キンバリーの使い方【基本編】

今回は、私がキンバリーでマスターに昇格する際に使っていたコンボや立ち回りなどをここでまとめていきます。キンバリーは使い手が少なく、情報もあまりないため、参考になれば幸いです。


キンバリーってどんなキャラ?

キンバリーは素早いラッシュ、疾駆けや彩隠形といった奇襲に特化した技、スプレー缶を用いた起き攻め等、非常に攻めに特化したキャラクターです。その反面、OD無敵技が無かったり、無敵のあるSA1も発生が遅かったりと、一度攻められると、切り返しが困難です。また、火力も他のキャラに比べて低いため、コンボやセットプレイを工夫する必要があります。

STEP1 相手に近づこう

キンバリーは飛び道具や、リーチの長い通常技、優秀な対空技を持っていないため、自分から相手に技をヒットもしくはガードさせて展開を作る必要があります。ここでは相手に触るための技をいくつか紹介します。

立ち中K

この技は比較的リーチが長く、キャンセルもかかるため、牽制としてかなり使いやすいです。ラッシュや疾駆けを仕込んで相手に近づきましょう

まず最も簡単なラッシュを仕込んだ立中Kです。とりあえず相手に触りたいときにおすすめです。ただし、ドライブゲージを3本消費してしまうので、自分のゲージが4本以上あるときに使いましょう。

使用例
立中K→キャンセルDR→屈中K→投げ
立中K→キャンセルDR→屈中K→屈大P→疾駆け(236K)→(弧空)
                         ※ガード時
立中K→キャンセルDR→屈中K→屈大P→強流転一文字(236強P)
→荒鵺捻り(ジャンプ中に236P)
                         ※ヒット時

立中Kに疾駆けを仕込むのもおすすめです。カウンターヒットや、さし返しの形で当たれば、弧空までつながります。しかし、立中Kがガードされていた場合は、小Pなどで割り込まれてしまうので、多用は禁物です。相手の対応を見て使いましょう。

ラッシュ中P

パリィ→→の入力で出せるラッシュから中Pを出して相手に中Pをガードさせ、有利な展開を作ります。ゲージ消費も1と、使いやすいです。

ヒットしていた場合は、
(ラッシュ中P)→屈中P→中第TC→疾駆け(236K)→影すくい(中K派生)
ヒットかつ画面端付近であれば、
(ラッシュ中P)→屈中P→中第TC→OD疾駆け(236KK)→弧空
→武神鉾刃脚(弧空中にK)→胴刎ね(疾駆け中に小K)
→スプレー缶設置(22強P)or弱流転一文字(236弱P)

ガード時は、投げ間合いかつ2フレームの有利のため、投げと打撃、後ろ下がりで相手の投げ抜け漏れを狩る(シミー)という有利な読み合いができます。また、前投げが通った後は、再度ドライブラッシュ中Pをすることで、相手の受け身を問わず、同じ展開を作れます。

彩隠形、OD彩隠形

「ドロン!」と言ってキンバリーが相手の目の前もしくは頭上にワープします。そのまま投げてもいいですし、攻撃がヒットしたら各種コンボに繋げましょう。相手に見られていると対応されるため、多用は禁物です。

STEP2 攻めを継続しよう

キンバリーはコンボ火力そのものは高くはありません。そのため、いかに攻めの展開を継続できるかが、重要になります。ここでは、各種コンボを締めた後や、投げを通した後に攻めを継続するための行動を紹介します。

コンボ後の行動

・荒鵺捻り(ジャンプ中に236P)締め後→ラッシュ立大K
 ラッシュ立大Kがガードされても、6フレームの有利が取れます。投げ、打撃、シミーの読み合いをしましょう。ヒットしていた場合は、そのまま中大TCに繋ぎ、各種コンボに繋げましょう。

・中大TC→疾駆け(236K)→影すくい(中K派生)締め後→前ステップ×2
 11フレームの有利が取れます。投げ、打撃、シミーの読み合いをしましょう。打撃択は、立大Kがおすすめです。ヒットしていたら中大TCに繋ぎ、各種コンボに繋げましょう。

