2024桜花賞馬券の根拠と各馬の回顧

私がどういう根拠で馬券を選んだのか、そして出た馬は実際どういう走りを見せたのかというのを書いたものになります。参考までにどうぞ。間違っている点を指摘していただけると、私が成長するのであればよろしくお願いします

全体的な話
このレースも迷いました。迷わないレースはないんだろうけど……。傾向として今年は外差しが決まりがちで、前に行くにしてもある程度外にいないとお話にならないので、そういうのが出来そうな馬を選びました。軸は結局直前になって変えました。当初はアスコリピチェーノからと決めてましたが、発汗と馬体重増があまりよくないというデータを見て評価を下げました。結果それが大凶であり、2100円負ける結果となってしまいました。惜しいことをしてしまったなあというのが感想です。やっぱり、最初の直感はある程度信用すべきだなあということです。先週も同じ過ちを犯してしまい、ルージュエヴァイユを切って負けてしまってます。重賞ではいい結果が出ていますが、G1だと2週連続で負けているので来週仕切り直してG1での弱さを改善したいところです。あと、データはあったけど、母数が多かろうが外れる時は外れるし当たる時は当たる。血統にしろ何にしろ絶対的なファクターは存在しない。これを肝に銘じたいと思います。少なくとも馬体重の増減は関係者の言葉を見るに、1日で大きく変化するものだから、±20キロ以内なら気にしなくていいと言うのは頭に入れたい

購入した馬券
3連複フォーメーション各100円
12-2、7-2、3、7、8、9、10、11、16、17、18
3連単フォーメーション各100円
12-18-2、6、7、17



各馬の根拠と回顧
1ワイドラトゥール
前走人気だったわけでもなく、しかも大敗。持ち時計もそんなに優秀ではないので買う要素を見出せなかったので見送り。
本番ではゲートは出て序盤はある程度前に。ただそこからズルズル後ろに下がっていった。ただこれが功を奏して、脚を溜められた。直線入った段階では前が空いてなくてちょっと手間取ってしまい6着までだった。前評判以上には健闘したと思う。距離適性はここまでかなあ。伸びていいかは微妙

2クイーンズウォーク
データ的には明らかに消しの一頭。馬体重500キロは94年まで振り返っても馬券内の馬がいない。この飛んだ馬があの有名なメジャーエンブレム、アイビスSD2連覇などスプリント界で大活躍したカヤノザクラ、その後も牝馬重賞戦線で一定の成績を残したミスパンテールと決して弱い馬が飛んだわけではなく、ある一定以上の実力を持った馬が飛んでいる。最初は消しで行くつもりだった。それ以外は買い要素が強くて、マイル戦の川田、中内田、3歳戦の中内田と魅力的すぎた。さらに今日は外差し馬場。スッと下げて後方からという展開にできれば頭はないにしても十分馬券内はあり得ると判断して2列目でいった。
本番はゲートがうまく出てそこそこ前の位置で。これはまだ想定内。過去のレースを見てもそんなに出は悪くなかったのでいい位置も取れるだろうと見ていた。そこから少しずつ下げるが、外に出さないと言うか出せない状況だった。なので内に潜り込んで末脚に賭けると言う選択肢を取ったのではないかと推測している。ただ今日の馬場傾向的には完全に裏目で、直線で前は今見直すと若干狭いが空いている。ある程度は伸びていたが残る100mくらいで伸びなくなった。伸びなかった原因が内を突いたことによるのか、はたまた急坂がダメだったのかはわからない。次走人気を落とすなら買いだけど、血統的に本当にオークス向きなのかは少し疑問である

3イフェイオン
前走いい走りしてたし、持ち時計もいい。この人気で舐められてるなら買うと言う選択肢も十分あるだろうと思い、妙味を感じて抑えで購入
本番はポンとゲートはいい感じに出て、掛かりながらも鞍上が我慢させながら徐々に下げて中団あたりで追走。ただ、内に閉じ込められてしまった。トラックバイアス的には大外れのコースを引いてしまった。おまけに前も若干狭くて抜け出しも出来そうになかった。掛かった分脚が残らなかった可能性はある。母親を見るに距離はここまでの可能性が高いので、マイル路線、あるいは掛かり癖を考慮して短距離になるかもしれない。NHKマイルに出ても好走するかは微妙

4キャットファイト
中山巧者ではあるけど、その中山での重賞で負けているし、あまり頭数の多いレースだと力を発揮できてないと言う傾向が見られたので見送った。
レースはある程度前につけられたが、掛かってしまった。直線では前が壁になり、残り2ハロンあたりで力尽きて殿負け。まあ掛かったのもあるけど、前取れてたら勝てたかと言われるとそれも微妙なので今日はどちらにせよ難しかったのではなかろうか。次走は中山中心に使うのでしょう。重賞戦線でってなると厳しいかなあ

