OPPO Reno11 Aが発表
OPPOから新作スマホのOPPO Reno 11Aが発表された。
私は今までReno 3Aと9Aを使ってきて、このシリーズの性能と価格のバランスが気に入っている。
昨年9Aに買い替えたばかりなので、11Aへの買い替えは必要ないが、一応情報をまとめてみる。
価格は48,800円
Reno 11Aの定価は48,800円と、4万円台に収まっている。
Reno 9Aの定価は46,800円だったが、後述の通り電気的性能は間違いなく向上しているにも関わらず、価格が2,000円しか上昇していないことを考えると、かなりコスパはいいのではないだろうか。
SoCの性能は向上
Reno 11AにはQualcommではなく、MediaTekのSoCを搭載している。
9AのSnap Dragon695に比べて、11AのMediaTek Dimensity 7050の方が性能は良くなっているようだ。
業界関係者の話だと、QualcommのSoCは値段が高く、周辺の素子も囲い込んでいて値段を安くできないため、価格がミドルレンジ以下の機種にはメディアテックが検討されることが多い。Reno 11AのMediaTek採用もコストを考えてのことだろう。
バッテリーの容量増加と、最大67Wの急速充電に対応
Reno 11Aのバッテリー容量は5000mAhと、9Aの4,500mAhから10%以上増加している。
さらに、Reno9Aでは18Wまでの急速充電だったところ、11Aは独自規格であるSuperVOOCの充電器を使えば、67Wの急速充電を行うことができ、約48分で満充電にできる。
ただし、一般的な55WのUSB PDでも1時間ほどで満充電になるようなので、あえてSuperVOOCを買う必要はなさそうだ。
軽いが、防水性能が悪化
サイズはReno 9Aの160mm*74mm*7.8mmに対して、11Aは162mm*75mm*7.6mmと、縦が2mm・横が1mm大きくなり、厚みが0.2mm小さくなっている。
計算すると、体積は若干(11mm^3)減少している。実物が無いと持った感じは分からないが、体感はあまり変わらないのではないかと思う。
重量はというと、体積が若干小さくなっているのにも関わらず、183gから177gに軽くなっている。
ただし、防水性の規格がIPX8からIPX5にダウングレードされており、浸水には対応できなくなった。
これが軽量化に関係しているかどうかは分からないが、個人的には防水性能が高い方が安心なので、この変更は評価できない。
生成AI搭載だが、個人的に興味がない
生成AI機能搭載とあるが、Pixelの消しゴムマジックのような画像編集のみのようなので、個人的には使う機会はあまりなさそうだ。
この価格帯のスマホで、AppleのようにChat GPTを組み込むレベルで生成AIが使用できるようになればいいのだが。
順当に進化しているので、1-2年後の機種にも期待
Reno 7Aから9Aは性能の向上がほとんどなかったが、11Aは分かりやすく性能が上がっている。私は9Aを昨年買っているので買い替えないが、7A以前のRenoシリーズを使っていたら買い替えていただろう。
あと2年くらいは9Aを使うと思うので、未来のReno 15Aに期待したい。
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