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キュウゴー感想録2


95の配信が終わりましたのでTwitter(X)にてふせったーで投稿した感想とタグで感想、考察したものを少しをこちらに移して少し手直しました。
原作比較のためにドラマの進行合わせて読み進めています。

脳直垂れ流し故に読みやすさなどと言うものは全く持ってないです。読まれる稀有な方はご注意下さい。



5話
原作読むと件のシーンはだいぶマイルドになってそうな気がする、現時点では。個人的にあの時のQの心情が書かれてて答え合わせがなんとなくできたと思っている。どこかでも書いたが翔の影がちらついてるというのは間違いでは無かった思う。とはいえ一緒にいたいと言っていた時点では断られるであろう予想とかはしていたと思う、実際セイラに「そういうこと言うんだ」と言われた後ホテル行こうで手を引かれてただ着いていくシーンになるのかと。
原作の興奮と、恐怖と、焦りと怒りというのがあの時のQの全てで涙が込み上げそうなのを情けないながらに堪えてるのが切ないと思ってしまった。ドラマはその辺りを強く演技で描写したように思う。最後セイラが抵抗諦めて力なく腕下ろすところがとてもしんどい。宝来が姉にしたことと同じことしてしまった。
シャワーも浴びずにおもむろにセイラにキスしようとしてやんわり拒否されたのことでタカが外れてしまったのか、歯止めが効かず引き返せなくなったのか。
その後もし一度Qが引いてシャワー浴びたとて一回拒否されているので、一旦引き下がってシャワー浴びてもう一回挑むのは流石にQもセイラも無理だではと別の心配をしてしまった。ムードもへったくれもない。

原作は抵抗はあれどあそこまで無理矢理感は無く、ドラマのように諦めた感じもそこまで無かった。 セイラに関してはホテルのくだりは機会的だと書かれてる為デートは初めてだがそういうことに関しては初めてでは無いんだなと。多分一緒にいたいとQに言われた際に他のそう言うことをした相手と同じかと諦めたのだと思う。 しかしQは純粋に一緒にいたかったと思っている為、この一連のお互いの気持ちがすれ違っているシーンそのものが切ない。全てが切ないし生々しくて辛い。

原作ではこの時点でチーマー狩りはなく一体いつから狩り始めのだろうか。Q金髪にしてらようなのでドラマでもしてくれたら私が歓喜していただろう。新書版のQが金髪だった答え合わせをした気分。

セイラにしてることは最低と言われても当然のことをしているの前提での話。
拒否されている上で無理やりだから最低なのは当然だがシーンとしてはとても良いと思った。中途半端な演技では絶対成り立たない為。やっていることは最低なんだけども。
とにかくラブホに入ってから全てが生々しい。
Q自身行き当たりばったりは嫌だったはずで、本人も良くないと分かっていてギリギリまで声に出してたのに結局本人に伝えらず仕舞いになってしまったのもあり胸が痛い。Qに対してどんな感情か自分が一番わからない。

屋上シーンのセイラのあの言葉で戻る場所がない、元々居場所がない=翔に否定させるのが怖い、情けないと自分のこと言うQに切なさを感じてしまったが、そのおかげで前回までの洗脳に近いものからはほんの少し離れたのかと思う。浄化作戦でも頑なに人を殴るようなことはせず、翔に言われても決して動かなかった。話が進むにつれてQの意思が少しずつ見えてくるようになってきたが、やはりセイラのこととなると翔の影がチラつくのか、3話でも翔に付き合ってるか聞いていて否定されたのにセイラにも聞いてしまうところから想像する。

最後にに持っていかれがちだが神社での階段から降りてくるおそらく1発撮りのシーンがすごく好きだった。これから起こることへの不穏を漂わせるQがセイラに気持ち伝えてる時に通る狐含めて好きだった。
その他にコミカルなアドリブであろうシーン、セリフとそれにリンクするようなシーンがあったように思う。サンマイベント、翔のヒューヒューだよ、BGMでポケベルが鳴らなくてが流れてるときにマルコのセリフの鳴らせよポケベルは上手いと思ったし好きだった。
夏のイベントの相談の際に、Qがドヨンには自分の言いたいことを比較的はっきり言えるようになったのも変化を感じている。チームの誰かと話す時とセイラと話すときで喋り方や態度が微妙に違うなと感じて凄いと思った。
牧野とセイラの関係は現時点では謎のまま。
現代パートの萌香は父が誰か知りませんと言っていたが目星をつけていてQに会いにきたのか、安田さん演じる現代秋久は何を思っての表情なのだろうか。
次回の予告は翔が襲われていてそれどころでは無いので来週も気が気ではなかった

