神さんとのお仕事⑦「教えてもらえない」
今回も神さんとの約束事シリーズです。いくつかと言いながらもう7つめ、思ったよりありました(笑)。
神さんとの約束事はどれも大事なことですが、この先に神さんの力を借れるようになりたいと思ってセミナーを受講しようかと考えておられる方には、今回のお話を読んでどうするかを考えていただければとればと思います。
今回の「教えてもらえない」とは何かというと、僕自身のことは何も教えてもらえないということです。神さんの導きやアドバイスは力をお借りした時点でなくなり、すべて僕自身で判断をして決めて動いていかないといけません。
それが神さんが考えておられる「平等」だからです。
神さんの力を借りて生活ができているだけで「ほかの人と同等」らしく、それ以上の神さんの肩入れがあると「不平等」になるそうです。
もし僕が神さんのアドバイス受けることができていい生活をしていたら、ほとんどの人が「神さんから聞いたことだけをしたらいい生活ができる」と思い神さんの力を借りることを欲するでしょう。そういう人間の心根を神さんはよく知っておられるので、そうならないように力を貸す人には厳しいめのルールを設けて自戒をしながら自分で自分の道を歩むことを求められます。なので僕は力を借りてお仕事をする以外は、皆さんと同じステージで皆さんと同じような生活をしています。
こういうことはネットではあまり書かれることがないと思います。なぜなら神さんの力を借りていると勘違いをしている人たちは「お仕事」ではなく「お商売」をされているので、神さんの近くにいる自分は神さんの恩恵をたくさん受けて幸せなんですという表現をしてお客さんが集めているからです。前にも少し書いたように力がないのにこのお仕事をしている人がすぐに体調を崩したり普段の生活がしんどくなるのは、勝手に自分が神さんの依り代と名乗り自分の生活を裕福にした分を吐き出させられていると思ってください。神さんは必ずすべてを「平等」にされます。
神さんが常に皆さんと同じところにいなさいと言われる理由は平等以外にもう一つあります。
それは「言葉の重み」です。
神さんの力を借りて楽な生活をしているとお越しになったお客さんの「現実世界の苦しみ」を知ることが無いので、どれだけ神さんの言葉でアドバイスをさせてもらってもその言葉が「軽く」なってしまい伝わりにくくなってしまいます。「あなたにはこの苦しみはわからないよね」というフィルターが入ってしまうからです。
さらにいうと、幸せになるには質素に慎ましく生きなさいと言われても、言っている人のお店の調度品や身につけている宝飾品がきらびやかだったら、欲の塊みたいな人以外はその方の言葉が馬鹿らしく聞こえて入ってこないと思います。なので神さんは僕の言葉が軽くならないためにも、皆さんと同等以上の守護はされませんし僕には良くなるアドバイスはされないのです。
神さんの力は使える範囲が大きいので、借りるとなると大きな代償を受け入れなければなりません。それが様々な「約束事」なのだと思います。皆さんが言われる「霊感」もその類に入ると思います。気軽に使うとその代償は思っておられるより大きなものになることがあるので気を付けたほうがよいと僕は思います。
神さんとの縁を結ぶ、神さんとつながる、霊能力を開眼させるなどというセミナーはたくさんあると思いますが、今までお伝えをしてきた代償があることをきちんと説明されているセミナーは集客ができないので皆無だと思います。さらに言うとその代償のことすらわかっていない人がやっているものなので、受講をされるときは覚悟を持ってされてください。
これは僕個人の考え方ですが、自戒を求められず、神さんからアドバイスも聞けて、知らないから許される(「知る」のことはまた次回くらいに書きます)ほうが楽に生活ができるように思うので、承認欲求やマウンティングのためだけに必要以上の力を求めることはやめておいたほうがいいと思います。
そもそも、誰かから教えてもらった方法で神さんや仏さんに繋がれることはないんですけどね。僕が知らないだけなんですかね(笑)。
今回の写真はわかりにくいですが「葉とうがらしの佃煮」です。季節なので作りました。
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