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私の運用実績 2023年12月

ほぼ過去最高

私の運用実績は先月には及びませんがほぼ最高で、3億1千万円を超えました。元本は約1億円で、生活費の引き出しが2千万ありますから、評価益は2億3千万円です。

買って持ち続けるだけ

私の運用は、内外の株式ETFを買って、持ち続けるだけですから、いわゆるデイトレーダーのやり方とは違います。

最近、パックンや厚切りジェイソンの資産運用方法が紹介されていますが、私の手法はそれに近いと考えられます。

株式ETFは低コストだが二重課税

私の場合は、主にアメリカと日本の株式ETFで運用していますが、外国の株式ETFは分配金が二重課税されますので、それを確定申告で還付してもらう必要があります。還付金額は20万円以上ですから、必ず行わなければ損をします。しかも、この還付手続きは非常に難しく、申告会場で税務署職員の人に入力してもらっていますが、過去4年間で3回入力ミスをしています。繰り返しになりますが、私が入力したのではなく、プロの税務署職員が入力しても、ほぼ間違えるのです。

忙しい人は低コストインデックスファンド

したがって、私の娘と息子には、株式ETFではなく、日本国籍の低コストインデックスファンドを勧めています。具体的な銘柄は以下の通りです。

三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
株式ETFしかなかった時代

私が、資産運用を始めた2010年ころには、日本に低コストインデックスファンドが登場しておらず、1306(TOPIXの株式ETF)やSPY(SPDR社のS&P500の株式ETF)しかなかったのです。

低コストインデックスファンド登場

日本に低コストインデックスファンドが初めて登場したのが2013年で、当初は、現在の倍以上のコストがかかっていました。それから急速に低コスト化が進み、アメリカの水準に近付いてきました。

信託報酬0.1%以上の銘柄は買ってはいけない

しかし、アクティブファンドは相変わらず2~3%の信託報酬を取っているので、信託報酬を必ず確認して0.1%以上のETF、ファンドは買わないようにしないといけません。

分配金の違い

株式ETFと投資信託(ファンド)の大きな違いの一つが、分配金の受け取りです。

株式ETFの分配金は、日本銘柄では年1回、アメリカ銘柄では年4回支払われますが、それを受け取らずに自動的に再投資することはできません。分配率は1~3%程度ですが、分配金に対して所得税がかかりますので、少し損です。

一方、投資信託は分配金を受け取らずに再投資することができるので、複利を最大限に生かすことができます。

つまり、株式ETFは投資信託よりも低コストですが、確定申告が手間で、複利効果を十分に生かせないので、時間のある人には有効ですが、仕事が忙しい若者たちにはあまりお勧めできません。

私の保有しているETFの分配金を見てみます。

VGK(バンガード社のヨーロッパの株式ETF)

年間の分配率は、3.34%です。

VWO(バンガード社の新興国の株式ETF)

最近1年間の分配率は、3.61%です。

ASX200(SPDR社のオーストラリアの株式ETF)

年間の分配率は、4.46%です。

下記のブログもご覧ください。

江戸庄蔵と連れ合いと娘と息子の世界株式投資

日経デジタル版にも掲載されました

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