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神さんとのお仕事㉕「無に帰する」

神さんはよく

「反対側も考えているか?」

と言われます。反対側とはお客さんが相談されるていることで起こっている「弊害」や「迷惑」や「周りの人への影響」などです。今回はこのあたりのことを少しお話をしようと思います。

人は何かをやろうと考えると徐々に視野が狭まっていき自分のことしか見れなくなっていくので、反対側の視野を持ち続けることで視野を狭めないようにすることが大事になります。しかし、この反対側の部分を「自分の自由」と都合よく解釈して進んでしまい動けなくなっている人が多いように感じます。

反対側のことを考えると何もできなくなるから考えなくてもよいという意見もありますが、この考え方は短期的にはうまくいっても長期的には絶対にうまくいきません。高級生食パンがいい例だと思います。「自分たちにだけ都合のいいこと」は必ず見抜かれてしまうのです。

そこで今回の「無に帰する」です。物事には必ず「陰と陽」が存在していてどちらか一方だけを多く持つことができないようになっているのですが、人には「陽の部分」を多く持つことができる「自由」があると間違った解釈が最近ではされてしまっているように思います。神さんはそれを「自由のはき違え」と言われます。

「自分の自由」を認めるのなら「相手の自由」も認めないといけません。

この簡単かつシンプルな考え方はとても面倒で手間がかかります。何事においてもこの考え方さえ守っておけば間違いはおこらないのですが、本当に面倒で手間なので最近では省かれることが多くなりました。神さんは面倒や手間を省いた行動は「単なるわがまま」だと言われ、そういう行動をされておられる方には手を貸されることはありません。人付き合いでうまくいかない方が「自分のことをわかってくれ」と言ったとしても、「相手の人にわかってもらおう」という反対側の気持ちがない限りうまくいかないのは「陰陽の法則」が働いているからだと思ってください。

「1を二つにわけると0,5になる」

自分が1を取ろうとしたら反対側の取り分は0になります。こう書くと多くの人が陰陽の法則が働き「自分の1が0.5に減らされる」と考えられると思いますが、神さんが言われる陰陽の法則は「少ないほうにに合わせる」なので「どちらも0になる」のです。自分に都合よいことばかりしようとする人がうまくいかないのはこの法則が働いているからで、神さんはこの一連のことをまとめて「無に帰する」と言われます。1-0=1ではなく、1÷0=無しになると思ってください。

ほとんどの方はわかっておられると思いますが、どうすればうまくいくのかを書かせてもらいます。

「自分の取り分を0,5にして相手に残りを渡す」

これだけでいいのです。先ほども書いたように神さんが考える陰陽の法則は「少ないほうに合わせる」なので、最初に相手に半分渡せば自分にも半分必ず残ると考て動いてみてください。

意見を聞いてほしいなら、相手の意見も聞く
何かをやってほしいなら、相手のことも手伝う
大事にしてほしいのならば、相手を大事にする

我が強い人はこれらができずに「自ら失っていく行動」をされているように思います。

奪って奪われるか、半分渡して半分残すか

どちらが幸せか一目瞭然のような気がしますが、皆さんはいかがでしょうか?

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