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両親が不仲な理由。


こんにちは~。

今日は私の両親が何故そんなにも不仲だったのか娘視点での考察を書こうかと思います。

両親の揉め事によって転校したり出戻ったりした私ですが、そもそも何故こんなにも両親は仲が悪いのかと。

理由は大きく2つだと私は思っています。

まず1つめは

「母親の行動&身内のタイミングの悪さ」

何があったかと言いますと母は父と交際が始まる前、一世一代の恋愛をしていたのです。
この話は祖母からの又聞きなので違う部分もあるかも知れませんが、母は当時好きだった方に半ばストーキングにあたるような行いをしていました。
当時はGPSやiPhoneの位置情報なんてものはなかったので、直接お相手の自宅近くでずっと張り込むような毎日だったといいます。

その結果、そのお相手は母の行動が窮屈に感じたのか母と別れきる前に別の女性と交際を始めたそうです。
これに関しては母は気の毒だなと感じました。

そして意気消沈な母を見かねた身内が持ってきた縁談が今の父とのお見合いでした。
身内としては良かれと思った行動だったのかもしれませんが結果として、この先の人生の大半を喧嘩で過ごすお相手(父)と出会ってしまったのです。

母としては人生で1番愛した人を自分の行いで傷つけたとはいえ、浮気をされ捨てられ自暴自棄になってる時のお見合い話だったので断ろうとしました。

が。

お相手である父の職業がお堅いものだと知ってからは手のひらを返したかのようにトントン拍子に話を進め、なんとそのまま結婚にまで至ったのです。
恋愛感情として好きな人と結ばれないのであれば、性格云々を抜きにして高いスペックの相手と結ばれたかったのでしょう。

「自暴自棄×職業で選んでしまった相手」

そんなんで上手くいくはずがないですよね。

これが1つ目の理由。

もう1つは金銭感覚の違いです。

母は今現在もそうですがかなりの浪費家です。
もう25年以上働いていないのでどこからそんな使えるお金があるのかと正直不思議な部分もありますが、昔から自分が欲しいと思ったものは何がなんでも手に入れるような性格でした。
そして、似たような商品で安い物と高い物があれば迷わず高い方を取るような買い物をよくしていました。
「高い物は良い商品」という強い考えがヒシヒシと伝わってくるような人でしたね。

一方で父はやり過ぎな位の倹約家でした。
少しでも安い物を、少しでもお得な物を。
そのスタンスで生活してたので、コンビニやタクシーは一切使わない事から始まりトイレは2回に1回しか流さない事や電気は極力つけない事、果てはスーパーの無料の品(お箸など)を必要以上に持って帰るなど常軌を逸した行動をしていました。

こんな2人が交わるわけもなく。

案の定、喧嘩の原因としてお金に関わる事は火種になることが多かったです。

1つ母が昔語っていたお話をすると。

父と母がスーパーに買い物に行ったんです。
小一時間店内を2人で回って何を買ったかと言いますと。
もやしを1袋買って終わってしまったそうです。
何でそんなことになったかというと、母が買おうとした物全てにおいて父が「〇〇の方が安い」と却下してしまったかららしく。
父のやり過ぎな倹約思考の結果、とてもじゃないけどまともに買い物できる雰囲気ではなかったと言います。

性格や価値観など何も噛み合わなかった2人が結婚したらそりゃ喧嘩の毎日になるわけで。

私が産まれてる以上子供は欲しかったのかもしれませんが、子供が出来たらまたお金の事でトラブルになるのは目に見えてただろうに何で作ったのか今でも不思議です。

他にも不仲の要因はあると思いますが、私がパッと思いつく大きな理由はこの2つかなと思っています。

人生は巡り合わせとタイミングなんて言いますけど、巡り合ったら駄目な組み合わせもあるんだなと感じています。

次の記事では、両親の不仲や絶えない喧嘩によって生じた私自身の問題行動についてお話ししようかと思います。
もちろん私の性格も相まった上だと思うので全てが両親のせいというつもりはないですが、少なからず発達過程において影響はあったかなと感じています。

それでは。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

また次回の記事で~

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