高校野球 現地に行かなくても楽しめる媒体~近年の激変~

明治神宮大会が終わり、野球界は本格的にオフシーズン。アマチュア野球は以前はオフシーズンの楽しみ方が難しかったと思いますが、最近はいろんな媒体でいろんな楽しみ方ができるんじゃないかと思います。私も毎年ライトな感じで高校野球を追ってきましたが特にここ数年は得られる情報量が格段に上がって、多くの人が楽しみやすい状況になってきてると思います。今回は特に高校野球を現地に行かなくても楽しめる媒体について、過去からの変遷も交えながら紹介したいと思います。


長年楽しませてくれて、現在も残存するもの

地方ローカルテレビ局

 現地に行かない夏の地方大会の楽しみ方は、過去はこれが一番多いんじゃないでしょうか?ただ結構地域によってばらつきがあるようで、毎日放送してくれる地域もあれば、週末だけしか放送しない地域もあるみたいです。
 私が住んでいた神奈川県では、テレビ神奈川は開幕から試合のある日は毎日保土ヶ谷球場での試合を放映してくれて、何なら5回戦や準々決勝は二元中継みたいなこともありました。
 決勝戦は大体どこの地域もNHKの地方局が中継してくれてるみたいですね。神奈川県から引っ越して一番つらかったのは、テレビ神奈川が見れなくて神奈川の高校野球を楽しめなくなったことでした・・。

雑誌

 「報知高校野球」「輝け甲子園の星」「野球太郎」ここら辺が昔からある老舗の雑誌でしょうか。報知高校野球はチーム・野球・展望等にフォーカスしたオールドスタイル、輝け甲子園の星はどちらかというと個人やチームのプライベート・雰囲気にフォーカスしていて、野球のことは少ししかわからないけど楽しみたい幅広いファン層に楽しんでもらえるすみ分けですかね。

(番外編)神奈川高校野球ニュース

 前述のテレビ神奈川ですが、神奈川県では大会期間の試合があった日の夜に、20分間番組で「神奈川高校野球ニュース」というものがあるんです。内容は
 ・その日のピックアップ試合2試合程度の映像付きハイライト・インタビュー
 ・全試合の結果
 ・応援FAX紹介
といった内容です。今年実家に帰省する用事があり多分15年以上ぶりに見たのですが、内容が当時と全く変わっていなくて驚きました。このご時世FAXでもあんなにいっぱいメッセージ集まるんですね・・。

近年目覚ましい進化を遂げたもの

バーチャル高校野球

 近年でいえばこのコンテンツを避けて通ることはできません。年々配信される試合数は増えており、今年の夏大会は地方大会の1回戦から全地域で配信がありました。さすがに全試合解説がついたりではなく、固定カメラでの映像のみだったりするのですが遠方からでも観戦ができ、後から追うこともできるのでもう本当にありがたいです。このおかげで遠方でも神奈川大会の映像を見ることができるし、仕事の休憩時間に試合を見ることもできてとても感謝しています。試合の他にもインタビューや特集動画も年々充実していますね。

球歴.com

 活躍する高校球児の経歴、気になりますよね?このサイトを見れば出身地、中学時代の所属チームを知ることができます。実は対戦相手と中学時代はチームメイトだったり、無名のチーム出身だったり、軟式出身だったり、いろんな発見があるとまた高校野球を見るのが楽しくなります


SNS(Youtube,Twitter)

 SNSの発展で、個人が発信する情報が溢れています。専門家風な人、現地観戦組、追っかけのファンetc。お気に入りの発信者を見つけて試合と一緒の追ってみるのも面白いですよ。また、Youtubeには個人のチャンネルにとどまらず、大手企業のチャンネルでの取材動画が近年上がるようになりました。とても見ごたえがあるのは日刊スポーツさんの動画でしょうか。

 他にもスポーツナビさんや、高校野球ドットコムさんのチャンネルで密着動画が複数上がっていてとても楽しめると思います

終わりに

 インターネット、SNSの発展で10年20年前とは比較にならないほど色んな角度の情報が豊富に得られるようになってますので、マナーを守りながらお好みの楽しみ方を見つけてもらえればなと思います

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