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旅館へ到着~那智勝浦町~

鬼ヶ城から旅館まで間に合うのか若干ヒヤヒヤしながら走っていたが、旅館まで10分程度となった所で17:40。時間的には余裕がありそうだったので近くのガソリンスタンドで給油しそのまま宿へ向かう。国道から宿への入り口がわからず、間違えて一本先の道を左折するというちょっとしたアクシデントはあったがそこからすぐに戻り17:55宿に到着。旅館の裏に駐車場らしきところがあったので駐車。すぐにチェックインだけでもしなければと思い降りたところで旅館の方が裏口より出てきた。「単車なら屋根の下に停められるからそこに停めていい」と言ってくれ旅館横の小屋の軒下部分に案内してくれた。


青天駐車だと夜間はバイクが濡れっぱなしになるなと思っていたのと、ついでに靴や防水用に使っていた袋等、屋内に持ち込めなさそうな物で乾かしたいものはバイクに引っ掛け一晩乾かすこともできたのでこれには大分助かった。
旅館に入るとそのままチェックインの手続きを済ませた。私の部屋は2階になるそうでそこの部屋の鍵をもらい、先に夕飯が風呂かと女将さんが聞いてくれたので風呂でと即答し部屋に荷物を運ぶ。建屋自体は古いが部屋は一人部屋にしては広くゆっくり過ごせそうだった。

Wi-Fiも無料でついており回線速度も悪くない。とりあえず雨具や濡れた衣服など乾かせるものは乾かし、アクションカメラやインカムのバッテリー等充電しないといけないものは充電し色々と荷解き等やっていると部屋の電話が鳴り「お風呂準備できてるので入ってください」と女将さんから連絡があった。私は急いで浴衣に着替え風呂へと直行。女将さんが1階で待ってくれていて、風呂へ案内してくれた。脱衣所は家庭用の脱衣所みたいな雰囲気だが風呂自体まずまず広い。体を洗い、湯舟にゆっくり浸かった。私にとっては少しぬるめであったがとても気持ちよく、湯船に浸かっていると段々肌がすべすべになっていた。湯川温泉は佐賀の嬉野温泉と泉質が似ている感じ。遠く離れた地で懐かしい気分を味わえて心も体もゆっくりと休まることができて道中の旅の疲れも大分和らいだ。

風呂の後は夕食で、食事は中々の量かつ豪華であった。

刺身にサザエ・煮魚、ソバに肉に果物、ご飯も御櫃に沢山。どれも美味しそうでこれはお酒が必要だと思い女将さんにビールを一本お願いした。期待を裏切らずどれも美味しく、食後の満足感・・・半端なかった。
お酒も入りお腹も満腹、旅の疲れもあってその後部屋に入ってウトウトしながら次の行程を確認。明日は熊野三山に高野山金剛峰寺。本当は早朝に潮岬まで行きたかったが雨の予報でもありゆっくり朝起きることとして、次の日の英気を養っておこうと考えながら早めに寝た。

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