・画面端での旋風脚(214K)締め後→のor 屈小P(フレーム消費)屈中K
小Pなどや、 中大TC→疾駆け(236K)→影すくい(中K派生)から画面端で旋風脚でコンボを締めた後は、4大Kで中段、屈小Pでフレーム消費をした後に屈中Kで下段といった中下段の2択を仕掛けることが可能です。相手がダウンするため、もちろん、投げも可能です。また、屈中Kが持続当てになるため、本来は繋がらない中大TCに繋げることができます。

・武神鉾刃脚(弧空中にK)締め後→ラッシュ4大K or ラッシュ3中K
 こちらも中下段の2択になります。ラッシュ攻撃のため、ガードされてもこちらが有利フレームなので、攻めを継続できます。

前投げ後

前投げを通した後は、ラッシュ中Pが相手の受け身問わず、ガードもしくはヒットさせることができます。ヒット時はコンボに移行し、ガード時は投げ、打撃、シミーの読み合いをしましょう。うまくいけば、投げをループさせることができます。相手がラッシュを見てOD無敵技を打ってくるようであれば、彩隠形(214P)で躱すことができます。しかし、SAなどはラッシュをした段階で確定してしまいます。そのため、相手のSAゲージが3本ある場合や、自分の体力が低い場合は控えましょう。少しずるい対策にはなりますが、これを逆手にとって、OD疾駆け(236KK)→急停止(P派生)で相手のSAを釣ることができるかもしれません。

STEP3 スプレー缶起き攻めをマスターしよう

最後はスプレー缶(22P)を用いた起き攻めについて解説します。ここでは、簡単なものに絞って紹介します

中大TC→疾駆け(236K)→影すくい(中K派生)→設置(22強P)

スプレー缶設置時点で3フレームの有利が取れます。ここから投げ、打撃、投げ抜け狩りのバックステップを選択して攻めることになります。

・投げ
投げが通った場合は、
OD荒鵺捻り(2369PP)→6大K→9中P→中流転一文字(236中P)
のコンボに繋ぎましょう。その後は前ステップで、8フレームの有利が取れるため、打撃、投げ、シミーの読み合いができます。また、前ステップをしない場合は、26フレームの有利が取れ、相手の起き上がりにインパクトが重なるため、狙ってみるのもいいかもしれません。

・打撃【小P×3→弱流転一文字(236小P)】
打撃は小P×3→弱流転一文字(236小P)を重ねます。投げを嫌がって相手がバックステップやジャンプをしていた場合にヒットします。ヒット時のコンボは、投げと同様、
OD荒鵺捻り(2369PP)→6大K→9中P→中流転一文字(236中P)
で大丈夫です。

・相手の投げ抜けを読んだ場合のバックステップ
相手が投げ抜けを仕込んでいるなら、バックステップで投げ抜けを狩れます。
立大P→弱流転一文字(236小P) or 立中K→弱流転一文字(236小P)
で投げ抜けを狩り、
OD荒鵺捻り(2369PP)→6大K→9中P→中流転一文字(236中P)
に繋げましょう。
※バックステップから打撃まで入れ込んでしまうと、相手の前ジャンプ攻撃がヒットしてしまうことがあるので、相手の投げが漏れたのを見てから打撃を入力しましょう。
※相手の無敵技はバックステップでは避けられないため、一瞬ガードしてから小Pや投げを重ねましょう。

中大TC→OD疾駆け(236KK)→武神鉾刃脚(弧空中にK)→胴刎ね(疾駆け中に小K)→スプレー缶設置(22強P)

前述のものとほとんど同じですが、こちらは、設置後の有利フレームが増えるため、相手の投げ抜け狩りと無敵技のケアを後ろ下がりで同時に可能です。技の重ね方は上述のものと同様です。


対空、防御等

・対空は基本的には、屈大Pが良いです。
・画面端でどうしても苦しくなったらSA1も選択肢としてアリ
・肘(前ジャンプ中に2中P)で相手の対空を釣ろう!

終わりに

今回はかなり簡単な解説になりましたが、立ち回りの基本等はある程度つかんでいただけたら幸いです。今後はさらに強力なセットプレイやコンボなどを別の記事で詳細に解説させていただきます。ご清覧ありがとうございました。


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