見出し画像

ペルー旅行記#4 プーノのチチカカ湖〜藁で浮くウロス島〜

2024年4月末にいったペルー旅行の記録です。
現地1日目はプーノ市のチチカカ湖へ!

バスでプーノ市へ向かう

クスコのベラスコ・アステテ空港に着いてから、宿泊先のホテルに荷物を預け、バスでプーノに向かいます。

バスはCruz del Sur会社という、ペルーでの大手バス会社を利用します。時間的な意味合いでなるべく信用できるところを選びました。
(帰りは運行時間が合わず別のバス会社)

この会社専用のバスターミナル。
他のたくさんバス会社が集まるターミナルが近くにあるのですが、そこではないので注意。
バスの外観。2階席もあります。
かなり広々としています。150°倒れる椅子。
タッチパネルやフットレストもあります。
目の前に見えているドアはめっちゃ硬い。
トイレは汚くなかったです。

プーノはクスコよりも標高が高く(富士山よりも高い)、高山病対策のためにダイアモックス(薬)を飲み、深呼吸を意識します。

バスに揺られること7時間。

プーノ市に到着!

今回はチチカカ湖のツアーを申し込んだので、ガイドさんと合流し、バス停から送迎してくれました。
まずは観光スポットを少しだけ紹介し、その後港に向かいます。

プーノの守り神の龍。
プーノで盛大に行われる祭りでは、このお面をダンサーなどが被ります。
PUNO(プーノ)の看板がある写真スポット
伝統的な模様、オラクロ。
あちこちにあります
ゴミ箱の形が面白い
ギターを弾いている人魚も描かれています
鳩を見かけて親近感。
私たちはこの辺りでしか見かけませんでした。
ペルーの国花カントゥータ。たくさん見かけます。
神話として語り継がれる太陽の子と妻。
チチカカ湖から現れた。

また、早朝のため港の朝日がとても綺麗でした。

港の近くに写真スポット
スペインが占領した時の強くてえらいスペイン人(多分)

と、ここで一度朝ごはんを食べます。

フォカッチャみたいなパンに卵やチーズを挟んだもの
コーヒーはまさかのネスカフェ
港にあるドナルド…?

ここからボートに乗って、いよいよチチカカ湖に浮かぶ藁の島、ウロス島に向かいます。

チチカカ湖行きのたくさんの船
操縦席に座らせてもらったり。
船の中でもガイドさんが色々と説明してくれます。
道中に見かける島。
白い建物は超高級な5つ星ホテルらしい。
両サイドに見える草はトトラ藁。
今から向かうウロス島の地面となっています。
建物が少しずつ見えてきました。

チチカカ湖のウロス島!

30分ほどでウロス島に着きました。大量の藁によって作られた島なので、喧嘩などで島を割ることもあるらしい。
周囲をぐるっと囲うようにたくさんの藁の島が浮いています。

TITIKAKAと書いた看板があちこちに。
赤い屋根の建物はホテル。ウロス島に泊まれます。

数十の島からなるウロス島。各島には数家族が住んでおり、週替わりで観光担当をしているそう。今回私たちは2つの島にお邪魔しました。

1つ目の島。PUMA TITIKAKAという島らしい。
住人が説明をしてくれます。
ウロス島の作り方。見えている土部分は、根っこ(現地の言葉でキリ?と言うらしい)。2mほどになるそう。
ブロック状に分けられています。
トトラ藁のブロックをいくつか繋ぎ合わせた後、
上からトトラの葉っぱを何重にも重ねて地面を作ります。
ここまでで半年ぐらいかけて頑丈な地面にしていくそう。
その上に家などを建て、ウロス島の完成です。
現地の食べ物
アヒル:チョーカーの卵や、魚:カラチ
縫い物も盛んです。
家の中を見せてくれたり、
服を着せてくれたりしました。
観光業なのでお土産もしっかり紹介されます。
めっちゃ高いです。
8割くらいのものはクスコ市内でも普通に買えます。

現地の船(観光用に装飾されてるVer.)に乗って、2つ目の島へ。

2つ目の島へ

観光者用の船。
ツアーとは別料金で、2つ目の島に渡してくれます。
これもまぁまぁ高かったです。笑
(はっきり覚えてないですが3000円くらい…?)
船首に犬?がついています。
ガイドさん曰く、「ウロス島のメルセデスベンツ」
2つ目の島。レストランなどがありました。

半日ツアーなので、午前中で終了。港に戻ります。
ウロス島自体の滞在時間はおよそ1時間弱ほどだったかと思います。

帰りによく育ったトトラ藁を回収する島民に出会う。

港に戻ってからはバスの出発時刻まで、プーノの中心街まで歩き、少し観光をします。

プーノ市観光

港のすぐ近くにある無料の博物館。
ウロス島のことや、現地の動植物について詳しく書いています。
市場。肉や魚の仕入れ先のような店が並んでいます。
露店もたくさんあります。

帰りのバスについて

バスがちゃんと来るか、ドキドキしながらバスターミナルに戻ります。
バス会社の受付に確認すると、想定より30分遅れで出発するよう。(それくらいなら許容範囲…!)

予約時間とちょっと違ったり、遅れたりするのは当たり前といった様子なのが、日本と大きく違うところだなと感じました。

帰りに使ったバス会社。
Transportes Libertad会社。
車内は意外と過ごしやすかったです。

バスの車内で、途中、弁当を配る人が現れ、Free?(無料ですか?)と聞いてから受け取ったら、後から「20ソルね」と。詐欺やん!!笑
(幸い、怪しいなと思って食べずにずっと持ってたので、丁寧に弁当をお返ししました。)

プーノからバスに揺られること7時間半。
クスコに到着。時刻はすでに22時。閉店の時間なので、駆け込みでピザの持ち帰りを頼みました、

ピザ屋さん。店を閉めようとしていたところなのに、快くピザを焼いてくれました。
メニュー。
ピザ。ミディアム。でかい。

長い長い初日が終わりました。(ほぼバス…)

明日はついに念願のマチュピチュ&ワイナピチュ!

早朝の出発なので準備をして早めに寝ます。
マチュピチュについては次の記事にて。

それでは皆さま。
本日も一日、お疲れ様でした。

よくじら


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?