6話
ベッドシーンのその後はドラマだと視聴者各々の解釈に委ねるところが大きいが原作ではとりあえず失敗している。Qが改めて花火やろうとセイラに対して言うシーンもドラマだと気まずい雰囲気でセイラも行けたらと含みのある言い方するが、原作だと乗り気でまだホテルの中での会話だった。先に起きていたセイラがQの寝顔見ていたりそこまでギスギスを感じない。原作のプレ花火は街中でロケット花火ぶっ放していてなかなか尖っていた。これは流石にドラマじゃ再現できないと思いつつ、みんなで楽しい花火のシーンになって良かったと思った。
原作では2学期が始まる前に現代のパートが入る。喫茶店での話が一区切りついてマルコとQが落ち合うことになる展開は予想していなかった。そして秋久の名前の由来がわかってスッキリした。翔がやられて病院からのシーンはほぼ原作通り。原作では加奈援交の時にセイラもいるけど、目を逸らすってところでやっぱり何かありそうだなと。
みんなでの花火がチームのピークな感じがして、このあとに楽しいイベントとかもう無いだろうしあとは時代と共に下っていくだけなのかと思うと悲しくなる。
チームに入ってお酒もタバコも始めたが加奈の一件でQの優しい部分は残っていると感じたし、守るためについに自ら動き出す部分は良いと思った。
しかし道場の先生はQが何の為に再入門したの絶対知らないと思う、知ってたら再入門を了承しないだろう。
病院でなぜセイラが謝ってたのか、翔と何を話したのかは視聴者は分からずじまいで、来週で分かることを祈るしかない。
健吾はチームに入りたいからQに付きまとってたと思っていたが、Q1人の喧嘩についていくあたりでQに対して尊敬してるのかと考えを改めた。
尊敬なのか憧れなのかどれもしっくりこない。他にいい言葉がある気がする。
そして結構対になってるシーン多いと思った。
翔にかかってきたポケベルとQのかけたポケベル、セイラと翔の病室シーンと道場のシーン、暴走したらとめてくれって言われたQが1人でチームを守る為に喧嘩するようになるところなど。
病院のシーンで翔とレオが一歩引いて話していたのは大人たちとの付き合いからなんとなく引き際を分かっているのかと。一般家庭のQからすると理解できないものなのかもしれない、分かってても傷つけられたら頭に血は昇るし冷静にはなれない部分。
しかしチームの赤的存在とされていて他の人が暴走を止めなきゃいけないQが暴走したら誰が止めるのか。
主役はそう言う役割だと思ってるのは翔含めチームの皆そうで、Qの元々の性格含めそしてそうならないって謎の自信があったのか。

7話
花火の準備はしつつもQは道場とケンカがルーティンになりつつある。原作だと花火は新城とQで準備していて他チームは出てこない。健吾がQのサポートする動機みたいなのがもう少しはっきり書かれてる。今の所どこで牧野と繋がったのかは分からず。
宮下公園で宝来見つけた時のQがイキイキしていてだいぶサイコな一面をみた。回し蹴りはドラマ、原作両方でされている。大黒との対面シーンは原作の方がQ瞬殺かつ走馬灯見るレベルで重症になっていた。喧嘩と道場で詰んだ経験でやっぱり少しできると勘違いし暴走気味だったのだと思う。怪我してるのドヨンではなくマルコだった。病院のシーンも結構違いQがイケてるって言うほどに母の言動が強く、姉も来てくれてた。母の言葉で翔は涙流してた。
1番違うのが病室でセイラに直球で告白して振られてる場面。大晦日一緒に花火見ようとは言えたが、主人公なのに当て馬のQが悲しい、楽しみ奪われたらもう頑張れなくなるとか言うQが切かった。それほど花火が大切なのだ。
現代のターン:新村萌香が名前も年齢も嘘だと判明、やはり翔とセイラの子供らしく、色々揉めて現在では一緒ではない。現代パートが1番違う為からドラマだとどうなるかわからない。Q.マルコ.加奈.レオ.合流。加奈のその後やQが唯一見捨てないでくれたから話がしたかったと話していた部分で思わずグッときてしまった。原作ではそんなことしてたのかと。
ドラマは回数を重ねるごとにケンカ慣れし、チーマーから薬も取り上げられるようになるくらい強くなっていて前話との対比が強く出ているシーンだと思った。
アクションシーンが良すぎる。Qの戦闘スタイルが中国拳法なのもあり綺麗だと思った。
宝来に対して火力強すぎるのは多少の私怨がある気がする。喧嘩できない系の人だって小屋の一件でわかってるだろうし、薬のやり取りだけで回し蹴りまでしている為。
Qが浄化作戦で避けてきたあれこれことごとく今回やっていて、守るためとは言え悪い方に変わってしまったのが少し悲しく感じた。
道場で組み手後の会話でQが受験と言った際にに喧嘩のシーン流れてきて喧嘩に関する予習だとするとあながち間違ってはないよなと、はっきり喧嘩目的ですとは言えるわけはないのであえてそう言ったのかと。
とりあえず暴走したQを嗜めることができるのは翔ではなくドヨンで、縁の下でチームを陰からしっかり支えてる常識人なことに感謝している。おそらくドヨンが暴走とは1番程遠い。

