ミリしらでスラダンの映画を見てきた話

こんにちは~今回note執筆を担当させていただく匿名希望のミニコミ部員です。
今日はタイトルの通り一ミリも原作を知らない状態でスラムダンクの映画を観てきた話をします。内容薄いので適当に読んでください。

事の発端は一週間前にスラムダンクの映画を観てきた友人(スラダン未履修)が騒ぎまくっていたことに遡ります。何も知らなくても楽しめるし気づいたら顔から液体全部出てた~なんて言われて、いや大げさな…とも思いましたが、まー付き合い長くて趣味も合う友人がそこまで言うのなら、と観ることを決意。そこからさらにもう一人、バスケも何も知らない友人が観に行きたい‼と合流し、計三人で映画を観に行くことになりました。

現時点で私たちが知っているバスケとスラムダンクの情報はほぼほぼ無いに等しかったのですが、全員怠惰だったため誰もバスケのルールを調べようとせず、結局映画館に向かう道のりでひたすらバスケとスラダンの知識をすり合わせてました。
といっても無知の私と友人は「諦めたらそこで試合終了ですよ」のセリフと安西先生くらいしか知らず、バスケをプレイする人数もスラムダンクの主人公も知らなかったため、今回二回目の友人に前回の映画で学んだことをご教授いただいてました。
それによればバスケは5人でやるらしく、あと点数は2点か3点ずつしか入らないらしい?それで映画の主人公はスラムダンク本編の主人公とは違ってて、一番多く喋る人はスラムダンク本編の主人公ではないらしい、というとこまで聞いて映画館に到着。結局大した情報を得られなかった気がする。


そしていざ映画鑑賞…果たして本当に楽しめるのか⁉


~以下若干ネタバレ?アリ~



結論から言いますと、めっっっっっっっっちゃくちゃ楽しめました。見てる最中に何度も涙がツーっと流れるのを感じた。拭くと泣いてるのがバレるから垂れ流してたけどスクリーン明るくなった時に友人の顔を観たら二人とも泣いてた。さすがに笑う。映画館出てから電車乗るまで40分ノンストップで感想話し続けるくらいには楽しめました。

映画自体の感想としてはまずCGがめちゃくちゃよかった。CGって多分違和感覚えちゃう人も多いと思うんだけど、あの試合のリアルな感じとか動きの細かさと重みとかは逆にCGでしか出せないんじゃないかな~とも思う。というかCGも違和感ないように工夫して作られていたから観てて全然気にならなかった。まあ素人の感想なんでアレですが。
そんで声優さんもすごかった!割とアニメっぽさよりリアル寄りの演技が多かった気がする。私はリアル寄りの演技好きだからめちゃくちゃよかったしそもそも映画の雰囲気にすごい合ってる。やっぱそれで試合の緊張感とかもちゃんと伝わってくるし、映画じゃなくて試合観に行ってるんかなってぐらい入りこめた。入り込めたといえばあのアレ、なんていうんだろう、ドリブルするときのボールのダンッダンッて音とか衣擦れの音とか、そこらへんの細かい音もすごい良かった。今回ノーマルのやつ観に行ったけどベスティアとか音響いいやつで観てもめっちゃいいと思う。
あとは静と動の使い分けがも~~~えぐい。試合中に緊張が張り詰めるところでキーーーーンて静寂が訪れてそこから盛り返すとこで爆音の音楽がブワァッ!!と流れ出す。劇中歌にも使われてるのが10-FEETさんの「第ゼロ感」てエンディング曲なんですけど、これがまた死ぬほどいい。盛り上がるのに最適すぎる。ちなみにこの記事も第ゼロ感流しながら書いてる。そんでこの曲が欲しいって思ったところにピンポイントで流れてくれるから脳から何かしらの汁が出るぐらい気持ちいい。麻薬なんていらない。映画でキマれる。留学に行ってシャブに手を出しそうになってる友達聞いてますか。


で、こっからはミリしらゆえの感想なんですけど、いっぱいあるので箇条書きで!

  • そもそも「スラムダンク」ってタイトルの意味を知らなかったんですよね。それで宮城リョータがロン毛の先輩(のちに三井寿と知る)にボコられてるの見てスラム高校でダンクするからスラムダンクかぁって考えてました。後で調べたら普通にダンクの種類だったらしい。変な勘違いすんません。

  • 私は人の顔覚えるの苦手で回想に出てきたロン毛先輩=三井寿って最初わからなかったんですけど、試合中の「俺の名前を言ってみろ…」であっロン毛先輩だ⁉って気づいて爆アゲ。ミリしらはこういう楽しみ方もできますね。あのシーンもっかい観たい。

  • 普通に難聴すぎて流川がルカに聞こえて一人だけかわいい名前だなぁて思ってたけど全然そんなわけなかった。日本語のリスニングさえ危うい。

  • バスケのルール何も知らずにいったから何がファウルなのかよくわかんなかったし途中でみんながおおおおおインテンション!!!てなったとこもえ?インテ何?て感じだったけどみんな盛り上がってたから一緒にうおおおおってなれた。結局ルール知らなくても楽しめる。絶対知ってた方がいいけど。

  • てか2点か3点しか入らないって聞いてたのに1点でも入ってるじゃん!!と映画鑑賞後に発覚。バスケルールの謎は深まるばかりでした。

  • 桜木花道、ほんっっっとにかっこよかった。スラムダンク本編の主人公って知らずに観てたけどすっごいいい働きするしムードメーカーだしバスケ始めて数か月!って言ってるけど全然うまくね?とは思ってた。あんまり考えてなさそうに見えてちゃんといろいろ考えているのも良い。そんで安西先生のことオヤジって呼んでたから安西先生の息子だと思ってた。いや違うんかい。

  • 宮城リョータ、あれだけいろんなことがありながらお母さんにもやさしい健やかないい子?に育ったのすごすぎる。ここら辺の感想書き始めると止まらなくなるから書かないけど、試合前日に手紙書くところとかああ……てなった。

  • 観客席にいたかわいい子、ゴリさんの妹さんなんですか!!!???

  • ストーリー知らずに観に行ったから試合に勝てるのかどうかほんとにわかんなくて最後の20秒くらい緊張して息止めながら観てた。ミリしらの人はぜひネタバレ見ずに観てほしい。今この記事読んでるスラダン未履修のあなたはすぐに携帯投げ捨てて映画のチケット買いに行ってください。そう…それでいい…。


ちょっと長くなりました!ここまで読んでくれた人、いたらありがとう。
とにかくスラムダンクの映画はバスケもスラムダンクもなーんも知らなくてもめちゃくちゃ楽しめます!!!気になってるけどバスケとか何もわかんない…て人も是非映画館に行って観てきてください。案ずるより観るが易し。映画館上映が終わった後にスラムダンクにはまっても遅いんです。あらゆる後悔の可能性をなくしましょう。私も近いうちに臓器bye byeしてスラムダンク全巻揃えます。


そして映画、もっかい観ます!!!!!!!!!!!!!!!映画連れて行ってくれた友人、本当にありがとう!!!!!!!!!!!!

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