2→立中P→キャンセルDR→屈大P→疾駆け(236K)
→急停止(P派生)→屈中P×2→中大TC→{→弱流転一文字(236小P)
→SA3 or 各種SA}

立中K→キャンセルDR→屈大P→疾駆け(236K)→急停止(P派生)がガードされていても、キンバリー側が2フレーム有利のため、首狩り(強K派生)の中段、急停止(P派生)からの下段、投げで相手を崩すことができます。後ろ下がりではシミーできないので、バックステップで相手の投げ抜けを狩りましょう。
※立中K→キャンセルDR→屈大Pは、無敵技で割り込まれます。

起き攻めについて

 【基本編】では、中大TC→疾駆け(236K)→影すくい(中K派生)の後は、前ステップ2回から投げと打撃、投げ抜け狩りで相手を崩す起き攻めを紹介しました。今回はこれらに中段の選択肢を加える起き攻めを習得しましょう。

・中大TC→疾駆け(236K)→影すくい(中K派生)後の起き攻め
 前ステップ→疾駆け(236K)→急停止(P派生)

 この急停止(P派生)時点で、キンバリー側が7フレームの有利をとれます。さらに、ここから屈中Kを重ねると持続当てとなり、ガード時は
2フレームの有利、ヒット時は普段繋がらない立中Pが繋がるため、再度
中大TC→疾駆け(236K)→影すくい(中K派生)
のコンボに移行し、起き攻めをループさせることができます。
 また、疾駆け(236K)から急停止(P派生)をせずに、首狩り(236強K)
へ派生することで、中段択となり、ダウンを奪えます。

首狩り(236強K)がヒットした後は、再度、首狩り(236強K)を仕掛けたり、急停止(P派生)からの投げや下段の屈弱Kからのコンボを狙います。
首狩り(236強K)をガードされたら、攻めのターンは終了です。

※疾駆け(236K)→急停止(P派生)を安定して出すのが難しい場合は、
236Kの後にPを入力するのではなく、236Kと同時にPボタンを入力すると最速で急停止となる。(弱Pと弱Kの同時押しだと投げになるのでそれ以外)

※様子見や冒頭で紹介した屈中P重ね以外は、相手の起き上がりDリバーサルに負けます。

おわりに

 今回は、Dリバーサル関連のものが多くなってしまいました。スプレー缶起き攻めについては量が多くなりそうだったので、また別の記事でまとめます。
 身内のキンバリー使い向けに書いていますが、過去の記事もご覧ください。

対戦ありがとうございました。

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