8話
8話冒頭のお姉ちゃんとのシーンと、Qと翔の喧嘩シーンオリジナルなのが驚きだった。良かった。
原作では既に告白してることもありセイラに対する答えが出てるから喧嘩シーンはなかったと思われる、自宅謹慎シーンもなし、ドラマではその辺りが深く掘り下げられてるように感じた。ドラマでやっと皆に打ち明けたセイラと牧野についてのシーンでラブホでのセイラの態度に答えが完全に出たことになる。
電話ボックスでのシーンもドラマのオリジナルだった。ドラマだとセイラに関してかなり掘り下げられてる気がする。
後半あたりからQの内面が成長したのかだいぶ逞しくなったと感じると同時に翔に感じてたカリスマ性的な部分は消えてきたように思う。上手く言えないが翔は力に抗ってみたり反抗してみたり、しかし実際にはどうすることもできない、結構大人びてるようで全然年相応の子供なんだと。
この辺りは原作のメケメケでのドヨンとQの会話で補足できると同時に翔がQに感じてる部分が分かると思う(p188〜190) 。ひとまず暴走したQは大黒を見つけるまで喧嘩謹慎で見つけるまでの狩りは4人でやる。と言われたのに健吾に頼んで一人で牧野に会いに行く、反省してるのかわからない男。ドラマでも1人で会いに行く。今回はあまり暴走せず慎重に見極めてはいそうだけども1人で行動するなと言われているのにこの男。
その他の違いはドラマ7話の道場での会話シーンは原作だと怪我の後。
最初のオリジナルのシーンがあったからこそ、後半姉がQの後押ししてくれた理由に繋がったのが良かった。当人はそんなつもりなかっただろうけど弟にそう言われたら心動かない訳なく、なんだかんだ怪我も心配してくれてるし優しい姉だった。
喧嘩のシーンでやっと2人が本音でぶつかり合えた、翔に向かって分かる様に話せ、向き合えよとぶつけるシーンはすごく揺さぶられた、俳優陣の本気の演技のぶつかり合い、すごく良かった。
その後の翔にタバコ渡すシーンもすごく良かった。心も身体も成長してQが一気に主人公になったように感じる。1話でQにチームに入れと誘う翔がタバコを渡すシーンを8話ではQが翔に渡すのが熱かった。
全体通して何故か涙しそうになったし涙腺が破壊されかけた。
現代シーンで、萌香が翔とセイラの話を聞かされて驚いてる裏で失敗談のことは口が裂けても言えない現代秋久が面白いかったし、やはり失敗だったとここで答え合わせになるとは思わなかった。失敗談のシーンで項垂れるQにそっと肩か背中に手を置いてるセイラがセイラだった。
セイラ怪我したQにわざわざ電話したり、日記に名前を書くほどだったのはなんやかんやQに対してはまた別の感情がありそうだと思った。日記の内容は明かされるのか。
屋上のシーンで翔に告白されたセイラに惚気かよと茶々を入れるQを見てあの頃から穏やかに話せる様になって良かったと思った。Qにとっては失恋相手だけど、それでも大切な人には変わらないのだろう。

