鼻低すぎてARグラス内の画面が見えづらい問題

最近Nreal(Xreal)Airを購入してミニマリスト化が進んている次第であります。Nrealの製品としてのクオリティは非常に高く、例えば同程度の価格のプロジェクターなどと比較しても圧倒的に見やすい、レスポンスが早いといった印象です(購入は以下のURL)。

この製品自体には満足しているのですが、最も気になってしまう点が投影位置
これにつきます。
ちなみにですが、本体自体にも10°から15°くらいまでは液晶の投影位置を変える機能がありますが、この基準は鼻が高い人(一般的には普通の花の高さの人)向けであって私みたいな鼻低人間にとってはこの調整幅では間に合わん!
実際の目線のイメージはこんな感じです。

鼻低人間の目線(イメージ)

圧倒的に上のほうがかけてしまっていますね…
画質自体はフルHDと個人的には何も不便しないのに画面上のほうが圧倒的に見づらい!!ソラマチから首動かさずにスカイツリーのてっぺん見る感じですね。

これを改善するためにはどうすればいいかというと…
1,鼻あての高さを調整する
2,眼鏡の柄の耳にあたる点を高くする
の2つかと思います。
1に関しては製品自体に調整用の鼻あてが3種類ついており、眼鏡の角度+高さ調整もできるようになっているのですが、MAXまで上げたところで上の画像の通りの視線になってしまっているのです。
では2なら?と思い、こんなものを作ってみました。

耳当ての位置を上げるやーつ3号です。1,2号は失敗しました。
見た目に関してはこの部品だけ透明で???といった感じですが、この眼鏡自体がまあ???な感じですので全く問題ないと思っております。もし気になる場合はマッキーで塗っておけばまあ何とかなるでしょう。

こんな感じの部品を両面テープで柄にくっつけるだけで見た目がこのような感じになります。

矯正後の視界イメージ

圧倒的に上の隅まで見ることができる!やったぜ。

正直AR,VR関係のガジェットの最大の問題は個人個人に合わないことがあるということがあると思っております。今回のようにそもそも画面が端から端まで見られないというのはかなり致命的な問題にもかかわらず、どうしようもできません。MetaのVRも持っているのですが、こちらは眼鏡が入らない、もしくは入りにくいなどの問題があり結局あんまり使ってないですねーこのような既成の製品に対して個人にフィットさせるアイテムがより普及するといいなーと思った次第であります。

最後に作成した元データを貼って終わりにしたいと思います。当方はElegoo Saturnで印刷しておりますので、万が一画面の位置が合わずに押し入れの奥に封印されている方かつ3D プリンタを持っている方はトライしてみてはいかがでしょうか(印刷の設定、大きさなどは調整してください…)。

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