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【雪と家】 あれこれ

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雪と生活するうえで覚えておきたい家の基本情報です
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#住育

【住育つぶやき56】 家の床・壁は、なぜ傾くの?

床、歩いたけど…何か「かたむいて」ない?その要因はなんでしょう? ●どんな影響から、床や壁は傾くでしょう? 実際に様々な知見や理論を踏まえ、インスペクションした経験から、その影響を洗い出します! まずは自然災害の影響、 ☑ 強い地震を経験したとき ☑ 地盤が緩んだとき ☑ 豪雪で想定以上に重みがかかったとき などが挙げられます。 次に… ☑ 雨漏りや漏水で傷んだとき ☑ シロアリで傷んだとき ☑ 床下の湿気で傷んだとき ☑ 壁内結露で傷んだとき ☑ メンテナンス不足で

住育つぶやき11 住む家をえらぶとき

ほしいなあという家が見つかったとき、できれば何回か違う場面で見に行く余裕があればなあ… ほしい家を探した結果、この物件いいかもと 思ったとき。時間に余裕があれば 4回は見たいなあ。 晴れの日、雨の日、日中、夜間 屋根からの雨垂れ状況、 日当たりの状況、夜の状況など、場面によって いろいろ気付くことが違うかもしれません。 家ばかりに目が向いてしまうことを 避ける効果があります。 不動産会社さんへの返事はのんびり してられませんが、 どうしても無理な場面で判断する場合は、

住育つぶやき12 生活に使うもくざい ほかん方法

日常生活で使う木材(窓の雪囲いや植木の冬囲いなど)をふだんどうやって保管していますか? 庭木を冬囲いしたり、窓の雪囲いなどに使う木材の置き場所の話しです。車庫や物置に雑多に放置しているとか、あるいは家の周りにただ置いてシート等で覆っているなど、ご家庭によって様々かと思います。 面倒だからと、地面や床に無造作に直に置いて放置は、できるだけ控えるようにしましょう😊 そして、濡れないように保管しましょう❗ 濡れた木材はアリが好みます。 木材を地面に放置していた方で、家の浴室直下

住育つぶやき17 てんまど

家の外壁には「窓」が付いています。屋根にも窓がついている家があります。屋根の窓を「天窓(てんまど)」とか「トップライト」と言っています。 天窓のメリットは? 屋根にガラス窓が付きますので、室内の明るさがアップします。また、室内の天井も屋根の勾配に合わせた斜めの天井にでき、空間に面白みと変化が生まれます。また、開閉できる天窓にした場合は室内の快適な通風効果も見込めます。 私が経験した限りでは、家を建てる多くの方があこがれを抱いておられましたよ。 天窓のデメリットは? あ

住育つぶやき19 ストーブが故障したとき…

ストーブにエラー表示が出て、使えない時…。 困りますよね。そんな時、 業者さんに電話する際にあらかじめ、 ストーブ情報を伝えられれば ●業者さんも身動きがしやすい ●復旧修理や対応がより早くなる ので、参考にしてくださいね。 FFストーブとは? ストーブ背面に配管があり、かつ、配管が外壁を貫通していて「移動できない」ストーブのことです。 電話する際に伝えられる情報をメモしましょう ① ストーブのメーカー名  ストーブ正面を見ればありますね! ② 製造年と製造番号  

【無落雪の屋根】トタンハガレを放置したら下地はどうなったか?

屋根のトタンが経年ではがれる…寒冷地でもそう多くはないが、稀なことでもない。 無落雪屋根は、冬季に雪が乗りっぱなしの屋根。 トタンは雪に触れている頻度が長いほど…経年劣化も早く感じる。経験上からだ。 無落雪屋根の外周はパラペットと言い、屋根より少し立ち上がっている。その側面トタンがはがれた事例だ。 Aの部分(屋根側面)のトタンが浮いているのが分かる…経年劣化で釘も浮いてくる。 釘浮き現象は、インスペクションしていてしばしば見られる経年劣化だ。釘やビスで補強メンテナンス

住育つぶやき29 家のほけん

住む場所で、どんな災害や事故の危険性があるかを考えて、家が万一壊れたときに直せる「手立て」を備えたいですね 異常気象や地震、台風、豪雨、豪雪の影響による様々な家の災害……… 聞く頻度が増えてしまっています。 自然災害以外でも、人が引き起こす事故…例えば車が家に衝突する事故なども見られます。 このような災害や事故によって家が傷つく事態は、経年劣化や汚損のように新築して◯年経ったから必要…とは全く違い、突発的で予測不可能です。 ●事故や災害による修理は、気軽?簡単? 実際

住育つぶやき36 雪おろし社会問題 ドローン活躍はいかに!

少子高齢化社会の影響は雪おろしにも…。機械の力をかりれるなら、雪の事故を防いでいきたいですね! ●雪下ろしとは? 家や建物の屋根に積もった雪を、人の力で、雪を屋根の下…地面などへ落とし作業のことだ。 ●雪下ろしはなぜするの? ① 雪の重さで、家がこわれないようにするため ② 突然雪が落ちて、人がケガしないため ●寄り道…雪の重さと家の設計とは? 雪おろしをする前提ならば、 条例で指定された数値で簡易設計、かつ、指定積雪深を越えれば雪おろしをする条件、で建築合法→工事