9話
原作の牧野との対面シーンは料亭の女将さんとQとのやりとりで結構大切な話している。ドラマだと台詞は違うが家での母との会話に近い。 花火決行前、セイラに振られ翔が泣いてる場面がある、切なかった。
セイラと翔母が共犯でセイラを逃す話の後に色々話した後の結果が破局だったのが余計に辛い部分。しかし共犯のシーンは翔母の強さがここではよく出てた。セイラが欲しかったであろう言葉を的確に伝えていて格好良かった。2人の母親の覚悟を見た。当時子供の翔やQたちには納得できなくともこれが最適だったのだろう。
アクションシーンについては事前で記事を読んでいたからそれぞれの戦い方の違いなど楽しみの一つだった。実際にもっと動くところを見られるのは最終回だろうけれどこの時点で5人それぞれのスタンスが合っていて、すごく良かった。


それとは別にバイクで突撃したり縄で引き摺り回したりするシーンはスタンド無しで実際にやってたのだろうか、流石にないか。
牧野との対面シーンで渡されて断った拳銃がQが1話の冒頭で持っていたもので現在宝来が所持していることだと解釈。

10話
5人のアクション、95時代のラスト、現代のラストはドラマと原作でかなり違ったが、どちらのラストも良い、良すぎた。
5人で背中合わせで戦う時に笑っちゃうQ、輪に加われなかったあの日からの経過を感じる。みんなでいる時のQは怖いものなどなく無敵なのだろう。原作の星型の陣形の文で初期のインスタで上がってた5人が指で作った星マークを思い出した。 ドラマでも陣形撮る時みんな笑っていて無敵感を感じた。
原作の大黒とのリベンジマッチでは健吾が参戦したが大黒にピアスちぎられてて不憫だった。
宝来のシーンも翔が歩み寄って牧野から助けようとする、逃げる時も見捨てようとは絶対せず一緒に逃げようとしていてそこが泣けてしまう。その後翔が足を撃たれ、またQが暴走してしまう。口に突っ込んで撃とうとするばめんで原作のQの本気でキレてしまった時の相当サイコパス感、怒らせたらやばい人。そんなQをなんとしても止めようとするドヨンにありがとう。Q、手応えを感じて笑ってしまうことに泣く。不発だったが。そのあと祈るくらい怖くなった癖に見切り発車が怖くなる。
原作ではその後の牧野とのシーンはなく、逃げて銃を捨ててこいの流れになる。みんながQに逃げるよう送り出す中で踏ん切り付かないなかでの「Qちゃん、GO」が小説の初めの方で出てきたセリフに返ってくるのかと。(p36)
銃は捨てるのを忘れ、空き地に埋めてタイムカプセルの役割になる。この空き地で20年後の再開を約束する、その場にいなかった恵理子と加奈にもベル打つ。セイラとのポケベルのやり取りも泣いてしまう案件。このポケベルのやりとりはドラマでも出てくるツヨクイキヨウ、そしてタイトルの回収。 
95時代最後が将来のために勉強する、当時のQとが想像したカッコいい大人像だったのが、チームの終わり時代の終わりを感じた 。
現代に移り、ようやく萌香の本名が岸カンナと判明。親子喧嘩出来るくらいにはセイラ自身も元気。日記の内容も少し触れていた。
現代のみんなが無事に集まり、昔ではなく今の話で楽しく盛り上がってるのが良かった。Qと翔との会話であった昔話なんかしないでさの部分だなと思った(p280)
恵理子と加奈も自然と仲直りしていて、カンナを見て優しい目をするみんな、翔とカンナの初対面とQとセイラの20年ぶりの会話も良かった。20年経ってもセイラにた拗らせてる感が抜けないQ。ほぐれてきた会話から出た花火の感謝の言葉。
翔は大人になっても翔だった。原作では政治家になっているが、玉が残っていた銃を撃とうとしてるし、笑顔も変わらず、奇跡的に不発だった銃をみて主人公超えて神の子とQを持ち上げる上げる、今でもQが大好きだし彼の中では赤の役割なんだろう。
銃を掘り起こしまた埋め直し、次に会う約束を近いうちにする。最後に打ち上げた花火を背に警官から逃げるみんなで締める最後…とても良かった。
この最後の現代ターンはぜひ読んで違いを楽しんで欲しい。その他アクションシーン実は結構違いがあり、大黒も健吾も5割ましなほどやばい人だった。Qが大黒に銃撃ってしまってたことが1番衝撃だった。不発だったけれど。

