ひとりごと 8

最近よく友達と恋人のお話をします。
でも恋人のお話と言っても私に恋人はいないので、友達の恋人のお話、然り普通の恋バナをします。
この前は「周りから見たら普通だけど自分からすると嫌な部分」の話をしました。
私はカルバンクラインのパンツを履いてる男性が苦手なんですよ。
カルバンクラインってなんかもう下着のイメージしかなくて。
なんかちょっとね、若干ね、カルバンクライン履いてる俺って感じじゃないですか。
違います？違いますかね。

なんかその話をしたら、松島聡だってカルバンクライン履いてるよって言われたんですけど。
いやいやいや、話が違うじゃないですか。
松島聡くんがカルバンクラインを履くのはわかるんですよ。
だってカルバンクラインに負けてないから。
カルバンクライン＜松島聡
じゃないですか。
カルバンクラインよりも松島聡くんの価値がもう馬鹿でかいわけで。だからね、全然いいと思うんですよ。

だからそういうイメージなんですよ。
私からしたらカルバンクラインってそのレベルのイケメンがなんとなしに履くパンツってイメージなんですよ。
だから、なんかちょっと背伸びして履かれると、あーね、そう言う感じね、とはなります。

じゃあ、一般人はいたらあかんやんけって話ですよね。そうなりますよね。
いやまぁでも、あくまでも私はカルバンクラインのパンツを履くような男の人と付き合いたくないって話です。はい。すみませんでした。

で、友達はね、カルバンクラインはどうでも良かったみたいなんですけど。
ブラのホックを片手で外されるのが嫌なんですって。
これに私も「確かに！！！！！！」ってなったんですけど。
二人とも嫌な理由が全然違くて。

友達は「過去の女がちらつく」のが嫌みたいで。
そんな技どこで覚えてきたん、、、みたいになるらしくて。
友達は別にブラのホックだけじゃなくて、相手の「過去の恋愛」そのものがもう無理らしいんですよ。

その人の恋愛観を歪ますほどの何かを与えた女がこの世にいると思うと、ゾッとするって言ってました。

私はどっちかというと、その意見に全肯定できるほどではないなと。
別にブラのホックを片手で外されてもいいですけど、全然。
でも二人の初めてでそれをされちゃうと、なんか優しさないなとは思うんですよ。
一回一回両手で外されてもって感じするし、別に全部が全部片手いや！！って感じではないんです。過去がちらつくのも別に全然。オッケー！！ってタイプで。

なんだか、やっぱりしてきた恋愛にはそれなりに人となりが出るというか。その人がどう言う人なのかって、全部がわかるわけじゃないけど、でも大事な部分を映し出してるものだと思うんです。
私自身、恋愛でたくさんのことを学んだ経験があるからかもしれないけれど、やっぱりその人を知る上では大事なことだと思うんです。恋愛って。

だから、私がその人のことを好きであればあるほど、全部知りたい。
いつどんなふうに初めて恋というものに触れたのか、人を想うことの煌めきと残酷さをちゃんと知っているのか。
そういうの全部知りたくなっちゃうんですよね。
無理にとは言わないんですけど、知れたらいいなって。

多分自分が、過去に恋愛をしてて抱いた感情も考えも、その時の空気感も全部いまだに大切にしてるからだと思います。
別に今でも好きとかそう言うぬるい話じゃなくて。全然、いい思い出だなって。

そう思えるし、一つの恋愛で得られた強さもそこから派生する優しさも私からしたらそれってすごく大切なものだし。
だから、相手にもそうであってほしいんですよね。そうであってほしいはちょっと押し付けか。

でも過去の恋愛を無駄にしない人がいいし、大事にしてる人がいいですよね。

初めて恋をして、ちゃんと人を好きになって、両思いっていう奇跡を経験して。
すっごく素敵だったなって。幸せだったなって。
思うからこそ、大切な人の大切な思い出を知りたいって思うんだと思います。

でも過去の恋愛に嫉妬して拗ねてる友達も、十分乙女で可愛いです。
恋する乙女はかわいいです。