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やめられない止まらない「Duolingo」 

 2015年にダウンロードした言語学習アプリのDuolingo。
 
 気付けば、この仕組みに躍らせてかれこれ8年間、ほぼ毎日やるようになってる。

 今や世界で最もダウンロードされてる言語学習アプリだそうで、年々早いスピード感で改良が繰り返され、その人気が窺える。
 
 このアプリが世の中の語学学習の立ち位置を大きく変えたといってもいいんじゃないかと、勝手に思っている。

 一般的に、語学と言えば日本人に最も馴染みのあるのは英語くらいで、もともと外語学習に興味がある人を除き、多くの人にとって、外国語など大学の第二言語として単位を取るためにやむなく受ける程度のものだったと思う。
 
 それがDuolingoが本格リリースされて以降、世界中のあらゆる言語を、無料で、特に何の予備知識もなく誰でも気軽に学び始められるようになった。
 
 ここ10年での社会状況とか、SNSの普及、トレンドの変遷といった時代の流れとも言えるけど、私はこのアプリのおかげで、言語を勉強としてではなく、趣味として続けている人が確実に増えたんじゃないかなと思う。

 面白いのが、このアプリには学習者を飽きさせないあらゆる工夫が施されてるところ。その一つがストリークといって、メイン画面上に連続学習日数が表示される機能。
 
 原則、学習を開始したその日から、1日も欠かさず続けた日数がカウントされていくのだけど、不思議なことにこの記録、あるところまで続けていると、学習者は日々積み上がる数字をリセットしたくない心理が働いて、多少無理にでも毎日レッスンをしようとする。別に誰にやらされているわけでもない普通のアプリなのに。だから同じ心理が働く人たちは決して嫌々ではなく、基本姿勢はやりたいからやっているのだ。これぞゲーミフィケーション。。

 私自身、過去には何度か100日前後でリタイアしており、上記の説得力を欠くようで申し訳ないけれど。毎日続いている時の自己肯定感は爆上がりだが、一度記録を途絶えさせればまあ凹む。でもまたどこかのタイミング再度アプリを開き、数日続けてしまえばこっちのもんで、今現在はストリーク450日を目の前にしており、満を持して自己新記録を更新中。

 小さな努力の積み上げが自身と自信に如何なる影響を生むのか、身を以て感じるには最適のアプリだと思う。なお、語学力の上達には非常に個人差がありますのでご承知おきを。



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