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[ポケモンsv s14 使用構築]最終1355位 レート1907 ブリジュポン展開

始めに

こんにちは、ギルガルドです。
s14はインフレシーズンではありましたが一応自己最高レートを更新できたのでその記念と、s15以降に備えて現段階の思考を整理する為に構築記事を書きます。
最後までご覧頂けたら嬉しいです。

使用構築

構築経緯

今期は序中盤が忙しく、19日にようやく始めてランクマに潜った。
スタートがかなり遅かったので新解禁ポケモンを考察したり試運転を回す時間はないと判断したのと、単純にキョジオーンを使ってみたかったので29日まではキョジカイリュー炎ポンのサイクルを使っていた。
しかし、終盤に大流行したブリジュラス入りに対してキョジオーン構築で回答を用意する方法を見付けることができず、最終日2日前に構築なし、レートは1700まで溶けるという絶望的な状況に陥った。
「今期はもう終わったかも…」と思いながらも何か希望はないかと構築を何回も変えては試運転を繰り返していたが、どの構築もブリジュラス入りを雰囲気でどうにかすることしかできず絶望していた。
分岐点は30日の夜、相変わらずブリジュラス対策に頭を悩ませていた時だった。
「あれ、ブリジュラス対策にこんなに悩むくらいなら、自分がブリジュラス使えば良くね?」
何でもっと早く気付けなかったのか、と言いたいところだがひとまずブリジュラスから構築を考えることに。
ブリジュラスの型に関しては考察に費やす時間がなかった為、シンプルで扱いやすい且つ相手する際に1番強いと感じた電磁波+ステロ型に決定し、構築の始点とした。
2匹目には、ブリジュラスの電磁波ステロ展開をした後に数的不利を巻き返すパワーを発揮できるエースを採用したかった。
ブリジュラスは性能的に物理地面、ウーラオス、特殊全般に突破されやすい傾向があると感じたため、その辺りを起点に積めるエースを考えていたところ剣舞水オーガポンが該当すると思ったので採用。
時間がなかったので、取り巻きの4匹は↓の構築記事からカイリュー、サーフゴー、ハバタクカミ、悪ウーラオスをとりあえずそのまま採用して試運転を行った。

その結果、初手カイリューがスケイルショット読みブリジュラス後投げからテンポを取られやすいのと、眼鏡サーフゴーをほとんど選出できない点が気になったので、改善案を考えた。
眼鏡サーフゴーを選出できなかったのはサーフゴーと相性補完が取れている引き先を構築に用意できていないからだと考え、カイリューに羽休めを採用してサイクルを回すことを考えたが、カイリューにサイクルをさせる上ではステロを撒かせないかブーツを履かせることが必須であり、今期は相手のブリジュラスにステロを撒かせないことがほぼ不可能だと考えていた。
その為、ステロブリジュラス展開にはステロが刺さらない選出をすることでしか対策できないと思っていた。
なので、カイリューでサイクルを回すにはブーツを履かせることが必須になるが、ブーツカイリューはお互いにステロがない展開においてカイリューミラー最弱の型なので絶対に使いたくなかった。
また、ステロブリジュラス展開を対策する上で、ステロが刺さらない対面選出が構築に1つもない点も問題だと思っていたので、ステロが刺さらない対面駒になれて、拘りアイテムを持たずに受けループを崩せることで引き先を必要としないポケモンを眼鏡サーフゴーの枠に採用したいと考えた。
この枠には、チョッキとボディプレスを持たせた毒テラス暁ガチグマが1番適任だと考えて採用。
初手置きのカイリューはブリジュラスに抗える且つ、ブリジュラスを見て初手に来るランドロスや暁ガチグマに奇襲ができるように冷凍ビームと、サーフゴーがいないことで不足しがちな状態異常耐性を補えるラムの実を採用した型を考えたところ、s12最終1位のスポンジさんのカイリューが1番強いと思ったので採用。
ハバタクカミと悪ウーラオスは、対面選出において2匹でほとんどのカイリューに対応できる点が強すぎるのでそのまま採用。
構築が完成した。