5シカゴスティング
阪神JFの走りを見て、前走大負けしてるけどそこを信じて買うのもアリかなと考えたが、今日は差しが決まる馬場なので見送り。
本番はゲートはある程度出たけど逃げられず。力んでいる感じもする。直線入ってある程度抵抗はできてたけど、前行ってなんぼの馬が後ろの時点で伸びるわけもなく……。距離が伸びていい感じはしないので短距離マイル路線で頑張りたい

6ハワイアンティアレ
前走の人気が7番人気以下だと馬券内にはここ10年来ていない。20年に広げても3頭のみで10番人気まで。それでも前走の末脚を信じてこのトラックバイアスならワンチャンあるのではと思い3列目で
本番では出はそこまで悪くないけど、そこからがついていけず後ろで展開待ちに。後ろで脚を溜めて直線へ。ただ直線ではあちらこちらとフラフラ。それでもそこそこの脚は使えてるので希望はある。血統的に多少なら距離伸びても大丈夫と思うので秋華賞とかに出れたらチャンスはあるかもしれない。展開待ちではあるし、成長しないといけないけど

7スウィープフィート
買うかどうかは割と迷ったけど、差しが決まる展開だったのでそこに賭けて2列目で。展開待ちなのが怖かったけど、そこは攻めてみた。結果は悪い方に転んだ
本番ゲートはまずまず。ただその後下げて最後方からの競馬。若干掛かってるかも?力みはありそう。直線はこの馬もフラフラ走ってしまいそれがロスになってしまった。そこがライトバックとの差になったのかなあと思う。血統的には伸びた方が良さそうだけど、気性面で伸びて対応できるかは未知数。伸ばすなら鞍上は武豊の方がいいだろう

8コラソンビート
馬体重はデータで頭は無理だったので2列目か3列目で購入予定だった。臨戦過程はナムラクレアなどの桜花賞を好走したフィリーズレビュー組にかなり酷似していたので、買いではあったが先週のハーパーと似た匂いがした。多くの予想家の穴指名を受けているというのが非常に気になり評価を下げた。私はこう言う穴馬で予想が被りがちな時は疑う傾向にある。
本番はゲート出て前にそのまま行ってしまった。滅茶苦茶掛かってた。終始力んでた。武史のやりたかった位置取りよりは前だったのではなかろうか。直線最初の方はまだ伸びそうだったが、掛かったのもあって残り2ハロンのところで力尽きて16着大敗。武史のコメントにあるように、短距離路線に行った方が幸せだろうなあ。NHKマイルに行ってよくなるとは思えない

9アスコリピチェーノ
絶対に買うと決めてた1頭。この馬は来なきゃノーザンの管理能力が疑われてしまう1頭。ただ、馬体重増の馬の成績が悪いと言うことと、発汗を見て3列目に変更。これが馬券の悲劇を産んだ
本番はある程度出て中団のやや後ろあたりで追走。外目を走れてたのは良かった。直線入った時にステレンボッシュに接触してるみたいでそれで外に膨れてる。それが痛かったかな。それなくて勝てたかはわからないけどもうちょっと詰まってただろう。いい走りだったし、北村宏司も悪い騎乗はしてなかった。モレイラがそれ以上に上手く乗ったし、ボッシュの状態のほうが良かった。次走はNHKマイルでしょう。ダイワメジャー産駒が得意な舞台で勝負したほうが良さそう。

10セキトバイースト
前走の人気的には買いずらいが、前でも後ろでもある程度しっかり競馬ができる器用さを買って3列目に。
本番はゲートはある程度出てるけど、その後が外の2頭が早かったので譲る形に。もう1列前で勝負したかっただろうが、そこまで前にいけず。中団の前の方で直線へ。直線では少しは抵抗できてたが、流石にあまり伸びず掲示板外へ。最近の藤岡佑介は積極さが出てきてるから、ここも前を主張するかと思ったが、それをしなかった。ただそうやって前を強引に取ったとて勝てたとか馬券内に来たかと言われても今日の馬場では難しかったと思う。陣営もハナに拘ってなかったから、この結果は妥当なのかもしれない

11ライトバック
穴として面白いと思った1頭。デアリングタクトを輩出したレースで、スロー前有利を差し切ったと言う点を評価し3列目へ
本番は後ろに下げて最後方から展開。直線はまっすぐいいコースを走れた。これがスウィープフィートとの3、4着の差になったと思う。坂井瑠星が差しでいい結果を出せたのはいい傾向だと思う。マイルを後ろからいける馬は距離伸びてもいいことが多いので、オークスでも期待したい

