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ミニマムな暮らし。暮らしの「純度」を上げていく



東京から、地元熊本での田舎暮らしへのシフト、
その中でのキーワードがあって、

それが、

「低スペック萌!」

もともと、シンプルなもの、洗練されたものが好きで、
持ち物も少ない方だったけれど、

田舎に引っ越すにあたって、
さらに、生活を小さくした。

ミニマリストという言葉があるけれど、

自分が求める小さな暮らしっていうのは、
シャネルが言った、「エレガント」に近いかもしれない。

本質的で無駄がなく心地よい暮らし。


「純度」をあげていく。


引き算することで良くするのであって、
引き算することで不満が増えるのではない。


パタゴニア創始者のイヴォン・シュイナードさんの本、
『社員をサーフィンに行かせよう』にも、

「付け足すものでなく取り除くものが無くなった時にデザインは
 完成する」という言葉があった。

仕事でも私生活でもファッションにしても、
付け足すことは簡単だけれども、
取り除くのはなかなか難しい。


正確には、「取り除きながら良くしていく」のが難しい。


それを進めていくためには、
何が「心地よさ」なのかを知る必要があるし、
実は、それがよくわからない。

自分にとって、何が「心地よい」のか?
今の自分の暮らしは、
自分にとっての心地よさが形になったものなのか?

それを知る方法。

それが、「取り除く」だ。

中島みゆきさんの歌に、(なんていう曲だったけな?)
「100のうちの99まで除いたら何が残る」的な歌詞があった。(たぶん)

あ、「背広の下のロックンロール」だったけな。(めっちゃロックな歌)

取り除いてみて、残るものが大切なものだし。
取り除いてみて、不満が生まれるものや心地よさがなくなるものも大切なものだ。

時間もお金も力も気力も命も大切な人との時間も、
すべて限りあるものだから。

うちには「テレビ」がないけれど、

テレビを除いて手に入るのが、ミシン踏む時間だったりする。

でも、もし家族でいっしょにテレビを見て楽しむのであれば、
それは「めっちゃ大切な時間」だと思う。

そして、大切なことを大切にしようと思っているのに、
暮らしているとびっくりするくらいに忘れてしまう。


朝、家族の目をみて「おはよう」「行ってきます」が言えただろうか?
ごはんの時間を楽しめたか?


「ミニマムな暮らし」

限られた時間だからこそ、
同じ量しか持てないのであれば、

「大切じゃないこと」も含めてたくさん持っているよりも
「めっちゃ大切なこと」を持てるだけ持っている方が幸せ何じゃないかと思う。

それって、けっこう難しいことだから。
ちゃんと選ばなきゃいけないと思う。

これは自分への戒め。

「暮らしの純度を上げていこう」

以上!

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