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神さんとのお仕事㊲「ほどほどがいい」

「幸せになり過ぎてはいけないよ」

意外な言葉かもしれないですが、神さんはこういうことも言われます。

いつもこのブログで書かせてもらっているように、光が強くなると影も大きくなります。幸せも増えれば増えるほどしんどいことも増えるのです。幸せはどれだけ増えたとしても一瞬で慣れてしまうのですが、しんどいことは時間をかけないと慣れることはできません。だからこそ、少しずつ幸せを増やしながらしんどいことに体を慣らしていくのが、常に幸せを感じることができる生活を送る最短距離なのではないかと思います。

スピリチュアル系の話のほとんどは、幸せだけを集める方法は書いてありますがそれに付随するしんどいことについては触れていません。読んだ人が不必要な幸せまで集めてしまって、不必要にしんどい思いをされていることに気をつかっていないように思います。

相応の幸せは特別に何かをすることではなく、普段の生活を世の中の流れにある程度あわせながら、まわりから浮くことなく淡々と生きることだけで手に入ります。スピリチュアルの世界の人を神さんは、「浮世離れ」を良しとしすぎていると言われます。この言葉にムッとされる方もおられるかもしれないですが、スピリチュアルに深く入り込んでいる人(宗教含む)はほとんどの人が本人さんが気づかないだけで浮世離れしています。

最近の日本のスピリチュアルや新興宗教は「欲を持ってはいけない」と言いながら「常に幸せになる方法を追求する」という一番欲が深いことを推奨しています。成り立ちえないダブルスタンダードを追いかけさせられるので、深みにはまった人は幸せそうな仮面をかぶった不幸な人が多いのだと思います。そういう人は修行が足りないのではなく、立っている場所が間違っているのだと早く気がついてほしいなと心から思います。

最初のほうのブログでも書きましたが、神さんは一緒に仕事をしている僕にも「普通の人でいなさい」と言われます。浮世離れのほうが普通でいるより簡単だからです。そして現実に起こる不具合などを経験しながら解決する力を手に入れることで、土壇場でも動じない心を養っていくことが本当の修行なのだと思います。

まずは足るを知り、今に感謝する。

これができれば、今の生活がどれだけ幸せに満ちていたかがわかるのではないかと思います。

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