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自分史上1番ゴミだった男の話

本業のお仕事はまだ始まってないのに無駄に社畜していたり推し活が忙しかったりと全然更新できてなかった。
最近、去年のこととか時々思い出したりしているけれど、やっぱりゴミ男のことが許せないのでこいつの事だけはnoteに記したいと思った。
ので書きます。

わたしは彼のことをゴミ呼ばわりしていますが、さすがにお口が悪すぎるのでこの場では自サバ男と呼ばせていただく。

例の如く出会いから書き始める必要がある。
きっかけはマッチングアプリだった。
隣人その他諸々を吹っ切れるためにそろそろやるかーと思い、ノリでアプリをインストールした。
マッチングアプリ、慣れてそうに思われがちなんだけどトータルで1ヶ月ぐらいしかやったことない。
なのでこの時も操作がよく分かっていなくて、来た”いいね”に対してスキップするつもりが間違えて”ありがとう”を返してしまうということが度々あった。
自サバ男もまさかの誤操作がきっかけだった。
アプリの性質上、やっぱりどうしても判断基準の一つが顔になってしまうところがある。
アプリ上で見るセンター男の顔は正直あまり好みじゃなくて(というかSNOWとかで加工した顔だった気がする)スキップするつもりだったのだ。
が、逆方向にスワイプしてしまいマッチング成立。
取り消すことも出来ず、「間違えました」なんて言える訳もなく、自サバ男から届くメッセージに返信をする他なかった。

話してみるとハリーポッターが好きであったり同職種であったりと意外に共通点も多くて会話は盛り上がった。
「あれ、思ったよりもずっと楽しいな」なんて思っていたところにご飯に誘われた。
日程調整の末、わたしは夕方からゴルフの練習があったので初の対面はランチを一緒することになった。

お店を予約してもらい、ちょっと遅れるとの事で先に席で待つ。
半個室の席だったのもあり内心はドキドキだった。
しばし後、到着する自サバ男。
アプリで見たよりも整った顔立ちだった。
(こんなこと書いてるけど今じゃ全然顔覚えてない。ただアプリで見たよりかっこいいなと思ったことだけ覚えてる)
会話もアプリ上で話していた時と変わらず盛り上がったし終始和やかであった。
ホグワーツレガシーというゲームを買うためにPS4を買うか5を買うかという話になり、「PS4を買います!!」と高らかに宣言したわたし。
今から買いに行こうぜ!となり、お昼をご馳走してもらい自サバ男の車で中古ショップへ向かう。
結論、メルカリの方が断然安かったのでその場で購入はしなかったのだけれど。

「雨の中ゴルフ行くか俺んちでハリポタ見るかどっちか選んで」
ハリポタの話してたらハリポタ見たくなってきたねーなんて言い合っていたところに突然の2択を迫る自サバ男。
正直わたしの気持ち的には
ハリポタ>>>>>>>>>>>>ゴルフ
であった。
もう少しこの人と一緒にいたいな、という気持ちもあったけど、何よりこの日は天気が悪く寒かったのだ。

なのでわたしの返答はこうだった。
「ハリポタ見たい!!」

そんなこんなで初対面にして自サバ男の家へ向かう。
”下心がある”と全く思わなかったわけではないけど、まあ万が一何かがあったとしても別にいいかなという感じであった。
基本的には何かあってもまあ許せるなという異性としか2人で会わないよう自衛はしているので。

自サバ男は当時のわたし同様、一人暮らしであった。
しかもわたしがワンルームなのに対し、多分2LDKぐらいだった(間取りまではさすがに記憶してないので曖昧だけど)
年齢は1つ下だけど車もSUVだったのでわたしより良い車に乗っていた。
同職種だったのもあり、この時のわたしは心の中で「負けてられないな…!」と謎の闘争心に燃えていた。
部屋も綺麗に片付いていたし、七海健斗のフィギュアが今も記憶に残っている。
わたしが個人的にナナミンが好きなので。

再生したのは「ハリーポッターと謎のプリンス」だったと思う。
なんか高げなスピーカーも別で接続されていて、スゲーーと思った。
ああいうのいいよね、憧れる。
わたしも推しのライブDVDとか高音質で見聞きしたいもんな。

両者ともにハリポタオタクなのは本当なので、3人掛けのソファに肩がくっつかない程度の距離感で真剣に鑑賞していた。最初は。
だけどやっぱり時間が経つにつれ、気の緩みもあってか甘い空気にはなってくるもので。
少しづつお互いの触れる面積が多くなっていった。

まあそんな感じで時たまイチャコラしつつ映画の残りも30分ぐらいになった時点ではもう全然映画を見ていなかった。
フワッとお姫様抱っこされてそのまま寝室へと運ばれた。
後は察していただきたい。
余談だけどお姫様抱っこで運ばれるシチュエーションは二次でも三次でもとても好きです。
故にこの時のわたしは密かにキュンとしていました。
あとお姫様抱っこで運ばれながら家広いなーと思っていた。これは本当に羨ましい。今でも。

なんやかんや後、「ハリポタをちゃんと見終わりたい!」というわたしの強い主張を受け入れてもらい、最後まで鑑賞してからその日は解散となった。
始めてまだ1週間ぐらいのマッチングアプリは帰宅後速攻で退会した。