ドラマの現代シーンでは翔の母にいい大人になったと言われ、現代の秋久にとっては最高の褒め言葉だと感じた。
最終話は入りから鳥肌もので、1話の最初の冒頭シーンと同じ構図にあえてしたのが感動ものだった。天才かと。
宝来は最初から最後まで翔とこと意識していて、Qにタコ殴りにされたり回し蹴り食らってても銃を向ける相手は翔だった。牧野との会食でも翔をやるなら自分にって言っていて翔に対する対抗心が強かった。それでも見向きにされないからこその宝来の翔に対してのセリフがよく分かるし刺さった。9話の健吾もそう言っていた。そして銃を持ったQをドヨンが大黒からQを離すところなど所々に前話を思い出させる感じも個人的には好きだった。
1人ずつ減っていくシーンはオタクの私に刺さりすぎるよくある展開すぎて嗚咽するかと思った。
ドラマの牧野との最後のシーンも良かっ最後の花火と同時に打った銃弾は槙野に当たることなく23:59の時計に当たって時計が止まる、俺だけ年越せねえじゃねえかと上手いこと言う牧野。最終的にはQたちではなく警察によって裁かれてしまった。
そしてその最後の花火をそれぞれ別の場所から見てるシーンで涙腺がおかしくなった。(原作ではこの辺りで銃を捨てるように促しQに先行けと言う頃)
Qとセイラのポケベルの2.3言のやりとりがありがとう、強く生きるなど淡々としたものだったがそれの少ないやり取りから色々な思いが伝わる。花火を見て拍手を送るセイラが鼻を啜っているような音が聞こえたので、セイラの日記の内容は迷宮入りになってしまったが花火のこともきっと書かれているだろう。

そしてドラマの恵理子がとにかくかっこよくて好きだった。加奈と花火を見れてよかった、ギャルパワー最強だと感じた。陰のMVPはみんなが戦いの最中途中でやめず花火を実行した新城と恵理子だし原作では深掘りされなかったキャラクターたちがドラマではフォーカスされていて大切な花火を打ち上げると言う役割を背負い、無事やり遂げてくれたという一連が良い。
ドラマ最後のカラオケのシーンは歌い方がQな気がしている。素人目線だが、普段海人氏が絶対しないような喉痛める系の歌い方だったように感じる。あまり歌い慣れてない歌い方。5人で歌っててハイになってるのもあると思うが声質がなんか違う気がする。
ごゆっくりの新城も良かった、言い方が優しく、その後のご機嫌の花火の音を真似するあたりで、新城にとっても大事な出来事になったことがわかる。
あの花火打ち上げてくれてありがとう。

母同士の会話も良く、Q母の親らしいことと伝えるがまた良い、そこがお金だけでは解決できない部分だと思うし、大切なことだと思った。翔母は子供のこと大切だと思っているが表立って言えないところになんだか不器用な人だなと思った。親同士の話ができる相手が初めてできたからこそ倉科がQ母の話に共感し、拍手したのかなと。

余談
直前でのインライの裏話聞いてたこともあって役者陣が教えてくれたシーン全部ここかとハマり、スッキリしつつ話の展開に心臓がギュッと掴まれ何かすごいもの見させて頂いた。地上波だけでなく映画館とかでも見たい作品だし、見れると思った。

総括
個人的に青春群像劇や社会性のある作品、アクションのある作品は好みだったので面白かった。
コンプライアンスが強い時代にかなり攻めた作品だったこともあるけれど今後このテイストを作るのは大変だと勝手に思ってしまった。
話数が進むにつれ支離滅裂で何が言いたいかわからなくなっていったがドラマと原作を同時に読みながら比較し、感想を語っていくのは楽しかった。
現代パートをあえて2人とオーナーだけにしたのは日を跨ぐことになる為95年の頃の話がメインであり、より入りやすいようにした部分なのかと思う。製作陣が何より盛り上げてくれたことも直近で作品に関する問題があったこともあり、とてもありがたかったし何より心強かった。
海人氏をQの役にとオファーしてくれた倉地Pにありがとう、中川氏を翔にしてくれてありがとう。とにかく最高の役者陣で制作してくれてありがとう。

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