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イーベイ無在庫転売が超ハイリスクな3つ理由 無在庫販売 著作権法 コンサル 法律違反 違法行為


イーベイ無在庫輸出は本当にノーリスクなのか?

数十万円の対価で無在庫転売を教える者共、自称コンサルやスクールが在庫を抱える必要のない無在庫輸出はノーリスクと言ってコンサル生・スクール生を募っていますが、本当にノーリスクなのでしょうか?

この記事を最後まで読み込めば、無在庫転売がいかに薄氷を履む状態であるかが良く分かります。


超ハイリスクな理由①

バイヤーキャンセルのルール変更

2024年8月下旬から、ebayのバイヤーキャンセルルールが変更になりました。
セラーが発送前であれば、購入者のバイヤーから理由の如何に問わずいつでもキャンセル申請ができるように変わりました。
厳密にはバイヤーからのキャンセル申請を、セラー側で拒否する事はできますがキャンセルの意思表示をしたバイヤーに販売済み商品を発送したとしても受け取り拒否・返品になるおそれ・ネガティブフィードバックを受ける可能性が高い為に、キャンセルを受けざるを得ない事でしょう。
販売から発送までのハンドリングタイム(発送準備期間)を10日(土日祝を除く営業日)に設定している無在庫セラーが多いようですが、その間にキャンセルを申請される懸念が生じるようになりました。
ハンドリングタイムが長ければ長い程、しびれを切らしたバイヤーからのキャンセルリスクが高まります。

無在庫セラーのスキーム

①日本の各プラットフォーム・各ストアから写真を盗み、ebay.comに勝手転売ページを作成
②ebay.comで売れたら、日本の無断転載元から購入
③無断転載元から商品が届いた後に、ebay.comでの購入者に国際発送。

②と③のハンドリングタイム10営業日(任意)の間に商品手配が出来ていれば良かったわけですが、以前は購入後12時間を経過すればバイヤーからはキャンセルができない為に、無在庫セラーは仕入に注力するだけでしたが、バイヤーからのキャンセル問題も出てきました。

取引キャンセル 4つの事例

パターンA 国内無断転載元の在庫切れによるセラーからのバイヤー都合キャンセル

空売りで商品の調達が出来なかった際に、キャンセル理由を偽ってバイヤー都合キャンセルを選択した場合に、プラットフォームのイーベイに発覚したら一発サスペンド級です。
未だにバイヤー都合キャンセルを推奨しているコンサルは、自身はセラー活動をしていない”なんちゃってコンサル”です。
即コンサル代金の返金を求めるべき事案です。
ネット上の古い記事では、バイヤー都合キャンセルを推奨している記事に辿り着く事もありますが、日本中の無在庫転売コンサル共が無在庫コンサル生全員にバイヤー都合キャンセルを教えていた為に、全日本人無在庫セラー共の悪行によりイーベイ側で対策されて今に至っています。
現在は、キャンセル後にイーベイ運営から各バイヤーにキャンセル理由を確認するアンケートメールが実装されています。

パターンB 国内無断転載元の在庫切れによるセラーからのセラー都合キャンセル

販売済みの空売り商品を調達できずにセラー都合で取引キャンセルせざるを得ない場合が、アカウントに2番目に大きいダメージを受けます。
セラー都合キャンセルで、アカウントにディフェクト(傷)が付きます。
短期間に繰り返すと出品枠の強制縮小・出品商品の露出制限・手数料の大幅な増額などペナルティが課せられます。

パターンC 無在庫セラーが商品調達後のバイヤーキャンセル

日本国内の無断転載元から空売りした商品を購入し自宅に届いた後でも、発送前ならタイミングを問わずにバイヤーからのキャンセル申請ができるようになりました。
金銭的に一番ダメージがでかいパターンです。
以前はバイヤーからは12時間以内のみにキャンセル申請できる仕様でしたが、現在はハンドリングタイム10日ならキャンセル可能期間は発送までの期間。
ハンドリングタイム30日なら、発送までの期間がキャンセル可能期間に変わります。
無在庫セラーが折角、商品を調達しても無駄足になる事も大いにあり得ます。
売れ筋商品であればバイヤーキャンセルされた後にも再度売りに出せば事足りますが、高額で尖った商品の場合はすぐに売れるかが分かりません。

人によって価値が変わるアンティーク品・ヴィンテージ品などは高価で希少価値が高くてもそうそうに売れるものではありません。
攻めた無在庫出品が、バイヤー側のキャンセルによって無在庫セラーの財布を蝕んでいく様が目に浮かびます。
無在庫販売なのに、高額で売れない商品群の在庫処分に困る様が見えます。
カード破産者続出の悪寒がします。
くれぐれも電車を止めないようにしてください。

パターンD その他のキャンセル理由を選択してキャンセル

"バイヤーの住所違い"などの理由にしてキャンセル選択をしても、イーベイからバイヤーへのキャンセル理由のアンケートメール。
バイヤーからイーベイ運営に問い合わせたらスグに発覚するだけです。
累計で要注意セラーと認定され、セラーアカウント状態は常に垢バン一歩前状態でしょう。
そのような状態で、前に進めますか?
外注を複数抱えた状態で、危ない橋を渡っても渡り切れずに奈落です。

