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神さんとの日常「お参り」

今回も神さんがこんな感じで日常を送っておられるという、神さんといることが近く感じるお話をしようと思います。

最初から余談です。このお仕事を始めた最初のころ、いろいろな神さんに神社に来いと言われることがありました。呼ばれる理由は神社に溜まった「穢れ」のお掃除がほとんどで、あとはたまに神さんに指示をされて結界を張りなおす作業をするくらいです。「信仰」ではなく「観光」に来られるのは全然いいのですが、パワースポットという意味のない文言に踊らされてお越しの方がまき散らす穢れを神さんはすごく嫌がられました。なので、そういう方が一定数くると呼び出しがかかります。

ここから本題です。
「神社にお参りに行かないといけない」「お墓参りを欠かしてはいけない」などということをよく聞くのですが、神さんもご先祖さんもそうですが皆さん口をそろえてこう言われます。

「来れる時でいいから無理をしなくていいよ」

「感謝の気持ちは心の中で言っても伝わるからね」

もし神社やお寺やお墓にすぐに感謝を伝えに行けない時は、心の中で「ありがとうございます」と思ってもらえれば必ず神さんや仏さんたちには伝わっているので安心してください。

神さんも仏さんもご先祖さんも上の世界におられるか皆さんの近くで守っておられるかどちらかなので、基本何かの建造物などの中に常におられるわけではありません。ただ、神さんや仏さんは鏡や仏像を通して皆さんのことは見たり願いを聞くことはできるので、実質おられるのと一緒なので安心してください。




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