個体紹介

調整意図
HD→臆病C252ハバタクカミの眼鏡フェアリーテラスムーンフォースを確定耐え
B→余り

最強のステロ撒き。
ブリジュラスやパオジアンがいない水オーガポンの通りが良い構築に対して選出し、水オーガポンのサポートをしてもらうことが多かった。
ブリジュラスを舐めて物理3枚選出をしてきた相手を3タテすることが結構あった。
HDに大きく割くことで、眼鏡ハバタクカミの前で堂々と電磁波ステロ展開をすることができて使いやすかった。
構築を考える段階では想定していなかったが、電磁波+アイアンヘッドでまひるみができて楽しかった。
今期は自分も含めてこのポケモンに完璧な回答を持つことができなかった人が多かったので強かったが、今後対策が広まった後にもこのポケモンが活躍できるのかどうか、注視していきたい。

引用元

本構築のエース枠。
ブリジュラスやパオジアンがいない構築には基本的に通りが良いので、エースとして選出していた。
ブリジュラスがステロを撒いてくれれば、ASカイリューを+2テラスツタ棍棒で倒すことができるため、カイリューがいても臆さずに選出できるのが強すぎた。
テラスの特防上昇と優秀な耐性を生かして地面タイプ、水ウーラオス、特殊全般とブリジュラスが苦手なほとんどのポケモンを剣舞の起点にできるため、ブリジュラスにとって最高の相棒だと思う。
水だと思った相手のウーラオスが悪だった時はお面の模様の如く泣いていた。

引用元からSを1落としてABに振り分けた。

初手置き最強のカイリュー枠。
上述した通り、今期はブリジュラスのステロを阻止する方法がほぼないと思っていたので、カイリューを裏から投げるのは弱いと思っていた。
かといって物理のカイリューを初手から投げても、持久力ブリジュラスに起点にされて終わってしまう。
それらの問題点を初手置き+特殊技を持たせることで解決した。
技構成や調整等について特に僕から話せることはないが、とにかく今期もこのポケモンは最強だった。
構築単位で重いアシレーヌをエアスラ怯みで強引に突破したり、有象無象を冷凍ビームで凍らせたり、やりたい放題過ぎて使っている自分がビビっていた。

引用元

対面性能最強のブエナ枠。
今まで甘える痛み分けハバタクカミはミラーに強くないイメージを持っており、そのイメージを理由に敬遠していた。
しかし、今期は眼鏡カミや最速以外のブエナカミが増加傾向にあったのか、ミラーでも上から行動して殴り勝てることが多かった。
ウーラオス以外の物理アタッカーとの殴り合いで無類の強さがあり、特に本構築のエースである水オーガポンが苦手とする相手のパオジアンに圧倒的有利を取れる点が強すぎた。
ウーラオスの剣の舞にも言えることだが、甘えるや痛み分けが残数やダメージレースの不利を捲る性能を持っているため、対面選出でありながら数的不利が負けに直結しにくい悪ウーラオス+ハバタクカミの対面選出は非常に強力だった。
ミラー対面、先制ムーンフォースでCダウンさせた後に、相手のシャドーボールを急所に被弾して吹き飛ぶ芸人魂も持ち合わせる最強ポケモンだった。

調整意図
AS特化
不意打ちのリーチを伸ばす為に意地っ張り。

最強の襷枠だった。
技範囲と種族値の高さを生かした単純な殴り合いだけでなく、甘えるや電磁波、テラスを絡めた剣舞から不利状況を巻き返すエースにもなれる。
水オーガポンの通りが良くないブリジュラスやパオジアン入りにはエースとして積極的に選出したり、ステロ撒きがいない構築やイダイトウ入りにブエナハバタクカミと合わせて詰めの役割までこなしてくれる。
万が一ステロが撒かれても、ドレインパンチの回復で襷を発動して行動回数を増やすことができる。
不意打ち択だけはネックだったが、僕がプレイングに魂を込めることで解決していた。
ハッサム、タケルライコ、ランドロスを悪ウーラオスの剣舞→不意打ち択を完璧に制して3タテした時は叫んでしまった。