12ステレンボッシュ
今日の馬場を見て軸にした。強い馬なのは間違いなかったから初めから買う予定ではあった。何列目で買うかだけをずっと迷ってた。馬場を見て吹っ切れて軸にできた。これはいい判断だったと思う
レースは後ろからだが、中団の後ろと言った感じ。離されすぎずと言った位置取り。直線入ってもしっかり伸びて勝利。状態も良かったし、馬体重も勝ち馬に多い微減という感じで勝負気配も良かった。桜花賞を後ろから勝つ馬は基本的に距離伸びても大丈夫なことが多いのでオークスも狙えると思う。血統的に母方が早熟傾向があるのではないかと言う話があり(水上さんの分析)エピファネイア産駒なので3歳時点がピークでしたって可能性が否定はできないが、今シーズンは大丈夫でしょう

13テウメッサ
中山1600はコースはかなり特殊でリピーターが生まれやすいコース。NZTのユキノロイヤルやエエヤンがその典型例である。前走のアネモネSは中山1600。加えてLなのでメンバーレベル自体は重賞と比べると劣りがち。今年はそれなりに集まってはいるが重賞に比べるとそれでも見劣りする。そう言う特殊なコースでの好走が本番のレベルの高い桜花賞につながるかと言われると厳しいだろう。実際このレースから桜花賞で馬券になった馬はいない。なので見送り
本番は出負けして後ろからの競馬。脚を溜める。直線入ってそこ伸びるけどライトバックやスウィープフィートには及ばず9着。予想よりは頑張ってたし人気以上の着順に来てるから、岩田望来も悪い騎乗はしてないと思う。馬の実力通りって感じです。中山巧者の可能性があるから、中山で狙うのが良さそう

14ショウナンマヌエラ
新潟2歳Sで逃げて2着はとても評価できるが、前走後手からになってしまって大敗しているので後ろから組み立てるのは無理なタイプ。今日は差しが決まって前は厳しい馬場。見送りが妥当かなと思い買わなかった。
本番は先手を取れて逃げて直線手応えが怪しくて2ハロンよりも前で力尽き始めてそのまま下がって17着。やりたいことはできて結果が出なかっただけ。これまでの成績を見るに左回り巧者なのかもしれないので、左回りのマイルでいずれ穴を空けるかもしれない

15エトヴプレ
直前でサメカツに乗り替わりになった。前走フィリーズレビューを逃げ切り勝ちって言うのがあまりよく見えなかった。少なく今日の馬場には合わないと見たので見送った。
レースはしっかり出て、そこから徐々に上げていって2番手を確保。直線向いてからショウナンマヌエラを抜いて一時先頭に。後ろから来るクイーンズウォークに抜かれることなく粘って5着。上位4頭が後ろからのレースで前で粘り込めたのは高く評価したい。次走もマイルならいい感じに走れそう。左回りが微妙かもしれないがNHKマイルでも面白いかもしれない

16セシリエプラージュ
母も同じフィリーズレビューで好走して桜花賞で馬券に来た馬。阪神1600で1着経験もある。前走後ろから勝負できたと言う点を評価して3列目で購入
本番はゲートはある程度出て中団を追走するが徐々にポジションが後ろに。直線は後方4番目くらいで入るが手応えが全くない。全く伸びず大敗。末脚で前走勝負できた馬が伸びないとボロ負けするよねと言う話です。状態か距離かはわからない。あるとすると時計面でついていけなかった可能性がある。実際持ち時計は悪かったので高速馬場には向かない可能性が高そう。時計要する馬場でという感じだろうか

17マスクオールウィン
前走で気に入ったので。末脚もあったし新馬戦のハイレベルメンバーで4着と言う実績も評価して3列目で
レースは後方追走するも、直線全く弾けず大敗。持ち時計があまり良くなかったから時計勝負でダメだった可能性がある。こちらも時計がかかる馬場でだろう。あとは中山の短距離マイル路線で。中山巧者の可能性が高い。

18チェルヴィニア
臨戦過程があまりにも空きすぎている+ハービンジャー産駒の桜花賞での成績が悪い。加えて小頭数かつスローペースしか経験がないという大きな不安材料があったが、出すということは目処が立っているのだろうと考え3列目で。3連単では2着固定でちょっと美味しい配当を狙いに
本番はゲートもすんなり出て中団前を追走。そのまま直線に入るが全く伸びず。13着と大敗。前目で競馬する馬だから大外枠というのが応えたのだろう。久々の競馬というのも辛かったのだろう。加えて今までよりも間違いなくペースが早い競馬だったからそれで持たなかった可能性もある。ここ叩いたので次走人気が落ちるなら買い頃かもしれない。状態と馬場次第だがまだ見限る馬でもない

来週について
4000円以内を目処に勝負。できればタバルから行きたい。現状の馬券候補は下記画像の通り。参考までにどうぞ。以上で終わりです

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