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そばめしみたいな「広島お好み焼きおにぎり」とにんにくたっぷり「家系ラーメンの〆ごはんおにぎり(終売)」共に地球の歩き方×ミツハシライスのコラボシリーズ第三弾・第二弾

ある日の外出帰り、スーパーで気になるおにぎりを見つけた。

「広島お好み焼き」おにぎり。

クレープのような薄い生地に大量のキャベツ、それに焼きそばが入っていることでおなじみのボリューム抜群広島のお好み焼きを敢えておにぎりに。いったいどのように「お好み焼き」感を演出しているのだろうか。パッケージからは中が全く見えない。
しかも横浜のスーパーで、瀬戸内フェアや中国地方フェアが開催されている訳でもないのになぜ突如突拍子もなく「広島」なのか。

様々な疑問が脳内に積み上がるが、ともかく試しに1個購入。
おにぎり売り場の中でひとつだけ異なるパッケージで異彩を放っていたこの商品は、スーパーの自社商品ではない。全体的にクリーム色のパッケージの上部には書店の旅行コーナーで見た記憶のある「地球の歩き方」の黄色のロゴ。それで思い出した。そう言えば少し前に、これと似た別商品を買ったことがあった。

「家系ラーメンの〆ごはんおにぎり」。

購入時期は2ヶ月ほど前の8月。この時もまた別のスーパーで見つけたのだが、こちらは横浜市がフューチャーされていたため特に疑問にも思わず、地球の歩き方がミツハシライスと組んでご当地おにぎりを発売し始めたのかな?と単純に思った。そういう企画は好きなので大歓迎。
そのうちにどの店でも見なくなったので期間・数量だったのかしらと思ったが、その後続版が今回の「広島お好み焼き」ということか…。さすが地球の歩き方、地域の飛び越え方がすごい。

そこでやっと調べたところ、これらはミツハシライスと地球の歩き方のコラボおにぎりシリーズ。公式サイトを見る限り全6回の予定のようだ。
今回のお好み焼きは第3弾、家系ラーメン〆ごはんは第2弾。初回は北海道のとうきびご飯だったようで、一応日本列島を北から順に南下して西へと向かっている。さすれば次は四国か九州辺りになるのだろうか?或いは東北から関西までのどこかに戻るのか。

いずれにせよ、旅に出たい気分を後押しすることが主眼のようなので、ここまで北海道、横浜、広島と国内でも特に人気の高い代表的観光地が選ばれている。となると後は大阪・神戸・京都のいずれかや福岡(博多)或いは長崎、沖縄あたりが選ばれそう。この辺りは名物もおにぎりに展開しやすそうだし、ちょっと買ってみたくもなる。

能書きはこれぐらいにして、買ってきたお好み焼きおにぎり。パッケージを開くとこんな見た目をしていた。

うん、ほぼそばめし。

小型で厚みのある型入れタイプの混ぜごはんおにぎり。そばめしほどソースの色が濃くはないものの、お米に刻んだ中華麺が混ぜ込まれた見た目で「お好み焼き」というより「そばめし」っぽく感じることは否めない。
ただ、匂いは確かに粉もの、お好み焼きやたこ焼きみたいなあの感じを思わせる。原材料に含まれている天かすのおかげだろうか。香ばしい、どこか削り節みたいな感じもあるのだが、天かすの中にその要素があるのかな。

食べた感じも、そば入りごはんの食感はどうしても「そばめし」だなあと思うのだが、濃厚で甘いソースの風味がするので確かに広島感はある。
そう考えるとオタフクソースの威力はすごい。以前、Jリーグのとある会場で対戦相手の広島を食べつくせ!と各店オタフクソース使用のスタジアムグルメが提供されたことがあった。やはり広島と言えばオタフクソースなのか。まあ、提供側としては使いやすいし保存もきいて便利だろう。広島の人々にとってあの味はやっぱり基本なのかしら。

まあでも、このお好み焼きおにぎりは味が濃過ぎず、思ったよりもずっとあっさり食べられるので個人的には割と好き。全体的に少々ぼそっとしているため、海苔を巻いてしっとりさせて食べたいな…と思ったりもするが、機会があれば販売期間中にもう1回くらい買ってもよいかも。

――と思うのは、前回の「家系ラーメン〆ごはんおにぎり」が、パッケージにわざわざ「にんにく味濃いめ」と注記されていた通り、相当こってりとして味つけもにんにくの味や匂いも濃く、食べた後少々胃疲れしたからで、きっとあの常に行列ができている有名店に寄せたんだよね…。脂質や食塩相当量がさほど多くなかったので油断したが、おろしにんにく入りだもんなあ…。

さて、次はどの都市のどの食べ物がフューチャーされるのか。
見つけたらまた買ってみたいと思っている。

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