ひとりごと

ふと最近おもったこと

100選、好きな曲○○選、好きなP一覧などTwitterで定期的に流行っている。
好きなP/好きな曲を共有することは、個性の共有とも言える。

僕も一回10選みたいなものをやろうとしたのだが、どうにも心苦しい。
おそらく、○○選を作るということは自分の好きに優劣をつけることと感じているんだろう。
もちろん僕にも好きな系統の曲はあるわけだし、最近はとあとあとあとあ、うるさすぎる程に呟いている。
個人的な感覚だが、好きの強さに差はあれど、僕にとって好きという感情は一つで、そこに優劣をつけることは心が苦しくなる。

僕のすきなものってなんだろう

一言でいえば、その人の持つ世界が見える曲なんだと思う。

これは幼い頃から本の虫だった影響が深くでていると思うが、僕は漫画やアニメよりも圧倒的に活字派だ。小説は活字の世界から自分の頭の中に自分の世界を作りだすことができる。
音楽、特にボーカロイドという存在は非常にそれに近いように感じる。
ボーカロイドという無機質な存在を通すことで、音楽に込められた世界はフラットに発信される。

僕たちは曲を聴くという行為で、フラットな世界を自分の世界感に落とし込む。この過程が言ってしまえば、容易にできる曲が自分は刺さるんだろうなと感じた。


ボーカロイドの面白いところは、制作側に何重にも世界があり、それを受け取る私たち聞き手にも何重もの世界があるところだと思う。
新しい曲に触れることは一種の旅をしているようで、そこが自分が思う魅力なんだろうなと感じる。
これからもいろいろな世界を見ていきたいな。おわり

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?