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人を糾弾する時ほど・・・

国会、ジャニーズ、宝塚、日大・・・etc

最近はいろいろな分野で悪い話が噴出していますが、こういう時ほど気を引き締めないといけないと思います。それはなぜかというと

いつの間にか自分の心を弱めている

からです。
悪い人を糾弾することで人は「自分は正しい」という気持ちを強めます。悪い人を責めることは気持ちがよいからです。ただ、それをしたいあまりに「自分の悪い部分」を正当化し見て見ぬふりをしてしまいがちになっている人が多いように思います。迷惑をかけている人を糾弾している人が自分が迷惑をかけている側になっていることにも気づかず、ただただ目くそが鼻くそを糾弾している変な構図が最近はよく見られます。だからこそ大事なのが、

常に自分の日頃の行いを気にする(脚下照顧)

だと思います。
自分の日頃の行いをしっかり顧みることができれば、悪い人を必要以上に糾弾することなく生活ができます。悪い人を見て心が揺らぐのは自分の心にやましいことがあるからで、必要以上に糾弾をするのは

自分より悪い人を作って安心しよう

という心の表れだと思ってください。自分のやるべきことをちゃんとやっていれば、まわりのことが必要以上に気になることはありません。やるべきことができていない人ほど「自分に関係のない悩み事」や「言い訳になりそうな意味のないこと」に勝手に影響を受けて動けていないように思います。

物事の真の分を常に見極めて動くようにすれば、大きく見えることも大したこともない小さなことになります。真の部分を見なければ小さなことを大きく見てしまいます。何をどうすればシンプルに見えるかを常に考え動くことが意味のない怒りや苦しみを減らし、平穏な生活をもたらしてくれるのではないかと思います。

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