フリーランスや起業をする為に事務所を借りるには資金的に厳しい場合に便利な法人登記も可能なバーチャルオフィスサービスについて、私が利用した経験も含めて便利さをご説明します
１．レンタルオフィスとバーチャルオフィスの違い
１ー１．レンタルオフィス
レンタルオフィスは家具や通信設備が完備されたオフィススペースを短期間から利用可能な形で提供されるサービスです。
通常事務所を借りる場合には敷金や礼金、また都内では小さなスペースの事務所であってもそれ相応の金額がかかりますが、レンタルオフィスの契約の場合は、登録料と月額料金のみで利用できる会社がほとんどで、特に創業時のIT企業やスモールスタートをするビジネスにとって柔軟に利用できるのが大きなメリット。
大体の会社では「コワーキングプラン」「個室プラン」「複数人プラン」というように利用者の用途にあわせてサービスを選択できるようになっています。もちろん、法人登記も可能であることがほとんどですので、スタートアップ企業によく利用されています。
１－２．バーチャルオフィスサービス
一方、バーチャルオフィスサービスは、物理的なオフィススペースは提供せず、企業に郵便物の管理、電話応対サービス、法人登記用の住所提供などの機能を提供します。
これにより、ホームオフィスを利用しながらも、クライアントに対して地理的に優位なイメージ作りをすることが可能で、バーチャルオフィスは地理的な制約がないので、どこの場所に住んでいても新宿や渋谷、東京などの住所を利用してビジネスをスタートすることができます。
また、バーチャルオフィスはレンタルオフィスに比べて安い初期投資料で利用できる為、スタートアップ時に非常に重宝します。法人化する場合は、資本金が０円であっても定款公証・法人登記に２０万円程度の費用は必ず必要になってくるので、創業時の初期費用を極力抑えたいフリーランスからの法人成りをする人などにバーチャルオフィスはおすすめです。
２．バーチャルオフィスを利用した感想日本におけるサービスの特徴
私は、最大手のレゾナンスを利用して法人化をしましたが、手続きは簡単且つ、法人化後の郵便受付や電話転送でも不満なく利用できています。（事務所は別住所にあるのですが、新宿や渋谷という住所で登記できるのがほんとうに魅力）
また、バーチャルオフィスではあるものの、ほとんどの会社では会議室を利用できる為、商談を登記した住所でできることも魅力的で、最新のITインフラを完備したり、多言語に対応したスタッフを配置するなど、また、環境配慮型のオフィスビルや、商談成立を促進する共有スペースの設計にも注力してくれています。
２．おすすめのレンタル・バーチャルオフィス会社５選
２－１．レゾナンス
レゾナンスは日本の主要都市に位置するレンタルオフィス会社で、多様なニーズに応じたオフィスソリューションを提供してくれます。特に同社はアクセスの良い立地にオフィスを構え、スタートアップから大企業まで幅広いクライアントに対応しています。
最新のITインフラと充実したサポートサービスを備え、どんなビジネスにも最適な環境を提供。また、柔軟なレンタル契約とコストパフォーマンスの良さが、多くのビジネスオーナーから高い評価を受けています。
特にこちらを利用して感じることは、圧倒的に料金が安い！しかも、サービス的に困ったと感じたことはありません。
２－２．アントレサロン
特に創業者やフリーランサーに最適なコワーキングスペースを提供し、柔軟性の高い契約オプションとリーズナブルな価格設定が魅力的。
もちろんｎ交通アクセスが便利な都市中心部に位置し、最先端の設備とオープンなコミュニケーションスペースを備えています。特にクリエイティブな仕事環境とサポート体制で、利用者のビジネス拡大を強力にサポートしてくれる。
アントレサロンは、ただのレンタルオフィスというよりはビジネスの可能性を広げる場として、情報交換の場としての利用価値も高く、レンタルオフィス＆社交場としての利用ができるのが魅力です、レゾナンスではスペースのみですが、場として人とのつながりが得られるのがいいなとここにしようか迷ったレンタルオフィスサービスです。
２－３．リージャス
国内外に広がるネットワークを持つレンタルオフィス会社で、日本でも多くのビジネスマンに選ばれています。
最大の特徴は、都市の中心部に位置するアクセスの良い立地条件で多様なオフィスタイプを提供しており、個人事業主から大企業までニーズに合わせた選択が可能です。
また、最新設備が整った作業スペースや会議室を低コストで利用できるため、コストパフォーマンスに優れています。
低価格といった価格帯ではなく、レンタルオフィスの作りや、おしゃれさを
重点に置くか方はリージャスは、理想的なオフィス環境を提供してくれる会社です。とにかく多種多様なサービスが豊富で拠点数も多いので、東京以外の都市部においても利用しやすい会社です。
２－４．GMOオフィスサポート
GMOオフィスサポートは、日本のレンタルオフィス市場で注目したい企業のです。特にデジタル技術やインターネット関連事業に強みを持つ企業に最適な施設を提供しています。
レンタルオフィスやバーチャルオフィスの利用だけでなく、３Dプリンタの利用など最先端の通信設備とセキュリティシステムを完備しており、テクノロジーを駆使したビジネス運営をサポートしてくれます。
また、利用者が増えるにつれてスペースを拡張できる柔軟な契約オプションを提供し、スタートアップ時の登記申請から法人口座の開設まで創業に必要となるサービスを多種そろえられているのが魅力的。
２－５．DMMバーチャルオフィス
DMMバーチャルオフィスは、テクノロジーを駆使したユニークなレンタルオフィスサービスを提供する日本の企業です。
特に料金が月額６６０円と圧倒的に安く、リモートワークやデジタルノマドに最適な環境も整えてあり、物理的なオフィススペースが不要なビジネスパーソンに支持されています。
もちろん、このサービスでは、企業登記用の住所提供、郵便物の転送、電話対応サービスなどが含まれており、どこにいてもビジネスをスムーズに運営できます。
３．バーチャルオフィスを利用した感想
私はフリーランス（プロジェクト先に常駐するシステムエンジニア）として長年働いてきて、年商ベースが個人事業主では税制上不利になってきたので法人化しようと考えていた時にバーチャルオフィスサービスを見つけました。
プロジェクト先で仕事に従事することがほとんどの為、場所は必要なかったのでバーチャルオフィスを利用して法人登記・法人口座の開設を行いましたが、サービス面で不自由に感じることはありませんでした。
今後、人数が増えてきた場合には事務所を借りる必要も出てくるかなと思っていますが、スタートアップ時はまず、法人登記と法人口座を持つことが一番必要になってくると思います。
バーチャルオフィスの契約は１日で終わってしまいますし、スピード感をもって創業したいと考えている方は、バーチャルオフィスを利用することもひとつの選択肢として考えてみてもらえればと思います。
最後まで見ていただきありがとうございました。
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