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〈個人的感想〉ここ数年から読み取るスパーズの方針

まずはじめに、この記事をクリックしていただきありがとうございます。

サムネぼやけてるけど、画像重すぎんか?
そう思われた方いらっしゃるかと思いますが、わざとぼかしております。
ないとは思いますが、レ〇ィらに肖像権侵害で訴えられたくないので・・(笑)
悪口も書いてないし、これでお金取るわけでもないので何ならぼかす必要はないとは思うんですけどね・・

noteではスパーズを中心にいろいろ書いていきたいと思います。
(ほとんどスパーズのコトだと思いますが)
なるべく、ソースなどを添付して記事を書いていきたいとは思いますが、
あくまでも個人的感想として書いていきますので、ソースが提示できない場合もありますことご了承ください。
あくまでも1ファンの意見としてエンタメ的に楽しんでいただけたらと・・

1本目の記事は最近のスパーズの補強方針について書きたいと思います。
補強方針の前にそこに至るまでの過程を私なりに書いてみたいと思います。

キーワードはソフト(選手)とハード(クラブ)のアップデートとPSR

近年までスパーズはSDの役職を置いていませんでした。2008年にハリー・レトナップが監督に就任したときにSD職を廃止し、21‐22シーズンに元ユベントスSDのファビオ・パラティチが来るまでの10数年間はオーナーであるダニエル・レヴィ主導で補強を行ってきました。

レヴィ主導のクラブ運営はCL準優勝などタイトルにあとわずかというシーズンもありましたが、タイトルは1つも得られなかったので結果だけを見ると失敗といえるかもしれません。ただ、レヴィは2012年に最新設備を投入した大型練習施設を完成させ、2019年に新スタジアムトッテナムホットスパースタジアムを完成させました。建設費は膨大なものになりましたが、収容人数6万人を超えるスタジアムは毎試合チケットはほぼ完売、アメフトの試合やアーティストのライブ会場にも使用されることで、世界トップレベルのスタジアム収益を誇るようになりました。
レヴィは間違いなく、ハード(クラブ)面のアップデートに成功させたわけです。

21‐22シーズン、レヴィはSDの役職を復活させます。その職についたのが、元ユベントスSDファビオ・パラティチでした。上司であるマロッタ(現インテルCEO)と共にユーべ黄金期を創り上げた人物です。ユーべ時代の汚職事件により活動禁止処分を言い渡され現在はSD職解任されていますが、いまだにスタジアムで彼の姿を見ることができるのは彼がまだスパーズに何かしら関わっていることを示唆しているかもしれません。

日本時間3月3日に行われた対クリスタルパレス戦、スタメンはソン、マディソン、ヴェルナー、クルゼフスキ、ビスマ、ベンタンクール、ウドジェ、ファンデフェン、ロメロ、ポロ、ヴィカーリオ

ソン以外のスタメン10人はパラティチが就任した21‐22シーズン以降に獲得した選手です。3年でチームをほぼ総入れ替えできた編成能力とスカウティング力はすごいと言わざるを得ません。

24‐25シーズン、プレミアリーグで各クラブの命運を分けるような事情が起こります。それはPSRルールに伴う、クラブへの罰則の実施です。

PSRルール(Profitabitity & Sustainability Rules)とはプレミアリーグおよびEFL(2部~4部)が設ける金融ルールになります。
※The Athleticの記事によるとPSRルールは2013年にスタートとなっています。(間違ってたらすみません。)
詳しいルールは割愛させていただきますが、3年間毎に財務諸表、毎年収支決算書を提出しリーグが規定する許容範囲内に赤字を収めること。オーバーするならその損失額を2シーズン以内に清算させることと、その計画書を提出することになっております。

今年、エバートンがプレミアリーグで初めてPSRルール違反による勝ち点はく奪が執行されました。
執行された後に迎えた冬の移籍市場、各クラブの動きは去年と打って変わって静かでしたね。上位クラブ様々な理由あったと思いますが、各メディアが報じているように大半は収支の限界でPSRルール違反に迫っていたのだと思われます。

話をだいぶ前に戻しますがレヴィはスタジアムを新設しましたね。2019年完成でしたが、実はスタジアム新設計画は2013年に発表していました。
何が言いたいかといいますと、レヴィはPSRルールを注視していたと思います。決して遠くないどこかのタイミングでPSRルールの違反をしたクラブに何かしらの罰則が下されるようになると。私の感想ですけど・・
まぁ、前スタジアムのホワイトハートレーンがあんまり収容人数多くないのでクラブ収益をあげるためにどこかのタイミングで移転なり、新設などの対応が必要だったと思いますが。

スタジアムが完成し、クラブ収益を大きく伸ばしている中でのPSRルールによる罰則。レヴィ自身もうまくいきすぎてると思っているのではないでしょうか。ハード面のアップデートが、よりソフト(選手)面のアップデートがしやすくなる環境を生み出しました。

PSRルールを利用した補強戦略

だいぶ長くなってしまい申し訳ございません。
ようやく最近の補強方針について書いていきたいと思います。
見出しにあるように、ここ最近のスパーズはPSRルールを利用した補強を行っていると感じます。

市場価値より安い金額で獲得できた選手(トランスファーマーケット参照)

上の表は市場価値より安い金額で獲得できた選手になります。
市場価値より高くはなりましたが、ブレナン・ジョンソン、リシャーリソンも所属クラブPSRルール抵触疑惑により、選手放出せざるを得なくなったところを獲得しております。(ブレナンは所属チームユース出身、リシャはチームの顔だったので高くなるのは致し方無しか。)

クラブ収益が多くなったとはいえ、移籍収益はここ最近だとケイン・ベルフワイン以外ではほぼ作れていない状況ですので、可能な限り安く獲得するため今後もPSRルールを利用した補強方針になっていくのかなと思います。
(最近の噂だとギャ〇ガー、ネ〇、フレ〇キーあたりが方針の対象かな?それでも高くなりそう・・)

あともう1つ最近のスパーズの方針として打ち出しているように見えるのが
若手への投資なのですが、これ以上長くなると読むのもつらいし特にうまくまとめれる自信がないのでまた機会があれば・・

だれでも分かるようなことを長々と書いてしまいました。
ここまでお読みいただきありがとうございます(笑)

反応なり、やる気があれば今のチーム戦術における今後補強する選手のタイプについても書けたらなと思います。


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