一週間後、この日わたしは先週サボったゴルフに行くべく車を走らせていた。
そんな時「りあの家に行きたい」と自サバ男からのLINE。
ゴルフがあるので少し遅くなる旨を伝え住所を送った。
この日のゴルフ練習終わりは何と高速を使って帰った。同じ県内なのに、だ。
ちょっとでも早く帰って掃除やら身支度やらしたかった気持ちと早く会いたいという気持ちからだった。
もはや完全に恋する乙女である。

コンビニで適当に買った夕飯をつつきつつハリポタ鑑賞会が始まる。
今回は最後までしっかり鑑賞してからの察してくださいである。
解散は深夜1時ぐらいだったと思う。
帰り際に長めのハグをされて、またもやキュン。
解散前にハグとかされるのも好きなので、ここでも自サバ男の好感度が上がってしまった。

自サバ男、顔も整っているし趣味も合う。
性格もかなりサバサバしていて話しやすいし一緒にいて楽しかった。
顔とか趣味とかそういうのも大切なんだけど、1番は居心地の良さだなと思う。
どういうのが居心地がいいかは上手く説明できないのだけど。
自サバ男といるのは居心地がよかった。
これが恋した決め手だと思う。

それからまた1週間後ぐらい、今度はわたしの方からハリポタ鑑賞会に誘った。
日程調整はできたものの、会う予定の日にできない(できる限り健全にいきたいので察して)可能性があり、自サバ男ヤリモク説が消えていないわたしとしては不安で、出来ない旨を伝えた。
これで断られたり微妙な反応だったら終わりだなと思ったものの、彼の返答は予想とはまるで違った。
「なんでよ笑 映画見ようよ!」
そういうことが出来なくても会ってくれるんだなあと思うとすごく嬉しかった。
わたしの中でのヤリモク説は消えかかっていた。
ハリポタ鑑賞会の予定だったが、コナンの映画が見たいねという話になり映画館に行くことになった。

映画デート(?)当日。
この日はかなりの大雨だった。
近くのコンビニまで来てもらえればいいやと思っていたけど、さすがに家の前まで来てもらいたいなと思い連絡したところ「最初からそうするつもりだったよ!」との返事。
こういうところも優しくて好きだなとチョロいわたしは思っていたのです。

いざ映画館に到着。コナンを視聴。
2024年の映画がキッドと平次と分かり大興奮のわたし。
「来年も一緒に来ようね!」なんて言いたかったけど言えなかったわたしはいじらしくてかわいいですよね(圧)

この日は予定があるからとの事で、家まで送ってもらい熱烈なキッスを車で交わした後に解散。
「やっぱりちょっとだけ家に上がってもらえばよかったな」と送ったところ、「俺もペアーズの子とご飯食べる約束があったから」と。
馬鹿なわたしは、そうだよな〜他にも女の子いるよな〜と思いながら、やっぱりわたしだけの彼になってくれたらいいのに、と思っていた。
はい、ここまでずっと恋する乙女でかわいいねわたし。

この辺りから雲行きが怪しく、LINEは既読無視されるようになった。
なんかまずいかもなと思ったけど、こんな中途半端な関係じゃなくて告白して白黒つけたいなと思いデートに誘った。
「ごめんもう体の付き合いしか考えられない」という返事だった。
本当にびっくりした。結局ヤリモクだったのかと。
いつものわたしならそれでもいいと流されていたかもしれないけど今回は違った。
「じゃあもう会うのはやめよう」とキッパリお断りをした。
文章にするのが大変になってきたので以下スクショです。


この後会って話したいとか電話にしようとか縋ってみたけど、「セフレになるなら会うしならないなら会わない!」というクズみたいな返答でした。
セフレになるなら〜って言うけど彼女が欲しくてペアーズやってたんじゃないん?という疑問も提示したけど返事がないまま再度セフレにならないかという話を持ちかけられました。
どんだけやりたかったんだ、キモい。
わたしはそんなつもりないし普通に彼女作った方がいいよと伝えたところブロックされて一幕は終了。

しかしこのタイプ、絶対にまた連絡してくるとわたしは踏んでいた。
だいたい誕生日とかに「誕生日おめでとう!元気?」からの「久々に会おうよ!」みたいなこと言ってワンチャン狙うタイプです。

そして想定よりも早く予想は的中した、9月のこと。

なーーーーにがいちゃいちゃしたくてじゃ、どの面下げてそんなこと言ってんの???という感じだった、こちらは。
あんな風に終わらせてよくそんな事が言えるなと。
だから言った。

もっと暴言吐いてやればよかったなと今でも思うけど、この時わたしも忙しかったので。
前回はわたしが一方的にブロックされたけど今回はわたしが一方的にブロックさせていただいた。
しばらく経ってから確認したら相手もブロックしてたけど。

ずーーーっとヤリたい感じなのが心底気持ち悪かったというか、ヤリたいと思ってんなら女の機嫌もっととっとけよという感じ。
俺も好きだったのにみたいなこと言うてんのもきもい。
嘘つけよって感じだし、好きならなぜ告白しなかったのかと。
ヤリモクじゃなくて彼女が欲しくてマチアプやってるはずのにセフレセフレ言ってんのもきもい。好きだったけどわたしが尻軽だからセフレ候補に切り替えましたみたいにして被害者ぶろうとしてんのがきもい。
noteはもっと丁寧な文体でいきたいのにそれも崩れるぐらい彼のことは今でも本当に嫌いだし許せない。

後半足早になってしまいましたがそんなエピソードでした!
以上!

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