"適応障害"になりました(後編)

こちらは後編の記事です。
先に前編を読んでからお進み下さい。

さて、後編では私のこれからの話をしていきたいと思います

〜これからのこと〜

後編 目次
・事務所での活動について
・舞台活動について
・他人軸で生きていたことに気づく
・本当にやりたかったことって?
・最後に


事務所での活動について


 私は1年前にQUICK事務所の女優部門に所属しました。といっても、舞台に立つことが多かった時期だったので、本格的に映像の仕事を始めたのは昨年の秋頃からだと思います。
 映像のお仕事は、とても刺激的で知らないことばかりで楽しいです。
 ただ、この仕事は「待つ」のが仕事です。いつ来るのかもわからない仕事を予定を空けてひたすら待つ。その間は舞台にも立てず、何をするにも制限されます。待つ間も、自分磨きや演技の勉強をしたり、映像世界の基本を習ったりしていました。しかし、新人の私には簡単にお仕事は来ない日々。
 私は、この環境にだんだんと違和感を覚えていました。やりたい気持ちが空回りしているのではないか?世間は私を必要としているのか?映像世界は、私が目指していたことなのだろうか?頭の中がごちゃごちゃになりました。
 適応障害になった時、事務所の仕事だけでも続けようとしましたが、前編で述べた状態の私では、しっかりと仕事が出来ない、そう判断しました。社長やマネージャーとも直接お会いして、現状をお伝えして、私の適応障害が治るまで事務所の映像仕事をお休みする結論に至りました。
 応援してくださっている皆さんの期待に応えられなくて本当にごめんなさい。少しばかり、お休みを下さい。

舞台活動について


 舞台役者、わたしのやりたかった仕事です。仕事、というと固い感じになってしまいますね。やりたいこと、です。
 ただ、いまは舞台に立てるのかわからない。立てるなら、立ちたい。舞台の板の上で思いっきり五感を使って輝きたい。そんな気持ちをいったりきたりしています。
 まだ、舞台に関してはどうなるのかは分かりませんが、最近は立てるようになったら立ちたい!と言う気持ちも沸いてきたので、機会があれば…というところです。
 舞台役者を辞める、ということはきっとないので、安心して下さい。
 私がもし、舞台に立つことがあったら、観に来て下さい。それが、私の救いになります。

他人軸で生きていたことに気づく


 現在、療養中の私なので、時間がたっぷりとあります。そこで、今までの私の人生を振り返ってみることにしました。
 思えば、やりたいことをやるにしても、他人の意見を聞きすぎて自分の本当の想いを邪険にしてしまっていたかもしれない。私は何に対しても受け身で、自分より人優先。他人の言うことが正しい、と思っていました。
 それって、果たして幸せなのだろうか?違う。これは、他人軸で生きてるってことだ。自分の心の声を聞いてなかった。そう気づいたのです。

本当にやりたかったことって?


 じゃあ、私が本当にやりたかったことってなんだろう……?
 胸に手を当てて心の声をよく聞いてみました。はじめは小さすぎて聞こえなかったけど、最近、やっと、少しずつ聞こえるようになりました。
 答えは「やりたいと思ったことをやる」
単純明快です。これが、全てだ、と。
 じゃあ、私は何をやりたいのか?以下、現時点でのやりたいことをまとめました。

・私の救いとなったうたを私の声で皆に届けたい
・優しい絵を描きたい
・プロデュース公演をしたい

大きな三本柱はこちらです。

皆に届けたい歌があるの。
私の声だから届けられるものがあると思うの。これから歌を習って、みんなに聞いてほしい。届けたい。

そして、絵を習いたい。子どもが触れる素材や材料を使って絵を描きたい。それを、みんなに届けたい。

やりたい舞台があるなら、プロデュース公演で叶えてしまえばいい。そう思いました。みなさんに届けたいお話があるの。いつか、プロデュース公演をやってみたい。

最後に


 ここまで、私の話を聞いてくれてありがとうございます。いまの私はとにかく「今」を精一杯生きたいと思っています。苦しかったり悲しかったりすることもあるけれど、嬉しかったり楽しかったりすることも沢山あります。これからは、自分軸で生きる。
 ひとつひとつ皆と叶えて行けたら、本当に幸せです。同時に、皆さんの幸せも心から願っています。地球からみたら、ちっぽけな私。そんな私がみなさんの「癒し」や「勇気」を与えられるエモーショナルテラーになれたらいいな、と思います。
 インスタのてまりのまなびやもやりたいことの一つだから安心してね。
 これからも、花山てまりをよろしくおねがいします。


花山てまり

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