片付けプロジェクト③ケア

サンプルの片付けがある程度終わると見えてくるのが溜まりに溜まった化粧品やケア用品の数々。。。

試しに買ってみたものの使い切れない量に困ってしまったもの。

いつか使おうと思っているもの。

マスカラ、眉マスカラ、リキッドライナー、B Bクリーム、日焼け止め、ボディクリーム、整髪料、制汗剤、シャンプー、コンディショナー、歯磨き粉、化粧水、乳液、クリーム、、、

全くキリがないです。

近年では男性のスキンケア商品も充実してきたので女性と同じように増えてきていますね。

洗面台にはどれだけあるのか、もはやカビや水垢で触りたくないかもしれません。
洗面台以外にもお風呂場や化粧品コーナー、自分の部屋のありとあらゆるところから出てきたりします。

サンプル品を使って過ごしてみたあなたは気付いた事があるはずです。
意外と『捨てたものがある』ということ。

使いたくない。
使いにくい。

それは容量が増えても一緒です。


さてここで、化粧品やケア用品には消費期限が書いてあるものと書いてないものがあるのをご存知ですか?

ネットで検索すると
【化粧品の使用期限は基本的に未開封の状態で3年以内です。 1度開封した化粧品は半年以内に使い切りましょう。 基本的に化粧品は使用期限内に使い切ることができるよう設定されています。】

未開封で3年間、中身が変化しないものは消費期限を記載しなくて良いのです。

注意すべきポイントがあります。

①【製造から3年以内】
②【開封後はどのくらいで劣化するか不明】
③【消費期限が書いてあるものは劣化が早い】

【製造から3年以内】について話していきます。

これは私の個人的な販売業の経験です。

製造業者→卸業者→販売業者→消費者

という流れの中で何日、何ヶ月、何年、在庫としてあったのか分かりますか?
私は最後の販売業者として仕事をしていたことがあります。大体の商品は品切れにならないように在庫として保管してあります。

食品と違い、製造されたものを消費者がすぐに手にする事は難しい業界だと思います。
つまり手元にきた時点で既に製造日から何ヶ月、何年と経過している場合もあるのです。
買った時点で在庫として2年半年眠っていたとしたら半年後には劣化してしまう事になります。
その前に開封し、更に使い切らねばならないのです。

②【開封後はどのくらいで劣化するか不明確】
 例えば『無添加』『保存料不使用』などは劣化が早い場合もあります。
又、使用している成分によっても劣化速度は全く違いますし、直射日光、部屋の温度など開封後の保管環境にも左右されます。

ということは
③【消費期限が書いてあるものは劣化が早い】

ここまで読んでくださっていたら説明不要かもしれませんが、消費期限が記載されているものは『それまでに開封するべき』なのではなく『それまでに使い終わるべき』なのです。

入手した時点で早く使う。
フリマサイトは誰がどのくらい持っていたかなんて全く分からないことも多いです。
買いたい気持ち収まってきましたか?

劣化が早いと何度も書いていますが、
『劣化』とは何なのか。

私が強く伝えたい劣化要素は2点です。
・酸化(開封前)
・菌の繁殖(開封後)

(もっと詳しく知りたい方は、ご自身で調べてみてください。衝撃の事実を知るかもしれません)

今、手元にある化粧品・ケア用品の中身は見た目では何も変わっていないように見えますが
実際には雑菌が繁殖し、酸化により成分が変わってしまい肌に付けたら悪影響なんて事も。

綺麗になりたいのに
美しくいたいのに

雑菌だらけで成分の変わったものを身体に塗る意味はありますか?

眉パウダー、チーク、アイシャドウ、ファンデーションも使いかけのものは雑菌が繁殖している場合があります。

今、使っているものだけに厳選し、無くなりそうになったら新しいものを買う。
そろそろ無くなりそうだという時に調べたり、サンプル貰ったりして、選び抜いて買う。

『使い切る』又は『破棄する』まで新しいものは買わない。

最近、私は買った日付、使い始めた日付を書いておくようになりました。

もしかして、5年も10年も前からずっと同じところにあるなんて無いですよね?
(ちなみに私は汚部屋住人の頃はありました)

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