円高にならないのは何故か?

日本円の価値が高く(円高)ならない理由

アメリカの10年国債金利が低下している中で、なかなか円高にならない。この理由を考える。

円高円安の一番の理由は、日本とアメリカの金利差、だと言われ続けている。しかし、今の状況を見ると、140円程度まで円安になってもおかしくない金利差にも関わらず、146円台をキープしている。この差は何か?

私なりの考察は、「実需」だ。
新NISAによる海外への投資 → 円安要因
海外の商品(原油や小麦など)の購入 → 円安要因
貿易収支の日本の赤字 → 円安要因
日本国の人口減少 → 円安要因

金利差による投資ではなく、実需が上回った結果が、今の為替相場だと考える。
今後、金利差縮小があった場合、円高要因ではあるが、何十年と将来を考えれば、実需の円安になっていくと考える。

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