ワールドトリガー235話感想




ジャンプSQ 2023年8月号掲載、ワールドトリガー235話の感想です。

公式Twitterでの予告で諏訪さんに「次のページ見てみろ」と言われてからの1週間、長かったですね!
これまで予告カットは『なんとなく正方形』が多かったように思いますが、サンプルとして1ページ目を見せるのにも、宣伝として効果的な情報の出し方があるものなのだなぁと感心しました。
229話の予告では最後のコマのういちゃんがカットされていましたが、このコマがあるとないとでは議論の方向が大違い。今回も諏訪さんの一言が次ページへの期待を大いに煽ってくれました。   
まぁ、煽られすぎてちょっと肩透かしな結果になってしまいましたが…読者は予告カットが出た段階で計算しているので、単日順位は既に知ってるのですよね…それ以上のデータを見たかったです。喜ぶ7番隊はとても可愛かったので良いのですが。
修が他の隊に評価されてる所を見たい、さすおさしてる三雲隊の隊員達を見たいと願っていたのですが、まさか全く触れられないとは思いませんでした。『シミュも課題も高得点で、連携の練習もしつつ課題の時間も取ったのか』と初日の水上隊みたいな驚かれ方して欲しかったのですが…同じ内容を繰り返しては描かない、さすが葦原先生です。
修がA級にどう評価されたのか知りたかったのですが、まだお預けのようです。

諏訪さんはトップ通過は狙っていないようなので、これ以上の追撃はないかな?ただ、分担課題の方が手間がかかって点数伸びないという所にまだ何かあるといいなと思います。時間をかけて探せば効率の良い得点が出来る課題があるとか。


次いで若村11番隊。共通課題は正答率、分担課題は進捗度合いが競われるのだったら、単日の得点で一喜一憂してちゃダメだろうとは思うのですが、それでもポジティブに声かけ出来たことを評価したいと思います。やっと若村の笑顔が見られたのだもの、頑張れろっくん。見守るヒュースの表情が穏やかで、更に指示に対してちゃんとお返事しているのも関係の進展を伺わせます。
前回の話題ですが、ヒュースが『我慢が効いている』のは、上層部に対して『組織人として動けますよアピール』と、『自分が課題の出来でチームの足を引っ張っている』自覚があるからもあると思うので、ヒュースがチームに馴染んで仲良くやれてるのは嬉しいことです。お悩み相談楽しみです。


そして水上の戸惑いは、逆に点差が離れた事にありました。いやー予想が全然当たりませんでした。やっぱり葦原先生はすごい。
古寺6番隊の作戦、突出して良い成績を修めると対策されてしまうので、目立たないように立ち回るというのはさすがな発想です。
誰よりも勝利に貪欲な姿勢を見せていた彼らがメモ帳残業しない訳がありませんでした。
奥寺のお互い様って台詞もコレを隠していたのですね。
ユニットに番号を振るやり方といい、『修が考えることは他の隊員も思いつく』の表現に毎回古寺隊が出るのは面白いですね、古寺か木虎と修の発想が似ているということでしょうか。他の隊員が思いついているのか、逆に気になります。
ただまだ4日目なので、この段階で作戦が明かされたのは失敗フラグのようでヤキモキします…古寺隊の努力が報われるよう願います。
ところで、水上隊の苦戦を情報共有の結果だと推測していましたが、『水上一人で操作してたけどユニット数が多すぎてパンクした』説には行き着いてないのでしょうか?
一人操作を予想している諏訪7番隊でもその話にはなっていなかったですが、『ユニット数が増えるから一人操作は無理』説は前日夜の会議で出ているから省かれた?それとも水上なら一人操作を継続出来ると思われた?いまいち判断がつきにくいので、古寺6番隊が水上一人操作に気づいていたのか気になります。
(8/18追記:六田ちゃんが一人操作を見抜いていて、パンクするのも予想していましたね、失念していました。)


そして二宮8番隊、湯上がりヘアアレンジでほのぼのさせてからのサシの叱責、二宮にガチ詰めされたら普通の中学生は泣きますよコレ。
二宮はシミュも特別課題も捨てて若手の育成に注力していますが、これは戦闘で取り返せる自信があるからか遠征狙って無いからか隊長面接で指示されていたからか、はたまた他の理由があるのか。今月で遠征狙ってない路線は消えたと思いますが。
『自隊で最年少狙撃手』で半崎古寺太一千佳ユズルと並べて対比させる構図がすごいですね、影浦とユズルでも対比させているし、このページ数で個々の成長が描かれていくのは本当にお見事です。

柿崎隊と二宮隊についてはまだ展開があると思うので、今はこれ以上のコメントはせず、今後を待ちたいと思います。来月も楽しみです♪

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