🎬【関心領域】を見てきました✨

昨日、ファーストデイだったので久しぶりに映画を観に行きました。

この作品にしたきっかけは少し前、ネットを見ていると時々流れるCMでこの映画の予告を何度も見たから。

舞台はアウシュビッツ収容所の隣に住んでいる家族。

まず冒頭から。
観る前に想像していたものと全然違う。

真っ黒の背景にタイトルが出ると同時に流れてくる「音」
「音楽」ではなく「音」

この時点で既に重苦しい。
やがてその重苦しい「音」に小鳥のさえずりが混ざり、その声が大きくなったところで父と母に子供たちが穏やかな陽射しの中で、他愛もない会話をしているほのぼのとした光景が現れる。

その後ろでやはりそのシーンに似つかわない「音」がチラホラ混ざり込む。

家でのシーンでも、彼らの生活の中に当たり前のように聞こえてくる悲鳴や銃声。
しかし彼らはあまりにも無関心。

だけど、観ている側は聞こえてくる音によって壁の向こうで何が起きているのか想像してしまう。

確かに直接的な映像やグロテスクな描写は全然なかったけど、最初から最後まで不快な音が聞こえつづけているから、画面の外で起きているものを想像し続けさせられる。

そしてトドメとばかりに、終わりの方のシーン、「音」、からのエンドロール。

エンドロール中も何とも形容しがたい「音」がずっと流れ続けて最後まで重苦しかったです。

初めから「楽しい作品」ではないのはわかっていたけど、想像をはるかに超えていました。

「音」を上手く使った「いい作品」ではあったので、損したとは思ってないです。

ここまで書いておいて何ですが、あまりオススメはしません(笑)

感受性の高い人には特に。

怖いものみたさで観てみようと思ったら、観る前に心にバリアを貼ってから観てください。

結構やられちゃうので。

初の投稿がこんな重苦しい映画の感想となっちゃいましたが、次は何か明るめの内容に出来ればと思ってます。

でわでわ〜(`・ω・´)ゞ

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