本当は怖い幼児退行

私はたまに何となくソワソワして落ち着かなくなる期間がある。そういう時はSNS上で喧嘩凸をしに行くのだが、目的はひけらかしたい話を披露すること。一つ披露してはまたすぐに別のネタが思い浮かんで来るため、一日に何度も凸することになる。次々と浮上してくる思念を消すという行為はモグラ叩きのようなものだろうか。喧嘩凸される側からしたらただの当たり屋だ。

披露するネタを思いつき、凸りに行こうかと考える時はニヤリと笑みが溢れてしまう。そして何かに急き立てられるように、早く実行しなければという焦燥感に駆られ、気づいたら行動や言動は荒々しくなっている。

まるで自分から破滅に向かってるようである。

悪巧みをしてるとき特有の愉快で仕方ない気持ちから、一人で笑ってしまいそうになるのを抑えるが、遂にそれも自制が効かなくなると、外でも人目を憚らずニタニタと笑ってしまうようになる。そうなるともう非常に危険な状態のサインだ。

私はアガリ症なので、車の運転において、信号のない交差点での臨機応変な判断が苦手なのだが、上記の精神状態の時に毎回、いつもは全く車通りのない帰路の交差点で、複数の車と鉢合わせになり、進路全てを塞がれる。まるでパトカーに包囲されてるような気持ちになる。投降しなさいということだろうか?
そしてそれだけではない。その交差点を何とか突破してもまた狭い道で車と鉢合わせになり、そこもくぐり抜けて一安心してると次は、あと少しずれていたら衝突していたと思うようなタイミングで自転車や歩行者が横切るのである。

これはいつも決まってそうなのでとても偶然とは思えず、そうなるように仕掛けられていたかのようである。

上記の精神状態中は集中力が全く続かず、興味の対象が目移りしやすいのが特徴で、また感情の制御も非常に弱まっていてイライラしやすい。これは人格の赤ちゃん化と言えるだろう。

つまり“幼児退行”である。

以上のことから、幼児退行すると事故に遭いやすいゾーンに入るのではないかと推測される。
赤ちゃん化による八つ当たり傾向は八方塞がりを招く。

幼児退行には注意したい。

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