引用元

最強のチョッキ枠。
珍しいボディプレス採用だが、個人的には技スペース1つだけで比較的簡単に受けループを対処できるかなりコスパの良い技だと思ったので、もっと増えても良いのではとも思うが、カイリューというポケモンの存在が大きすぎて採用に至る人が少ないのかもしれない。
実際カイリューを始めとする飛行タイプや浮遊持ちに対して隙が大きすぎるため、それらのポケモンを見て選出するのは勇気がいる。
僕は、ランドロスとラティ兄弟を見たら絶対にガチグマは投げないと決めていた。
このポケモンは、浮いているポケモンがカイリューしかいない且つハバタクカミでカイリューにテラスを切らせることができそうな時、そもそも浮いているポケモンがいない時、カイリューより速い電気タイプがいてボルトチェンジの一貫を切らないと勝てないと判断した時、ステロが刺さらない対面選出がしたい時、受けループと当たった時等、役割対象を限定して投げるようにしていた。
最終日は、1回当たった受けループと何故か2回当たった霊獣ボルトロス入りを破壊してくれた。
元々は地面タイプがいないと相手のタケルライコやブリジュラスにやりたい放題されてしまうと思って採用したのだが、ブリジュラスやタケルライコ入りに投げることはないままシーズンが終わった。

選出

○基本選出
・カイリュー+ブリジュラス+水オーガポン

ブリジュラスを見て初手に来た地面や格闘タイプ、ハバタクカミを初手カイリューで処理した後、ブリジュラスの電磁波ステロ展開から水オーガポンが剣の舞を積んで試合を終わらせる。

○vsパオジアン、ブリジュラス、イダイトウ入り
・カイリュー+ハバタクカミ+悪ウーラオスor暁ガチグマ

カイリューで適当に撃ち合った後、2vs2最強のハバタクカミ+悪ウーラオスで詰めて逃げ切る。
初手で不利展開を背負わされた試合では、甘える痛み分けや剣の舞で捲るプレイングを心掛けていた。
イダイトウ入りには何があろうと悪ウーラオスを投げていた。

○vs受けループ
・カイリュー+暁ガチグマ+水オーガポンor悪ウーラオス
両刀のカイリューと暁ガチグマで破壊する。
グライオン入り受けループに暁ガチグマを初手に投げてグライオンと対面すると詰んでしまうので、初手は基本カイリューから。

その他柔軟に選出するが、9割以上の試合で初手はカイリューを投げていた。
選出に困ったら、とりあえず後発に悪ウーラオス+ハバタクカミを置いていた。

重いポケモン

・チオンジェン入り

宿り木を無効にしながら崩せるポケモンが1匹もいない為、カイリューのエアスラで怯ませまくるくらいしか勝ち筋がなかった。

・上手いキョジオーン使い

強すぎて勝てなかった。

・ステロ+ドラテ型のブリジュラス

カイリューがブリジュラス展開を止められず、裏のエナジーや襷を消費させられてしまうため厳しかった。

チオンジェン以外はプレイングと噛み合い次第で何とかなることもあるが、チオンジェンだけは奇跡が起こらない限り勝てない。

結果

TNリュウガ 最終1355位 最終レート1907

最後に

今期はスタートがかなり遅かった為、結果を出すよりも新解禁ポケモンへの理解を進めたりプレイングを鍛える期間にしようと考えていましたが、気付いたら結果を求めて必死にポケモンをしていたのでもう自分はそういう病気なんだと思いました。
s15では最終3桁や、その先にあるレート2000まで見据えてポケモンを頑張ります!
今月は自分史上初の、ポケモン対戦オフに参加する予定もあるので、まだまだポケモンに熱中しながら生きていこうと思います!
普段Xでお世話になっている方々、情報交換をして下さった方々、ここまで読んで下さった方々、本当にありがとうございました!
(本記事で引用させて頂いている構築記事ですが、全て無断転載ですので問題があれば削除します。)

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