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運動音痴のインストラクター、私が運動嫌いだった訳?

私は何度かブログやfacebookにも書いてあるし、
自ら発信してるのでご存じの方も多いと思いますが・・・、

私は小さい頃から運動音痴で、
その事もあってずっと運動嫌いでした。

まぁ「~でした。」
と書けば「今は運動好きなのか?」と言えばそうでも無いのですが。
その上、喧嘩は勝てる気しないし、
奥手で人見知りでもあります。(^_^;)

なら、
『何故運動指導者になったのか?』
それも
『多くの人の前で指導する「エアロビクス」なんて教える気になったのか?』

それは簡単に言うと、
『初めてやった「エアロビクス」が楽しかったから♪』
ただ、それだけ。(^^;)

楽しかったから毎日のように通って、
毎日のように体を動かして、
毎日のように汗をかいて、
そして続けて行くうちに不思議と「エアロビクス」の苦手意識はなくなった♪

もちろん!
運動音痴な私が最初から上手く踊れる筈もなく、
「どん臭い」私は、みんなの迷惑にならないようにスタジオの後ろで小さく動いていた!

ただ、それだけ♪
でも不思議なもので数をこなすとそれなりには上手くなるもので、そこに「会社を辞めたい!!」と思ってた私は何を血迷ったのか、
「運動指導者になる!」
なんて言ったものだから親にも反対される始末。
でも、その時、決めちゃったから今があるんですけどね♪

でも、思うんですよ。
「何故、子供の頃は運動嫌いだったんだろう?」
て。

で!
考えついたのは一つ。
「運動」と「スポーツ」の違い。

学校の授業の「体育」て、何故競うものが中心なんでしょうね?
野球・サッカー・ドッジボール・柔道・剣道・徒競走、
何故か勝ち・負けをつけたがる物ばかり。

確かに競う物の方がゲーム性があって楽しいのも分かりますが、
私のように運動音痴な者では、まぁ勝ち目はないし、団体競技なら足を引っ張る。
足を引っ張って迷惑かけたくないから隅で小さくなってる。
そう言う者に声をかける者なんていない♪

子供の世界って学校が全て。
「そんな中に長年居たら「運動嫌い」になるわなぁ~」
と今になったら思う訳です。

そんな人が大人になってフィットネスクラブに通うかな?
でも実際にはフィットネスクラブは個人の為の運動だったりします。

別に「エアロビクス」だって邪魔になりたくなければ後ろで小さく動いておけば良いし、
筋トレなんて誰と競うものでもない。
スイミングだって一人黙々と泳いでおけば良いし、
何なら水の中を歩いているだけでも良い。

だから私のような運動音痴で運動嫌いだった私が、
運動指導者として長年やれてるんですけどね。

とは言え、
「競わせない」指導が主流となり、
「徒競走でみんなで手を取り合ってゴール!」

が良いとは思ってません。

運動会などの場は、運動が得意な子供にとっては絶好の自分をアピールする場なんだから♪

でも、子供の時の負け続けるイメージは拭い切れない。
それが運動嫌いになる原因としたら?
そこは考えるべき部分ですよね。

スポーツは、
「一定のルールに則って勝敗を競ったり、楽しみを求めたりする身体活動などのこと」
とあります。

でも大人にとって運動は、
「自分の健康の為に行うもの。」
決して勝ち・負けを競う訳ではなく、生きて行く上で必要な要素だと思っています。

「そう言う事も子供の時から教えておいて欲しいな。」

と運動嫌いからインストラクターになった私は思う訳です。
そして私は、

「運動音痴」の人の気持ちが分かるインストラクターとして、
引っ張って行くのではなく、寄り添ってあげる事が出来る指導者を目指して行きたいと思います♪

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