超ハイリスクな理由②

著作権者からの法的刑事罰リスク

無在庫セラーのスキーム

①日本の各プラットフォーム・各ストアから写真を盗み、ebay.comに勝手転売ページを作成
②ebay.comで売れたら、日本の無断転載元から購入
③無断転載元から商品が届いた後に、ebay.comでの購入者に国際発送。

当記事の冒頭に無在庫セラーのスキーム説明をしていました。
①日本の各プラットフォーム・各ストアから写真を盗み、ebay.comに勝手販売ページを作成。
"写真を盗み、無断で空売りページを作成"が日本の著作権法に抵触します。
無在庫転売を教えている無在庫コンサル・無在庫スクールなどは、無在庫コンサル生に、転載元に気付かれないから大丈夫として無断転載を教えているようですが、イーベイを健全的なマーケットに戻す為に動いている者もいます。
写真泥棒の無在庫競合セラーを排除する為に、著作権者である各プラットフォーム・各ストアに、ebay.comの無断転載ページのURL付きでメールを送る事も容易に可能です。
当方は各著作権者にイーベイに無断転載されている様をURL付きで伝えています。

匿名メールが届いて、自社製品がebay.comで無断転売されている事に気付いた著作権者である国内ストアが警察に相談することもあるでしょう。
ネット通販の監督官庁の総務省に、各著作権者が相談すれば、法人であるebay Japanに是正勧告を与えるケースもでてくるでしょう。

ebay Japanは日本で一般向けサービスをしていないと言い訳をしても、日本のIPアドレスでebay.comに接続したら日本語に自動的に翻訳されています。
日本国内からの閲覧者も購入対象者としている証拠になります。
日本国内のQ10を運営しているのは、イーベイジャパンです。
ebay Japanとイーベイジャパンは別法人ですが、親会社はともにeBay Inc.になります。
著作権法違反の上の、無断転載の不法行為を知らぬ存ぜぬは通用しないと考えます。
ebay Japanも著作権法を各セラーに徹底されるべきかと考えます。

超ハイリスクな理由③

著作権者からの民事訴訟リスク

著作権者からの刑事告訴に加えて、民事訴訟もあり得ます。
逮捕リスクに加えて、金銭的リスクです。
当方の過去記事に民事訴訟について詳細が記載してあります。

無断転載を軽く考えてはいけません。
ベテランセラーから見れば、有在庫セラーか・無在庫セラーかの判別は容易にできます。
対象の無在庫セラーが当方の写真を盗んだ写真泥棒の不法者であったら、一切容赦はしていません。
VeRO通報及び、該当無在庫セラーの他の商品写真の著作権者に無断転載の状況とURLを教えてあげています。
最近は商品リストを盗んだセラーも、ブックマーク登録監視対象にしています。
日本のキャラクター版権は、日本国内に限り許諾を受けた商品も多いです。
国内限定版権商品を、海外で販売していた事が発覚すると許諾商品の版権更新が出来なくなる場合が多いです。
有在庫セラー所有の各商品を撮影した写真であれば、版権元も契約者である被許諾者を責めるのは筋違いになります。
しかし公式商品の版権商品写真を無断転載された場合には、被許諾者の各ストアも本気で公式写真の無断転載を排除する行動に出ざるを得ません。
海外での使用許諾を受けた訳でない為に、被許諾者の取るべき行動は公式写真を使用した無断転載を排除一択となります。
このあたりを社会経験の乏しい社会不適合者である無在庫コンサル及び無在庫セラーは全く理解していません。
著作権法違反での刑事訴訟及び民事訴訟が待ち構えています。
お小遣い稼ぎの副業で、逮捕・民事訴訟される可能性が高い著作権法違反での無在庫転売は超ハイリスクと断言できます。

生殺与奪の権利を行使されないセラーに

無在庫転売を好む層は、在庫を抱えるのを極端に嫌います。
自身の金銭的負担を極力減らして、買い手側であるバイヤーのみに負担を求めています。
自身は無在庫転売の上澄みを上手く得ていると思い込んでいるようですが、人生を狂わすほどの落とし穴に全く気付いていません。
無在庫の実践者がバイヤーからのキャンセル続出で自宅が不良在庫の山になる、笑えない矛盾が続出するでしょう。
無在庫コンサルも無在庫コンサル生も、上辺の表面しか見ていないので、商売の本質には永遠に到達する事ができません。

無在庫転売コンサルに数十万円払う位なら、身銭を切って商品仕入れに使った方が100倍マシであると言えます。

無在庫セラーに写真を盗まれてお困りの方には、対処方法として
①VeRO通報で無断転載の削除
②対象無在庫セラーの他の無断転載写真を無断転載元に報告(グーグル画像検索・グーグルレンズ)
この2点で泥棒無在庫セラーを時間はかかるでしょうが、いずれは退場させることができます。

無在庫コンサルも無在庫セラーも無断転載での空売りをしている以上、著作権法違反・法的リスクからは逃れる事はできません。
生殺与奪の権を他人に握られるなと、冨岡義勇も言っていたはずです。
超ハイリスクである3つの理由に抵触しない販売活動であるのなら、生殺与奪の権を他のセラーに握られる事はありません。
正しい越境物販で、日本経済の復活の礎となりましょう!

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